原宿系ファッション専門のレンタルサービスがあったらいいなと思った話

2020年06月05日 | カルチャー

こんにちは、江崎びす子です。

6月に入り東京都の緊急事態宣言が解除され
原宿のショップも徐々に営業を再開し始めましたね。

この自粛期間中、ファッションに対する価値観が変化した人もいらっしゃるのではないでしょうか?

今後は洋服を選ぶ際に、安い服よりも、いざと言う時に高い値段で買い手のつくDCブランドの服を買おうとか

逆に今まで服に浪費していたお金を貯蓄するため今後は節約してローコストなファッションの中で好きなオシャレを楽しもうとか

人によっては様々な考えをされたかと思います。

東日本大震災後の時も今回のコロナにしても

こういった激しい経済の落ち込みがあると
ファッションのトレンドにも大きく影響してきます。

そして、ユーザーの母体数(需要)が少なく
金額もそれなりに高い原宿系ブランドは
景気が落ち込む度に更に厳しい状況に追いやられていきます。

そんな中、思いついたのが今回のタイトルである
「原宿系ファッション専門のレンタルサービスがあったらいいなと思った話」

是非前回の記事「原宿系ブランドを存続させる為のアイデアが生まれた件」と合わせてご覧いただけると幸いです。

さて、今後ますます存続が厳しく規模縮小が予想される原宿系をどう守るか

やはり必要なのは原宿系の「ユーザーを増やす事」「全体の母体数(需要)」を増やす事だと思います。

そのためにはまず、原宿系ファッションに入り込むための入り口を広げなければなりません。

1着1〜2万する。でも流行っていないし、着ていてもステータスにならない。
もし古着屋やフリマに売ろうとしても需要が無く買い手も値段もつきにくい。

そんなリスキーな原宿系のお洋服に
この景気の中、新たに手を出そうとする人はなかなか出てこないと思います。

でも、そのリスクさえ無ければ着たい
普段派手な服を着ない人や
場所をとるから服を増やしたくない人も
安く借りて着れるなら
原宿系のファッションに挑戦してみたい

そんな人はきっとたくさんいると思います。

とくにインスタグラマーなど
「いろんな服を着て写真をアップしたい」という目的の方には原宿系ファッションの専用レンタルサービスは需要があるのではないのでしょうか

日々新たな動画のネタを探しているYouTuberにも重宝されると思います。

そういった方々にレンタルしていただき
着てもらい、ネット上でそのブランドが多くの人の目に触れることで
結果的にブランドの宣伝になり原宿系ファッションを購入するユーザーの母体数を徐々に増やしていけるのではないかと思っています。

SNSのフォロワー数やYouTubeのチャンネル登録者数に応じてレンタル料の免除(3万人以上なら30%オフ、5万人以上なら最大の半額など)
といったフォロワー割をしても盛り上がりそうです。

また、今までロリータブランドのレンタルサービスは存在していましたが

この原宿系ファッション専用レンタルサービスは
ロリータはもちろん、ゴス、パンク、サイバー、フェアリー、デコラ、ゆめかわ、病みかわ系など幅広いジャンルを扱う事で
より多くの顧客を集める事ができ

それが評判を呼べば、たくさんのブランドの協力を得られるようになるため
お洋服を提供してくれるブランドも増え
「ブランドの昔廃盤になったコレクションをレンタルできる」「レンタル専用の新作を作る」など新たな企画も生まれてくると思います。

コロナウイルスによる今だとソーシャルディスタンスを保ちながらになるかもしれませんが
レンタルサービス主催で、普段原宿系のお洋服を着ない人達向けに有料ファッションウォークを企画するのも楽しそうです。

いかがでしょうか
個人的には凄く利用したいサービスなので
コロナ時代の原宿に是非このようなお洋服のレンタルサービスがあればいいなと思います。

前回の記事「原宿系ブランドを存続させる為のアイデアが生まれた件」に書いた

仮想原宿ECサイトと、この原宿系ファッション専用レンタルサービスがもし両方実現できたら
原宿の未来はかなり明るいものになりそうですよね。

もしこの記事をご覧になられた方で
追加でアイデアがある方は、ご自身の考えも添えて記事をシェアしていただけたら嬉しいです。

この記事を書いた人

"イラストレーター、漫画家、モデル 代表作「メンヘラチャン」 ""病みかわいい""カルチャーを国内外問わず発信し続けるクリエイター Twitter:@Bisuko_Ezaki @BisukoEzaki / Instagram:@bisukoezaki"

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