絶望の中から見えた、強烈な希望という光。CHERRY GIRLS PROJECT、その未来を「幻日」を通してつかみ取れ!!!!!

2021年02月02日 | インタビュー


2月9日(火)にシングル「幻日」を発売するCHERRY GIRLS PROJECT(チェリーガールズプロジェクト)。3月25日には、オルタナティブシアターを舞台に、通算5回目となるワンマン公演を行なうことも決定している。この日のライブは、バンドスタイル。参加ミュージシャンも、ハシグチカナデリヤ(G)・伊藤千明(B)・高橋まこと(ex BOØWY・Dr)、ダイナ四(Dr)と豪華なメンバーが参加。アイドルファンのみならず、ロック好きな音楽ファンたちも巻き込み、CHERRY GIRLS PROJECTは着実に支持を集めている。その魅力を、メンバーの言葉を通して感じてください。

聞いた人に元気や勇気を与えていけるのもCHERRY GIRLS PROJECTの楽曲の魅力であり、CHERRY GIRLS PROJECT自体の魅力にもなっています。


──HARAJUKU POP WEBには初登場。まずは、CHERRY GIRLS PROJECTの魅力をメンバー自身から説明をお願いします。

優希瞳 メンバー個々が持っている独特な表現力こそが、わたしはCHERRY GIRLS PROJECTの魅力だと思っています。一人一人のキャラクターが歌やパフォーマンスなどの表現にも現れているように、ライブやMVなどを通して観ていただければ、その特徴が伝わると思います。

来瞳舞夢 パフォーマンスに関しては、つねに高い完成度を心がけています。ただし、まだ完成しているわけではなく、そこはまだまだ未完成。だけど、未完成の面さえ包み隠すことなく、メンバー一人一人が気持ちの動くままに表現しているように、その粗削りな感情に観ている人たちが共感してくれることも多いです。むしろ、未完成だからこその一生懸命さを、みなさん応援してくださっています。もう一つの魅力が、メンバー一人一人が主役になれる器を持っていること。一人一人の個性が異なるからこそ、観る人によって共感を覚える人が異なるところも、今のCHERRY GIRLS PROJECTの魅力になっているなとわたしは感じています。

真志取みらい わたし、CHERRY GIRLS PROJECTの持つ楽曲のレベルの高さが、メンバーながらに「すごいな」と何時も思っています。アイドルの楽曲制作の面で、ここまでこだわりを持って作っているところはないくらい、1曲1曲、音の質へのこだわりは本当にすごいです。ファンの方にもよく言われるのが「世界観がすごい」ということ。1曲ごとに持っている世界観が違うように、これからもいろんな世界観を見せていきたいなと思っています。

真汐里緒 確かに、曲ごとに持つ世界観は幅広いよね。しかも、どの曲もメッセージ性が強ければ、その曲の魅力をしっかり引き出せているのも、メンバー一人一人の個性があるからこそ。わたし自身が、そう。CHERRY GIRLS PROJECTの曲を聞くことで、凹んでた気持ちが消え、頑張ろうと思えてゆく。聞いた人に元気や勇気を与えていけるのもCHERRY GIRLS PROJECTの楽曲の魅力であり、CHERRY GIRLS PROJECT自体の魅力にもなっているんだとわたしは思っています。

九瀬いむ 一人一人の個性が際立っているのはライブ活動のときだけではなく、各メンバーのSNSやYouTubeにアップしている動画を見てもらえたら、より伝わると思います。楽曲の方向性も多彩だから、ぜひYouTubeチャンネルも見てください。曲ごとに、いろんなCHERRY GIRLS PROJECTの魅力を味わえるはずです。

 

ネガティブな気持ちを理解したうえでポジティブになろうとしていく歌が多いように、そこも共感して歌えているところ。

──CHERRY GIRLS PROJECTの魅力として欠かせないのが、心の内側に隠しておきたい弱さや痛みなどネガティブな感情へ寄り添ってくれる歌が多いこと。それは、メンバー自身が心に闇を抱えている人たちだから?

九瀬いむ メンバーみんな病んでいるわけではないです。でも,CHERRY GIRLS PROJECTが歌っているような感情って、誰もが一度は経験するようなこと。誰もが心に抱えながらも外に出すことの出来ない気持ちでもあると私たちは思っています。人によっては、その吐き出し口を裏アカに変えて言葉にしていくこともあるじゃないですか。そういう感情を、私たちが代わりに歌に乗せてぶつけています。だから、CHERRY GIRLS PROJECTの歌に共感してくれる人たちが多いのかなともわたしは思っています。

来瞳舞夢 メンバーそれぞれ意識や考え方、性格も異なるように、CHERRY GIRLS PROJECTの楽曲全部にメンバー全員の気持ちが当てはまるわけではないです。でも、わたしもそうだし、他のメンバーも、そう。CHERRY GIRLS PROJECTの曲にどれかに共感しているのも、事実です。わたしで言うなら怒りの感情が強いから、「アンチエーター」という曲にすごく共感を覚えています。悲しみの感情が強いメンバーだったら、「ナキタイナ」に共感。メンバーそれぞれが自分の気持ちにしっくりくる歌があれば、それは、聞いてくれる人たちも同じ。だから、CHERRY GIRLS PROJECTの歌に共感してファンになってくれる人たちが多いのかなとも私たちは思っています。

真汐里緒 ほんと、2人の言葉通りだと思う。気持ちが深く入り込む曲もあれば、歌詞の意味を噛み砕きながら、その気持ちを自分なりに受け止めてゆく場合もあるように、いろんな受け止め方をしていけるのも魅力だとわたしも受け止めています。「MISS YOU」のようなドロドロの恋愛曲とか経験したことがないからわからないように、そこは想像を巡らせながら歌っていますけど…。

真志取みらい わたし、「MISS YOU」が一番好きです。あっ、けっしてそういう経験があるからじゃないです(笑)。わたし、共感性が強いというのかな、同じ経験がなくても、その歌詞に書かれた気持ちや、その登場人物自身になりきってしまうから、歌詞にはいつも気持ちが引き込まれてしまいます。

真汐里緒 みらいちゃんは、憑依型だからね。

真志取みらい そう、憑依型なんです。だから「MISS YOU」を歌ったあとに明るい曲が来ると、「MISS YOU」のときの気持ちや表情を引きずったまま歌ってしまい、必死に気持ちを切り換えてゆくことも、じつはけっこうあります。でも、それくらいCHERRY GIRLS PROJECTの曲は感情移入しやすい歌ばかりです。

優希瞳 わたしも明るい曲よりは、「アンチエーター」や「モンスター」のような負の感情を背負うというのかな、気持ちがウッとなる曲のほうが共感性は高いです。でも、「神様お願い」や、「僕たちの為に、あの鐘は鳴る」のような、曲調は明るいけど、歌詞を噛み砕くほど自分の気持ちに当てはまる深い歌も好きです。CHERRY GIRLS PROJECTの場合、ネガティブな気持ちを理解したうえでポジティブになろうとしてゆく歌が多いように、そこも共感して歌えているところだなとわたしは受け止めています。

来瞳舞夢 お客さんたちからも、「ここの歌詞が良かった」と感想の声をもらうことが多いように、きっとCHERRY GIRLS PROJECTのいろんな曲を聞いていただければ、何かしらその人に当てはまる歌があると思うから、ぜひいろいろ聞いてください。

 

その気持ちと戦ってゆく姿を見せることが、結果的に、観ている人たちにも勇気を与えていけると信じて歌っています。

──触れた人の心に元気や勇気を注ぎ込む歌の多いCHERRY GIRLS PROJECTですが、昨年は「君に花束を」のようなコロナ禍だからこそ生まれた曲を歌えば、最新シングルとして発売する「幻日」も、コロナに関連した歌。そうやって時代を反映した歌を届けてゆく面もCHERRY GIRLS PROJECTの魅力になっていません?

来瞳舞夢 そこは大きいと思います。「君に花束を」は、昨年の自粛期間中にシングル配信したように「コロナの時期だけど頑張ろう」という応援ソングとして作りました。最新シングルの「幻日」は、作詞をした方が実際にコロナに罹ってしまい、生死を彷徨ったうえで何とか生還したように、そのときに感じた「叶えたかった夢が、志半ばにして打ち砕かれそうになった…幻になってしまう」という経験から生まれた歌です。ただ、その事実をリアルに書いたわけではなく、「不安の中でも頑張ろう」と希望を与えてゆく内容のように、こちらも、今の時代の中で心疲れている人たちの気持ちを励ます歌として響けば、共感してくれる人たちも多いと私たちは思いながら歌っています。

──CHERRY GIRLS PROJECTにはつらい気持ちや苦しい心に寄り添ってくれる歌が多いのも、聞いてて嬉しいことなんです。

来瞳舞夢 歌っている私たち自身も、同じ気持ちを感じています。楽曲によっては、歌いながら感情移入しすぎるあまりにつらくなることもありますけど。私たち自身が、その気持ちと戦ってゆく姿を見せることが、結果的に、観ている人たちにも勇気を与えていけると信じて歌っています。

 

本当に心が苦しいときに「頑張ろうよ」「大丈夫だよ」と他の人から言われても、本人はすでに頑張っているんだから、なかなか素直には受け入れられないなと思います。


──最新シングル「幻日」の歌詞は、聞く人によっていろんな受け止め方をしていける内容だと思います。それぞれどんな風に「幻日」の歌詞を受け止めたのかを教えてください。

九瀬いむ わたし、「幻日」を歌うたびに気持ちがめちゃくちゃ苦しくなります。でも、頑張ろうという気持ちにもなれます。ライブで歌うたびに、歌詞への思い入れが強くなるせいか、いろんな感情が生まれてきてしまいます(ここで涙ぐむ)……。

真汐里緒 最初に「幻日」の歌詞を読んだときに「メガティブな要素の強い歌詞?」と思ったんですけど。けっして暗い歌ではなく、その中へ「強い光」が書かれているように、しっかり前を向いている楽曲だなと思えましたし、歌うたびに身が引き締まります。個人的なもう一つの感想が、新メンバーとして加入して最初のシングル盤になることの嬉しさはもちろん、初めて歌割りをいただけたことから、間違いなく思い入れの強い楽曲になっていくなという気持ちです。

真志取みらい 「幻日」はバンドサウンドを生かした…ではなく、まさにバンドの音だからの迫力を味わえる楽曲のように、普通のアイドルソングとは音質や音圧のレベルがぜんぜん違います。そこへ、最初に驚かされました。歌詞には、弱っている気持ちを書いているんですけど。でも、その状況の中でさえも図太い生命力を持った想いを感じると言いますか…。わたし、気持ちが弱っているときに「幻日」を聞くたび、「君にもやりたい夢や目標、こだわりがあるんでしょ。それをやり遂げるための力強さがあるでしょ」と励まされます。

優希瞳 「幻日」に記された言葉一つ一つが深いと言いますか、普段はあまり耳や目にしない言葉が多く書かれています。 確かに、歌詞には暗い感情も記されていますけど。その中に強い生命力をわたしも感じました。だからこそ、わたしの心にもズドーンと深く刺さったと言いますか…。絶望の淵の中、少しでも灯っている明かりにすがりつきたい。その光をつかみたい。そういうあきらめたくない強い気持ちが、歌詞や曲調に表れているのが「幻日」なんだとわたしは受け止めています。振り付けも、下を向いている姿も多ければ、心の苦しさをパフォーマンスにも映し出しています。「幻日」に込めた想いを私たちはライブパフォーマンスを通しても伝えているように、「幻日」のライブに触れていただけた方には、そこからも想いは伝わっていくんじゃないかと思います。

来瞳舞夢 ずっと夢を追い続けてきた中、突然、コロナという未知なる恐怖に命を奪われそうになった方が、この歌詞を書いています。その方の想いを私たちも知っているからこそ、わたしは「幻日」を歌うたびに「ここであきらめちゃいけない」「ここで負けちゃ駄目なんだ」という気持ちになります。確かにネガティブな表現もいろいろありますけど、わたしもこの曲をポジティブに捉えていれば、「どんな状況下でも抗うことは大事なんだ」と、この歌詞を歌うたびそういう気持ちになれる自分がいます。今日も身につけている紫の服が「幻日」用の衣装になるんですけど。この曲を歌い躍るたびに紫のスカートの裾がフワーッと広がれば、それがとても幻想的なんですね。その様は、「幻日」のイメージにもすごく合ってるから、その姿も見てもらいたいです。

──みなさん、「幻日」を絶望や逆境の中からでも這い上がるポジティブな想いとして捉えているんですね。

来瞳舞夢 その気持ちが大事だと私たちは思っています。これは、よくメンバーとも話すことですけど。本当に心がつらい人に「頑張ろう」というのは違うなと思います。わたしもそうですけど、本当に心が苦しいときに「頑張ろうよ」「大丈夫だよ」と他の人から言われても、本人はすでに頑張っているんだから、なかなか素直には受け入れられないなと思うんです。そんなときに、「今は本当につらい時期だよね。でも、あなたは頑張っているよね」と「幻日」は寄り添ってくれます。そうやって側にいてくれる歌でもあるなと、わたしたちは受け止めています。

 

ファン層が幅広いのも、世代や年代を越え共感してもらえる内容の歌ばかりだから。

──今、CHERRY GIRLS PROJECTはアルバムも制作しているそうですね。

来瞳舞夢 新曲はもちろん、過去の楽曲もリメイクするなど、これまでのCHERRY GIRLS PROJECTの歩みというか、歴史を感じていただける作品になりそうです。

──HARAJUKU POP WEBの読者は、10-20代の女性が中心。上は30-50代と幅広い女性層からの支持を得ています。CHERRY GIRLS PROJECTの楽曲は、幅広い女性層からの共感も得やすい楽曲が多いですよね。

来瞳舞夢 私たち自身がいろんな歌に共感しているのはもちろん、感受性豊かな人ほど支持していただけるなとも感じています。CHERRY GIRLS PROJECTの場合は男性ファンが中心ですが、そのファン層も10代から50代までと幅広いのも、世代や年代を越え共感してもらえる内容の歌が多いからだと思います。

──3月25日には、オルタナティブシアターでのワンマン公演が決定しています。

真汐里緒 昨年、CHERRY GIRLS PROJECTは新宿BLAZEでワンマン公演を成功させました。そのとき、ライブの後半を初のバンド演奏を背景に行ないました。メンバーも、ハシグチカナデリヤ(G)さん、伊藤千明(B)さん、元BOØWYのドラマー高橋まこと(ex BOØWY・Dr)さんという豪華な面々でした。今回も同じ方々が参加してくだされば、さらにYouTubeなどでも話題のドラマーのダイナ四(Dr)さんも参加してくださることが決まりました。しかも今回は、全編がバンド演奏になります。

来瞳舞夢 バンド演奏だと、グルーヴ感がぜんぜん違うといいますか、その場でしか感じれないオーラがすごくあるから、私たち自身が演奏してくださるメンバーの方々のオーラに呑み込まれることなく。それどころか、私たち自身もバンドの演奏を魅力に、何時ものライブとは異なるCHERRY GIRLS PROJECTの色を発揮していけるように頑張ります。

真志取みらい しかも今回のライブでは、ダブルドラムによる演奏も登場します。それって、ロックバンドさんのライブの中でも観たことのないスタイルなのに、それをアイドルである私たちがやるように、それがどんな風にライブに映えていくのかも楽しみたいです。

「絶対に友達には見えない5人が、なんで一緒にいるの?」と見られてしまうような5人のファッション。

──ここからは、みなさんのファッション面でのこだわりについて聴かせてください。


優希瞳 わたしはまだ大学生ですけど。けっこう「王道だね」と言われることが多いように、落ち着いたトーンの服を着ることが多いです。わたし、アイドル活動自体は1年半ほど経験しています。それ以前は、それこそ小さい頃はボーイッシュな格好が多かったんですけど。アイドル活動をするようになってからはスカートも好むようになれば、ワンピース姿も多くなりましたし、洋服やメイクにも気を使うようになりました。それでも、全体的には落ち着いた綺麗めの服が多いなと思います。


来瞳舞夢 もう無くなってしまったんですけど、原宿にあったDrug Honeyの洋服が大好きで、よく身につけていました。CHERRY GIRLS PROJECTはロック系の曲もあるように、わたしもロック寄りの服が好きというか、全身黒系のロック/パンク寄りの格好いい服が好きで着ています。最近では抑えていますけど、以前はアクセサリーもジャラジャラといっぱい付ければ、メイクも濃いめでと過激な感じが好みでした。そこは少しずつ落ち着いてきたなと自分でも感じていますけど。でも、やっぱし黒を中心とした服装が好きだから、そういう服が多いです。

真志取みらい わたしはガーリーな服か好きで、よくF i.n.tの服などを着ています。ただ、CHERRY GIRLS PROJECTの衣装がとても派手じゃないですか。アイドル活動で派手なファッションを身につけるようになってからは、プライベートな格好はどんどんシンプルになり出しています。でも同時に、CHERRY GIRLS PROJECTがロック系アイドルとして活動をしていることから、ロックな格好にも興味を持ち出しました。その影響もあるのか、よくヴィジュアル系バンドの方のMVを見ながら衣装姿をチェックしていたら、そういう姿も真似したいなと思うようにもなりだしたように、もしかしたらこれからは格好いい服を身につけていくかも知れません(笑)。

 

真汐里緒 わたしも、基本的に黒が多いです。しかも、どこかしら肌を露出しています。真冬でもミニスカートやショートパンツ姿で過ごすことも多いように、よく「寒そうな格好をしてるよね」と言われますけど、着たい服装で過ごすことが一番いいじゃないですか。最近はCECIL McBEEの服のような、大人っぽいけどかっちりしすぎてないような服も好んで着るようにもなりました。


九瀬いむ わたしは、今のうちにいろんなタイプの服を着たいなと思っています。女性の場合、その年齢に合わせた服装ってあるように、年齢を重ねるほど落ち着いた服装になっていくと思うんですね。わたし、今しか出来ないからこそギャルのような格好をしたいんです。実際に今はミニスカート姿やいかついアクセサリーなどもいろいろ身につけています。ただ、同年代の子たちは次第に落ち着き出しているんですけど…わたしはまだ落ち着けないから(笑)、いけるところまで、いろんな服装に挑戦し続けたいなと思っています。

──アイドル活動を始めたことで、見せる意識にも変化は現れだしました?

来瞳舞夢 以前と比べたら、気を使うようにはなりました。でも、私たちはライブハウスを舞台に活動をすることが多いように、「ライブハウスに行ってからメイクや着替えをすればいいや」という気持ちもあります。それは、あくまでも着替えやすさなどの機能性を重視してのことなんですけど…。

──機能性ですか…。

来瞳舞夢 はい。以前は、ライブハウスへ行くにも、ファンの人たちと箱の前で出会うことあるから、ファッションにも気合を入れてたんですけど。その日のファッションに合わせたメイクをして出かけると、それが衣装に合ってればいいけど。ライブ用のメイクになると、また最初からメイクやヘアスタイルを変えなきゃいけないし、着飾リすぎても楽屋の環境を考えたら、あまり場所を取らないシンプルなほうが良いんですね。それに気付いてからは、相応の格好さえしていれば、それでOKという気持ちにもなりました。

──じゃあ、渋谷や新宿の街中をジャージ姿で歩くことも??

来瞳舞夢 スポーティで綺麗なジャージ姿で歩いてます(笑)。そこが、ポイントです。

真汐里緒 ちゃんと着替えるんだよね。

来瞳舞夢 そう。家でのスウェット姿から、綺麗なジャージ姿になって出かけています(笑)。

真汐里緒 わたしも、その気持ちわかる。わたし、以前は千葉ロッテマリーンズのチアダンサーとして活動をしていたことから、行動範囲はほぼ千葉県内でした。球団側からは「普段から服装は小綺麗に」と言われてましたし、その意識は持っていましたけど。でも、アイドル活動を始めて、隅田川を超えて東京へ行くようになってからは、「東京に行くんだから小綺麗にしなきゃ」という意識になれば、以前よりも服装に気をつけるようになりました。

じつはこのグループの面白さが、5人とも私服が共通してないどころかバラバラだから、傍目からみたら「絶対に友達には見えない5人が、なんで一緒にいるの?」と見られてしまうところなんです。

来瞳舞夢 そうだね。普通に考えたら「絶対に仲良くならない人たちの集まり」みたいに、みんなバラバラ過ぎる格好だからね。

コロナという心が苦しさを覚える時代がまだまだ続いています。そういうときにこそ、娯楽はとても大切な要素になっていくと私たちは思っています。

──最後に、これからのCHERRY GIRLS PROJECT。または、この記事を目にしている人たちに向けてひと言お願いします。

九瀬いむ  初めて触れるグループの場合、いきなり「ライブに行こう」という気持ちになるのが難しいのはわたしもわかります。そういう人たちは、先に個々のSNSやCHERRY GIRLS PROJECTのYouTube映像を見てください。MVは、いろんなタイプの映像が上がっているから、興味の幅が広がると思います。とくに「幻日」のMVは、なぜあの格好で山奥で撮影しているのかなど、いろいろ想像が巡っていく内容になっています。わたし、ゴツゴツのネイルを付けた爪で樹木や壁を引っかいているんですけど。自分で見ていても不思議な感覚になります(笑)。

真汐里緒 3月25日にオルタナティブシアターで行なうワンマン公演に、私たちは「UP GRADE」と名付けました。その名の通り、ここからCHERRY GIRLS PROJECTはさらにアップグレードしていきます。その日は、私たちが次のステップへ進むための姿を伝える場。その新たな一歩を、ぜひ見てもらえたら嬉しいです。

真志取みらい 初めてCHERRY GIRLS PROJECTのことを知る方にとっては、やっぱりSNSからのほうが馴染みやすいかなとわたしも思います。とくにMVは、どの作品もいろんな深い想いを込めていれば、リリック映像になっていることも多いように、一度いろんなMVを見ながら、それぞれの歌の考察をしながら楽しんでください。

優希瞳 前回の新宿BLAZEワンマン公演からアップグレードした姿を、3月25日のオルタナティブシアターでのワンマン公演で示せるようにと、私たちは日々の活動の中でもアップグレードし続けています。一度CHERRY GIRLS PROJECTの音楽やライブに触れてください。見てくれた人たちを、「アップグレードした姿を観に行きたい」と思わせますから。とくに同性の方は、一度、CHERRY GIRLS PROJECTの楽曲に触れてみてください。私たちもそうだし、誰もがそうだと思いますけど。生きてく中で感じる苦しいことや理不尽な経験。それって日々の生活の中にもたくさんあります。そういうときの気持ちに寄り添ってくれる歌がCHERRY GIRLS PROJECTにはたくさんあります。CHERRY GIRLS PROJECTの歌が、そういう人たちの気持ちに寄り添える内容であって欲しいし、CHERRY GIRLS PROJECT自体がその人にとって「ちょっと頑張ってみようかな」と思える存在であってもらいたいなと、私たちは思っています。

来瞳舞夢 3月25日にワンマン公演を行なうオルタナティブシアターは、ライブハウスではなく、有楽町のビルにありとても広くて綺麗な空間。初めてライブに足を運ぶ人でも来やすい環境なので、初見の人でも気軽に来てください。もちろん、今の時流に合わせ感染対策も万全にしながらお待ちしています。何よりCHERRY GIRLS PROJECTは、声を上げなくても楽しめる曲がいっぱいあるから、初めての方でもすぐにライブの輪に入っていけるはずです。

コロナという心が苦しさを覚える時代がまだまだ続いています。そういうときにこそ、娯楽はとても大切な要素になっていくと私たちは思っています。その楽しさを私たちはしっかり伝えていけるようにこれからも頑張り続けます。

PHOTO:KURO
TEXT:長澤智典

6thシングル「幻日」

「幻日」
2021年2月9日発売
レーベル:GAEA-Records
価格:各タイプ 1,000円(税込)

「幻日」
作詞 籠尾訓一/作曲 さいとう涼
Producer 籠尾訓一/岡野ハジメ
Drums.高橋まこと/Guitar.ハシグチカナデリヤ/Bass.伊藤千明
Trackmaker さいとう涼/Co-Trackmaker LL77
RecordingEngineer トシ ミネサキ/田本雅浩
RecordingStudio INFANTRON studio
MixingEngineer  比留間 整
MasteringEngineer  篠宮正義
Photograph 寺師 義和

「君へ花束を」(C/W)
作詞 籠尾訓一/作曲 さいとう涼
Producer 籠尾訓一/岡野ハジメ
Trackmaker さいとう涼/Co-Trackmaker LL77
RecordingEngineer  篠宮正義
RecordingStudio    INFANTRON studio
Mix&MasteringEngineer 篠宮正義
Photograph 寺師 義和


幻日Atype 品番:GAE-0001
<収録曲>
1.幻日
2.君に花束を -maimu,ver-


幻日Btype 品番:GAE-0002
<収録曲>
1.幻日
2.君に花束を -imu,ver-


幻日Ctype 品番:GAE-0003
<収録曲>
1.幻日
2.君に花束を -hitomi,mirai,rio,ver-

“幻日”リリースイベント

CHERRY GIRLS PROJECT 6th シングル
“幻日”リリースイベント!

2月4日(木)ガルパン!「幻日」特別番組リリースイベント
2月8日(月)エンタバアキバ
2月9日(火)秋葉原ZEST(定期公演)配信販売あり
2月12日(金)タワーレコード川崎店
2月14日(日)タワーレコード渋谷店 9F イベントスペース

5thワンマンライブ”UP GRADE”


2021.3.25 CHERRY GIRLS PROJECT 5thワンマンライブ
 ”UP GRADE” オルタナティブシアター開催決定!

CGP
来瞳舞夢、九瀬いむ、優希瞳、真志取みらい、真汐里緒

BAND
G.ハシグチカナデリヤ
B.伊藤千明
D.高橋まこと(ex BOØWY)、ダイナ四

イープラスにてチケット一般発売中!
https://eplus.jp/sf/detail/3359240001

CHERRY GIRLS PROJECT


ナンデモアリが出来るほど、才能と度胸に恵まれたわけでは無い。
ナンデモ出来ない普通の女の子たちが、苦悩と葛藤を繰り返しながら己の限界に挑戦し、己の限界を少しづつ、少しづつ、しかし確実にその限界点を塗り替えていく。
メインストリートでは無い故の、苦悩と葛藤の連続。
彼女たちの闘いの瞬間と渇望。つき動かせない壁と世間の不条理。
命を燃やすような、その刹那の生き様をコレシカデキナイ歌とダンスで表現する
エモパンク&ロックで”チェリー”なガールズユニット。

Official Site:https://www.cgp.tokyo/
Twitter:@cgp_db
Instagram:@cherrygirlsproject
YouTube:チェリーガールズプロジェクトCHERRY GIRLS PROJECT

来瞳舞夢 Twitter:@maimu_db
九瀬いむ Twitter:@iMu_cgp
優希瞳 Twitter:@hitomi_cgp
真志取みらい Twitter:@mirai_cgp
真汐里緒 Twitter:@mrio_cgp

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期限:2月7日(日)23:59

この記事を書いた人

"音楽を中心に執筆中のライター。「あなたのため」に頑張ります。 twitter @nagasawatomonor Web http://vues.jp/"

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