日常が旅に変わる中国ロリータ「物語者」四季の暮らしで着やすいカッコ良さと可愛さに注目

2021年04月18日 | インタビュー
乃木章
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中国では日本初のロリータが大流行中。日本以上にブランド数が多く、自由度の高いデザインとリーズナブルな価格が人気を集めています。近年は日本ブランドが中国に進出するだけでなく、逆輸入の形で日本にも中国ロリータのセレクトショップが増加しています。華ロリや軍服などのカッコいい系の中国ロリータ服がTwitterでバズることも増えました。

今回紹介する中国ロリータブランド「物語者」は、黒騎士やスチームパンクなど、かっこいいデザインが多く、近年は四季に合わせた「旅人日記」シリーズに力を入れています。新作「旅人日记·𝐒𝐏」はスチームパンク×セーラー服の要素で構成され、刺繍も加えたことでスチームパンクでありながら可愛さが増しました。

デザインとしての魅力を大切にしながら、同時に動きやすさも配慮した「旅人日記」は、まさに旅行時におすすめのロリータ。各季節の服が通年で定期製造されているのも特徴です。実際、冬を除けば、春、夏、秋の「旅人日記」はロケーション次第で季節を選びません。


そこでこの春、「旅人日記」夏・秋の2着を撮影してきました。モデルを務めてくれたのは注目度が高まっている新進気鋭のゆるめちゃんです。

※撮影直前まではマスクを着用し、撮影時のみマスクを外しております。

透明感満載!新進気鋭モデルのゆるめちゃん

プロフィール

高校生の時からコスプレイヤーやポートレートモデルとして活動。持ち前の透明感と独自の様式美が支持を集める。最近は、ブランドの新作モデルを務めることも。この春から大学生になったばかりで、今後の活躍が期待される。

Twitter(ポートレート): @1004yrm_
Twitter(コスプレ): @yuru723_
Instagram(ポートレート): yy0904._
Instagram(コスプレ): __yuru723

着用ブランド「物語者」

2019年設立。ロリータ文化愛好家であった店主(代表取締役)が、自分が思い描くロリータ服をデザインしたいという思いから生まれました。立ち上げ時はスタッフ含めてわずか3人だけでしたが、現在は15人にまで増えています。

設立からあまり期間が経っていませんが、設計面でも製造面でも急成長しており、インターネットショップでは固定客も多く獲得できていることから、2021年から2022年にかけて実店舗もオープンする計画を立てているそうです。

新作は年間4〜5着ほど。一つのシリーズを長く展開することを好んでいます。日常で着やすいロリータ服であることにこだわっています。店主はもともとゲームのイラストレーターで、机に向かっての作業時間が長いこともあり、日常の生活の中で着やすいロリータ服を好むようになりました。その思いがブランドとしての理念となり、購入してくれた人たちが日常生活の様々なシーンで多く着る機会を獲得できるようなデザインを目指しています。
「旅人日記」夏と秋はシリーズの中でも人気が高く、6月に3度目の再販を予定。

Weibo:物語者


服名:「旅人日記」夏
黒のセーラー服に、スチームパンク色を感じさせる袴とショルダーベルトを合わせたシンプルさ。そのシンプルさの中に胸元と頭のリボンが可愛らしく彩っています。


服名:「旅人日記」秋
どことなく大正浪漫を感じさせる袴姿は和風ロリータのよう。胸元のリボンについたゼンマイのアクセサリーがスチームパンクっぽさを演出して良いアクセントに。

※物語者のお洋服は、日本でもインターネットセレクトショップ「Epetice」で購入することができます。

ゆるめちゃんにコーデポイントを聞いたよ

──これまでロリータ服を着たことはありましたか?

ゆるめ:ロリータ服は今まで着たこともなく、着てみようと思ったこともあまりなかったのですが、中国系のロリータ服は本当に可愛くて個人的に挑戦しやすい可愛さでした!

──今回の2着のそれぞれのコーデポイントをを教えてください。

ゆるめ:1着目「旅人日記」夏は、少し現代感もあって可愛らしさが強い気がしたので髪型をハーフツインにしてみました。

2着目「旅人日記」秋は袴っぽい感じが本当に可愛くて、昔の学生みたいな雰囲気をイメージしました。

──旅がテーマのお洋服なわけですが、この2着を着て出かけてみたい所はありますか?

ゆるめ:どこかの大きくて綺麗な街を沢山歩いてみたいです。


──今回の撮影で、ゆるめちゃんの美意識の高さや撮影スタイルへのこだわりを感じることができました。撮影で大切にしていることがあれば教えてください。

ゆるめ:肌荒れは極力しないようにケアしています。
メイクもコンセプトに合わせて、先にしてみたいメイクを探して取り入れるようにしてます。
ポージングもちょっと恥ずかしいんですけど、鏡の前で練習することもたまにあります!(笑)




※今回は「麗Yer’s」が主催する撮影イベントに参加し、時代劇のロケ地で有名な「ワープステーション江戸」で撮影しました。「麗Yer’s」では、日本各地にある通常は撮影申請が難しい貴重な場所での撮影イベントを定期開催しています。

ロケーション:麗Yer’s
撮影:乃木章 @Osefly

この記事を書いた人

乃木章
「原宿POP」のライター・カメラマン。中国語が得意。2019年に中国ロリータ服に出会い、その多様性と華やかさに惹かれる。市場の成長が著しい中国ロリータブランドやモデルがカンフル剤となり、日本でもロリータファンが増えればと、中国ロリータの取材に中力している。Twitter:@Osefly

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