初めてのロリータさんにお勧めしたい中国ブランド「CEL」♪日本でも身近なデザインとリーズナブルな価格に注目

2021年05月24日 | アパレル

日本独自のファッションであるロリータ服は中・近世ヨーロッパの貴族のお姫様スタイルに、お人形さんのような少女らしいテイストを加えたもの。一般的には、レースとフリルがたっぷりの「かわいい」イメージがありますが、甘ロリやゴスロリ、クラシカル、華ロリ、和ロリ、ミリタリー、スチームパンク…とジャンルが幅広くあります。

ロリータさんでなくても憧れる人が多い一方で、フルセットとなると5万〜10万円と価格が高いのがネック。そこで、お勧めしたいのが中国ロリータです。

中国ではロリータ服が大流行しており、日本以上にブランド数が多く、デザインも豊富で、フルセットでも平均1〜3万円というリーズナブルな価格が人気を集めています。近年は逆輸入の形で日本にも中国ロリータのセレクトショップが増加して、お求めやすくなりました。

今回紹介するのは、日本人好みのデザインの衣装が多い中国ロリータブランド「CEL」。ロリータセレクトショップ「Epetice」の協力の下、人気コスプレイヤーでロリータさんでもあるKAPIちゃんに和風、洋風、アイドル系の新作3着をお召し頂きました。どれも普段使いしやすいデザインなので、初めてのロリータさんにもおすすめです。

ブランド:CEL
取扱店:Epetice

※撮影直前まではマスクを着用し、撮影時のみマスクを外しております。

演武「シラット」金メダリストの女子高生コスプレイヤー・KAPIちゃん


※「麗Yer’s」主催のイベントに参加。時代劇のロケ地で有名な「ワープステーション江戸」で、特別な許可を得て撮影しました。

プロフィール

日本とインドネシアのハーフである高校2年生のKAPIちゃんの強みは、幼い頃から学んできたインドネシア伝統演武「シラット」。 “シラットJr.世界大会”「PENCAK SILAT PAKUBUMI」演武部門において、2017年・2018年金メダリストの実力者です。舞踊と格闘技どちらの側面も持ち、流派も数百ある「シラット」で鍛えた身体能力を生かしたポージングは必見。SNSでは中国ロリータの作品写真も多く投稿しています。

Twitter:@KAPI_827MP
Instagram:kapi_cos
Booth:kapi827mp

和風ロリータ「千羽鶴」

「CEL」の看板でもある和風×ロリータは和柄が見所。今シリーズは鶴のテキスタイルが細部まで美しいです。白と黒の陰陽をモチーフにしたデザインで、左右で印象がガラリと変わります。



ブラック、レッド、ネイビーの3カラーがあり、羽織もロング丈とショート丈、アクセサリーもボンネット、カチューシャ、リボン、巾着、ブローチと組み合わせの自由度が高いです。それこそ着物代わりにしやすく、スカートだからこそ着物と比べて動きやすいのもポイントです。
今回は、2020年発表の和風ロリータ「神々の祝盃」着物ブラウスを合わせました。




「千羽鶴」ジャンパースカート(タイプ1)ブラック 税込16.780円
「千羽鶴」羽織り(ロング) 税込10980円
「千羽鶴」アクセサリー(カチューシャ・ブラック) 税込4,580円
「神々の祝盃」着物ブラウス(ロング袖)キナリ 税込8.800円

現在は予約受注終了しておりますが、発売後に再び取り扱う可能性が高いので要チェック。同じ和風ロリータで浮世絵風の和柄が可愛い「神々の祝盃」は即納で入手できます(2021年5月24日時点)。

※「麗Yer’s」主催のイベントに参加。時代劇のロケ地で有名な「ワープステーション江戸」で、特別な許可を得て撮影しました。

クラシカルロリータ 「五線譜のアリス」

和風ロリータの印象が強い同ブランドが送り出すクラシカルな雰囲気がとても素敵なシリーズ♡音符の絵型が素敵で荘厳。まるでドールような佇まいを演出します。ブルーとパープルの2カラーがあり、アクセサリーはヘッドドレス、ボンネット、エプロンがあります。





「五線譜のアリス」 ワンピース ブルー 税込15980円
「五線譜のアリス」ヘッドドレス ブルー 税込3,980円

こちらも現在は予約受注終了。発売後の再取扱いに期待が寄せられます。

※「麗Yer’s」主催のイベントに参加。時代劇のロケ地で有名な「ワープステーション江戸」で、特別な許可を得て撮影しました。

アイドル系ロリータ「Thousands of Evening Stars(千千晩星)

同ブランドが新たに送るアイドル系ロリータはネイビーとホワイトの双子アイドル!中国の人気ロリータモデル・謝安然さんも着用している人気なお洋服で、現在は中国では予約受注が開始されたばかり。日本での取り扱いが期待される中、 KAPIちゃんに一足先にサンプルをお召し頂きました。




撮影:乃木章 @Osefly
衣装提供:Epetice
ロケーション:麗Yer’s:公式サイト

この記事を書いた人

「原宿POP」のライター・カメラマン。中国語が得意。2019年に中国ロリータ服に出会い、その多様性と華やかさに惹かれる。市場の成長が著しい中国ロリータブランドやモデルがカンフル剤となり、日本でもロリータファンが増えればと、中国ロリータの取材に注力している。Twitter:@Osefly

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