人気コスプレイヤー・ひのきおちゃんが惹かれる中国ロリータ服!軍服とメイドのデザインは鉄板♪

2021年10月14日 | アパレル

日本発のロリータ服は中・近世ヨーロッパの貴族のお姫様スタイルに、お人形さんのような少女らしいテイストを加えたファッション。一般的には、レースやフリル、リボンがたっぷりの「かわいい」甘ロリのイメージですが、ゴスロリ、クラシカル、華ロリ、和ロリ、ミリタリー、スチームパンク…とテイストは幅広くあります。

とくにロリータ服が大流行している中国では、日本以上にブランド数が多く、自由度の高いデザインとリーズナブルな価格が人気を集めています。近年は逆輸入の形で日本に中国ロリータのセレクトショップが増えました。

中国で人気のロリータ服は、華ロリ、軍服ロリータ、そして・・・メイド(現在は多くのブランドが独自のメイドデザインを打ち出しています)!その多様さから、ロリータさんでなくとも、服を購入する人が増えています。

人気コスプレイヤー・ひのきおさんも中国ロリータに興味を持った一人。今回、ひのきおさんがリクエストした“メイド”ロリータと“軍服”ロリータをお召し頂きました。

※撮影直前まではマスクを着用し、撮影時のみマスクを外しております。

可愛いだけじゃない!病み系からダークサイドにだってなれちゃう♡ひのきおちゃん

プロフィール

コスプレイヤーとして様々なイベントに出演する一方で、創作やグラビア作品にも挑戦。病み可愛いやメンヘラ系などの表現にも長けている。また、グラビアやファッションモデルとしても活動しており、最近だと日本のロリータブランド「Ozz On Japan」の新作コレクションモデルも務めた。

Twitter: @hinokio_q
Instagram: hinokioq
公式サイト: https://hinokio.mystrikingly.com

メイド服の新機軸を打ち出した「パンダメイド」


ブランド:Stasera

スタイリッシュなサイバー系やクラシカルなメイドのデザインが多い中、日本人がイメージする中華少女のメイドを生み出したのが、2020年設立の「Stasera」です。日本人に馴染みがあるパンダとチャイナドレスを融合させた愛らしいフォルムが人気を集めました。中国の動漫イベント(アニメやゲーム、同人誌即売会などのイベントの総称)でも、パンダメイドを着て参加する人が見られています。


同ブランドの設計理念は、「可愛くて“漫画”に登場するような個性が強いロリータ服」。フルセットだと甘ロリ、エレガントなテイストのお洋服でも、一部のパーツを外して他のアイテムを組み合わせることで、普段使いしやすいデザインを考えています。


実際に、パンダメイドもエプロンを外せばチャイナ服に変わり、髪飾りも複数の種類が用意されていて、様々なシチュエーションに着ていけます。生地は中国産のサテンを使っており、肌触りが良いの着心地の良さもポイントだし、日本でもフルセット1万円代で買えちゃうリーズナブルさが嬉しい♪


<着用アイテム>
パンダメイド エプロン付きワンピース(ブラック×ホワイト・刺繍なし) 13,980円税込 
パンダメイド カチューシャ(ブラック×ホワイト) 2,980円税込

色は、ブラック×ホワイト、ブラック×ピンク、ピンク×ホワイト、ブラック×ピンクの4パターンで、エプロンは刺繍ありとなしが選べます。

また、同ブランドのアニマルメイドシリーズ第2弾「ウサギメイド」も、日本のセレクトショップ「Epetice」受注予約中。「ブラック×ホワイト」は「Epetice」限定オリジナルカラーです。

ひのきお:袖が長くて華ロリでは珍しい形で一目惚れしました!メイクは極力薄くして幼さを出しました!エプロン有無で印象も変わってどちらも好きです!

シンプルだから日常使いしやすい軍服ロリータ!「Winter of the night」

現在、中国でも様々な軍服ロリータがありますが、こちらは軍服ロリータが流行し出した頃合いに発売されたセットアップ。軍服色の強い装飾アイテムは省き、スタイリッシュな制服としても着られる黒と銀の配色デザインが特徴的です。



ちょっと雰囲気を変えたい時など、日常使いとしても着やすいのではないでしょうか?


ブランド:pennyhouse沉默编织
※セレクトショップ「Epetice」から衣装をお借りしました。帽子だけは別ブランドです。

ひのきお:この服は日本で取り扱っているお店が少なく、すごく昔から着たいと思っていました!かっこよくて強くて美しい着こなしに憧れていたので、着ることが出来て嬉しかったです!

パンダメイドと同じウィッグを使用しているのですが、大人っぽくみせるために前髪を分けてスタイリングしました。杖も強さを強調できてお気に入りです!

撮影:乃木章 @Osefly
衣装提供:Epetice

この記事を書いた人

「原宿POP」のライター・カメラマン。中国語が得意。2019年に中国ロリータ服に出会い、その多様性と華やかさに惹かれる。市場の成長が著しい中国ロリータブランドやモデルがカンフル剤となり、日本でもロリータファンが増えればと、中国ロリータの取材に注力している。Twitter:@Osefly

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