人気コスプレイヤーのりなしぃちゃんが華ロリを初体験!「飛竜乗雲」の一着に選んだのは“竜の子”ロリータ

2021年12月24日 | アパレル

日本発のロリータ服は中・近世ヨーロッパの貴族のお姫様スタイルに、お人形さんのような少女らしいテイストを加えたファッション。一般的には、レースやフリル、リボンがたっぷりの「かわいい」甘ロリのイメージですが、ゴスロリ、クラシカル、華ロリ、和ロリ、ミリタリー、スチームパンク…とテイストは幅広くあります。

とくにロリータ服が流行している中国では、日本以上にブランド数が多く、解釈の自由度の高いデザインとリーズナブルな価格が人気を集めています。近年は逆輸入の形で日本にも中国ロリータ服を扱うセレクトショップが増え、ロリータさんだけでなく、ポートレートモデルやコスプレイヤーも着ています。

人気コスプレイヤー・りなしぃちゃんも中国ロリータに惹かれた一人。初めてのロリータ服に選んだのは、中国ブランド「PreciousClove」の囚牛问琴ワンピース。中華ドレスの要素を取り入れた華ロリです。

※撮影直前まではマスクを着用し、撮影時のみマスクを外しております。

スタイリッシュ・ビューティー!人気コスプレイヤーのりなしぃちゃん

プロフィール

Twitterフォロワー数16万以上を持ち、アニメ・ゲーム作品のコスプレだけでなく、グラビアの写真を日々投稿。定期的に開催される撮影会はすぐに枠が埋まるほどの人気ぶり。美しさの中でスタイリッシュな立ち振る舞いが強い存在感を放つ。

Twitter:@rinyanpassan
Instagram: @rinyanpassan

着用ブランド「PreciousClove」

2013年6月に設立の老舗ブランド。同ブランド代表がロリータ服を大好きで、自分でデザインしたい気持ちが強まり、夢を追いかけてブランドを設立。現在はネットショップのみですが、実店舗オープンも検討中。

どのようなシチュエーションで着るにしても、同ブランドで洋服を選んでもらえることを心がけており、様々なテイストのロリータ服をデザインしています。

一年でおおよそ5シリーズを発表。1シリーズにつき、2~3種類のお洋服を製造。着用モデルを選ぶ際に大事にしているのは、経験と仕事に対する真剣さ。次に自分の風格と個性を持っていること。特に重視するのは、可愛さの中にも品の良さがあることだそうです。

Weibo:PreciousClove

龍之九心シリーズ「囚牛问琴」ワンピース

同シリーズは、中国の伝説上の生物で、竜が生んだそれぞれ姿形も性格も異なる九匹の子「龍生九子(りゅうせいきゅうし)」をモチーフにした華ロリです。

シリーズ1着目である「囚牛问琴」ジャンパースカートは同ブランドで一番の売れ筋だったそうで、こちらのワンピースタイプは後から追加されました。

同じくクラシカルな華ロリで、ワインレッドの落ち着きのある赤生地をベースに、生成のブラウスやフリルをより多く使用。JSKと比べると赤色要素が少ないため、よりゴージャス感が強まっています。腰から足首の長さまであるスカートのウエストラインの大きな膨らみが特徴。ネックウェアやベールを組み合わせることで、柔和で艶やかな印象を強めます。

お洋服のスカートには琵琶の演奏をする少女と側にいる龍の絵が刻印されています。

りなしぃちゃんが華ロリ初体験

──普段はどんなファッションを好んでいますか?

りなしぃ:ふりふりしていない格好でいることが多いです。ストリート系を始め、大人っぽい服が好きです。

──今回、華ロリを選んだ理由を教えてください。

りなしぃ:華やかで可愛いと思いました。特徴的なデザインと色使いにすごく魅力があり、目を惹きつけると感じています。

──「囚牛问琴」ワンピースを着てみていかがでしたか?

りなしぃ:スカートがフワッとしていて、思っていたよりも着心地が良かったです。

──撮影において、こだわったポージングを教えてください。

りなしぃ:体のラインが見えるように、とにかく体をひねることを意識しています。

撮影:乃木章 @Osefly

この記事を書いた人

「原宿POP」のライター・カメラマン。中国語が得意。2019年に中国ロリータ服に出会い、その多様性と華やかさに惹かれる。市場の成長が著しい中国ロリータブランドやモデルがカンフル剤となり、日本でもロリータファンが増えればと、中国ロリータの取材に注力している。Twitter:@Osefly

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