チョコっと至福な皇坂明希ホリック #5 「出会い」

2017年10月18日 | コラム連載
原宿POP編集部
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裏原の事を初めて知ったのは、中学生の時に買った雑誌、Choki Chokiを読んだ時でした。
小さい頃からフィリピンにいる事がほとんどだったので、服と言えばTシャツにハーフパンツ。髪型は短髪が当たり前。
だから、日本の雑誌の髪型や色んな種類の服をみて、アニメや漫画の世界みたい!とドキドキしました。

 

海外の雑誌とは違い、特に髪型も顔や形に合わせて細かく書いてあることにびっくりしました。
服も、とにかく何かを沢山重ねている。何がどうなっているのやら、訳がわからなかったけれど、楽しいものでした。色んな情報を知れるのが楽しくて、どんどん読み進めている内に、目に映った裏原の文字。「へぇ、こういうファッションを裏原系って言うんだ」と漠然と理解。
なので、お洒落な服を日本で買うなら東京の原宿に行けば良いのかと、頭にインプットされました。
高校生になったら、色んな服を買いに原宿に行こう。高校生になったら絶対行こうって。

 

そうして、決めた東京、原宿行きの夢を高校生になった春、すぐさま叶えにいきました。笑
初!東京!人多い!電車多い!地下鉄何それ!階段降りたからこれ地下鉄?などなど、迷いながらもたどり着いた原宿。
旅行気分で、先ずはクレープを食べて、ぐるぐる。想像していたよりは、カラフルではない?(想像がそこら中ペイントだらけな街だったので当たり前)それでも、やっぱり活気と人で溢れかえっていて、まるでゲームセンターのクレーンゲームの中にいる人形の様な気持ちでした。

 

そうして竹下通りを抜けた後に向かったのが、裏原宿。竹下通りとは打って変わってダークな印象で、ゆっくり歩いていたら目に気になるお店が、、、記憶が曖昧ですが、確か『泥棒猫』というお店で、名前が面白くて入ってみました。中は薄暗かったけれど温かい雰囲気に包まれていて優しい香り、服はゆるっとしたものから、シワ加工のシャツなど、色々。
その中で目を引いたのが、ひとつのパーカー。
しばらくみているとお店のお兄さんが、アフリカが好きで、アフリカの風景を1枚1枚染め上げたんだよと優しく語り出してくれました。
確かによく見ると1枚1枚、風景が違う、、、着て見ると着心地も良くて、パーカーもこだわって選んだんだって、教えてくれました。

 

 

お店に入った時から感じていた優しさは、店員さんの洋服への愛情?
なんて事も考えながら、パーカーと睨めっこ。多分他に行っても、このパーカーとは出会えないんだろうなと思ったら「これ、買います」と口にしていました。色んな柄があったけれど、不思議と選んだものにしか興味がないくらい、似ているけど自分の中では違うものでした。雑誌で見ていた裏原系の服とは違うけれど、その時、自分が欲しくなった服。

 

だからか、服の断捨離を行う時にも、必ず要るものに分類されて今日まで一緒。今見ても、やっぱり好きな服。裏原について詳しいことは分からないけれど、いつまでも大好きな服に巡り会えた、大切な思い出の場所です。そして、まさか今原宿にハリウッド東京を構えるアイドルである少年ハリウッドさんの公式ライバル、ZEN THE HOLLYWOOD80’sのメンバーとして、原宿を感じながら活動しているなんて、夢みたいです。

 

 

人生何があるか分からない、ですね。

 
 

Profile
皇坂明希(こうさかあき)
俳優として映画や舞台、TVにて活動。2013年よりZEN THE HOLLYWOOD80’sのメンバーとしてもライブやCD発売等を行っている。
【HP】http://www.bmi-inc.jp/artist/kousaka-aki.html
【Official Site】https://ameblo.jp/kousaka-aki/

この記事を書いた人

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