ちゃんもも◎とキミの秘密基地 #3「可愛いは正義なのか」

2017年10月24日 | コラム連載
原宿POP編集部
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可愛いが正義なら、そんな世界に私の生きる場所なんかないから、私は死にたい。

「女の子」って言われたり自称してる間は見た目で判断される場面や、沢山の劣等感に苛まれることを、多くの人が体験したことがあると思う。
見た目のよしわるしが自分の人生に影響を与えるのが世の中であることは仕方ないけど私の中では事実で、それを自分が気にするかしないか、しかなくて。

見た目以外に誇れるものがあればそんなこと思わないなんて、「女の子」をやってるうちはよっぽど稀なことだと思う。

それでも私は誰にでも幸せになる権利はあると思ってる。たとえ正義じゃなくたって。

じゃあどうしたら良いのよ、なんてのはさて置き。権利はあるんだよ、誰にでも絶対。

 

そうして最近、自分達が歌っている新曲の歌詞がキッカケで、自己肯定感についてよく考えるようになった。
自分で自分を認める、ということについて。

 

 

この世は生まれたときから、幸福度がある程度設定されているように私は感じてきた

正直な話、私は子供の頃から、私は幸せにはなれないんだ。という、言葉で言い表せない嫌な予感がずっとしていた。
自分の家が貧乏なんだと気付いたとき、自分は普通の人より可愛くないし、可愛げもないんだと気付いたとき、両親共に苦労人で、今が幸せであると思うために、2人は色々な我慢をしているんじゃないかと感じたとき、そんな両親が早く亡くなったときとか、これが私の血なのか、と本能的に強く思った。

 

家系のレベルとか、お金をどれだけ持っているかとか、見た目の美しさ、被害者意識を持たない健気ですれてないピュアな心とか

自分がそのどれにも通じないことをずっとずっとコンプレックスに思っているから、いつだって自分を大切にできやしないし、全て悔しくて、色んな現実を悟って、
理想を諦めるしか、自分の永遠に満たされない欲求を沈める方法が見つからなかった。

生きれば生きるほど「自己肯定感」は消失するばかり。

こうして物心ついたときから自分に自信がない。という、はたから見たらやっかいな人間性と、他人と自分の差を勝手に実感しては立ち直る力すら失い

こうして、「愛されない人間」が完成するんだ と、自己肯定感と、愛される力はリンクしていると思うようになった。

生まれつきの人もいれば、もちろん努力で愛されるひともいるだろう。
愛される理由も人それぞれだし。面白さとか、魅力って色々だと思うし

何も覆せない無能な自分はリアルな壁に成長するほどにぶつかりまくって、尖っていたカドすら擦り減り、極力当たり障りない、せめて嫌われない人間でいようとすることしかできなくなって、常に誰かに嫌われることや見下されることを恐れて何も行動ができない負のスパイラルにハマっていくんですよね、多分。
血って結局、人格構成だなって思う。

 
 

生きるということは、どんな環境に身を置いて、自分がどうなりたいのか

で、全く目的や幸福の基準が変わってくるけれど。

自分を満たしたいのならまず、

私はどんな環境で、どうなりたいんだろう、と冷静に考えてみた

そのことを考えて、自分の身の丈に合わない欲求と直面したとき、私はいつも絶望している。

 

それと同時に、だからこそ明るく生きているし、人に優しくできる部分もある。

全然意味が分からないかもしれないけど、絶望や諦めと、余裕は限りなく近い部分があるから

生きることは、自分が選んでいるし、勝手に朝はくるけど、それも永遠ではない。

 

 

自分を諦めた人間が、やれることやって、ただ生きてるだけなのに、そのわりには上出来な人生じゃんって思えたらさ、それで良いんだよなって。

誰も傷つけず、人を大切にして、自分の好きなことを一生懸命にする

だけど他人には求めちゃダメだ。

全ての終わりは他人に求めることから始まると思う。

親だって家族だって、友達だって恋人だって、自分以外は全員他人。

自分のことなんて誰も分からなくて当然だし、自分だって、他人を思いやったとしても、それで分かった気になってはいけないと思うし。

 

女の子 として生きる理想の高さも、自分の欲求であって、周りは誰も悪くなくて、
ただ欲深い自分が望んで歩き始めた道。

無理なら無理でいーやって、糞でもクズでも楽しいことと共に生きる方法を探す、っていうのは、それまでと人生のステージは変わっちゃうけど、それはそれで楽しいことも沢山あるんです。

たまに、何か悲しいことを突き付けられるようなことがあると、自尊心が傷付いて、また欲のステージに立ち戻ってしまうときはまた苦しいけど、

何度でも、いや違う違うって、

今生きてるのは、諦めてからの、自由な今日なんだって。

女の子じゃなくなる日はいつか全員に来るけど

私はもう本当は女の子を諦めてるから、失っていく怖さがなくなった。

そこまでしないと納得できないほど、女の子であるのとにこだわりがあったんだと思う。

今は女の子であることは一つのポーズであって本質じゃないし、来世では大人とか男性から可愛がられる人生も楽しそうだなって思うけど、私はそういうタイプじゃないなーとつくづく思う

 

この前、台湾から日本に帰る飛行機で観た映画から聴こえてきた、

「優しくて可愛くて純粋で賢くて、だけど自分よりは馬鹿で、2人きりになったら眼鏡を外してすっごい夜を過ごしてくれる女」

みたいなセリフがなんか妙に頭にこびりついて笑

私はそんな女には一生なれやしないや。と思ったんだよね。

無駄に悟って自立しまくりで誰かに甘えたりふざけたり、あんま得意じゃないし

だけど自分くらい、自分を好きで、今ある人生を、残りのぶん全部、できるだけ笑って過ごしたいんだ

そのために自分にしてあげられることに、努力をしたい。

誰かのためじゃなくてさ。

 

そんな私もいるアイドルグループ、バンドじゃないもん!渾身の新曲「Q.人生それでいいのかい?」発売中。
命かけて作ったし、どう思われたっていいのよ!
これを聞いてどう思ったか、それが君なんだろうなって思うから◎

ちゃんもも◎

 

 

 

p.s
メール本当にありがとう。
全部読みました!次回で全部答えます。

 

Profile
ちゃんもも◎
タレント・作家・歌手。アイドルグループ「バンドじゃないもん!」で大桃子サンライズとして活動中。
ラップに定評があり、DJ BAKUとLOTTE『Fit’s』のWebCM、2年F組 #パーティーフィッツ に歌い手として参加。フジテレビ「テラスハウス」初期メンバーでもある。
【Official Blog】https://ameblo.jp/chanmomochan10/

この記事を書いた人

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