"ライブモンスター"上月せれなの、アニソンシンガーとしての顔。アニメ『爆丸アーマード アライアンス』EDテーマ「Higher and Higher」12月15日発売!

2020年12月06日 | インタビュー
長澤智典
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12月15日に、最新シングル「Higher and Higher」を発売する上月せれな。この歌は、アニメ『爆丸アーマード アライアンス』のエンディングテーマとして放送中。
観客と一体になるそのライブパフォーマンスから「ライブモンスター」と呼ばれ、年間200本以上のライブを行うなど、ソロアイドルとして着実に歩みを進めてきた上月せれな。
今年は上述のアニメ『爆丸アーマード アライアンス』のエンディングテーマのほか、TVアニメ『デュエル・マスターズ キング』のエンディングテーマや漫画『ミリオンドール』公式イメージソングを担当するなど、アニソン歌手としても活躍の場を広げている。
そんな上月せれなさんにインタビューを実施!アイドル/アニソンシンガーそれぞれの音楽面について語ってもらいました。

ライブになると普段の自分じゃ思いつかないような行動もポンポン出来ちゃうんですけど、ステージから降りたらぜんぜん性格が変わります(笑)。


──今年は、アニメ『デュエル・マスターズ キング』のエンディングテーマ「ともだちだから」、現在放送中のアニメ『爆丸アーマード アライアンス』のエンディングテーマ「Higher and Higher」と、アニソンナンバーを2曲担当。せれなさん、過去にも多くのアニソンやゲームソングを歌ってきたように、アニソンシンガーとしての面もしっかり確立し始めましたね。

上月せれな まわりからそう捉えてもらっているのであれば、とても嬉しいです。

──せれなさん、アイドルはもちろん、アニソンシンガーも確立したいスタイルだ。

上月せれな そうです。

──昔から、アニソンシンガーを夢見ていたの?

上月せれな 以前はそこまで意識はしていませんでした。わたしは中学生のときからアイドル活動を始めているんですけど、「アニソンを歌いたいなぁ」という気持ちが強くなりだしたのは高校生になってから。アイドルとしてライブ活動を続けてゆく中、アニソンを歌いたい気持ちが膨らみ続けたことから、それを言葉にし始めたら夢が叶いだしました。

──やはり、想いを言葉にしてゆくのは大事なんだね。

上月せれな 大事だとは思いますけど。わたし、けっして想いや願いを口にしながら実現してきたタイプでもないんです。普段は、自分から何かを言うのはなかなか難しい性格なんですけど。歌の活動に関して「自分のやりたいことを伝えたほうが叶いやすいだろう」と思うようになってからは、なるべく言うようにしています。

──ライブ姿を観ていると、何時も明るく元気どころか、パワー炸裂した超テンションアゲアゲのステージングを見せているじゃない。だから、てっきりイケイケな性格の人だと思ってました。

上月せれな ライブになると、普段の自分じゃ思いつかないような行動もポンポン出来ちゃうんですけど。ステージから降りたら、ぜんぜん性格が変わります(笑)。だから、ライブのないイベントのときなど「思ってた印象と違う」とはよく言われます。それは、ライブ後の特典会でも言われますけど。ライブのときと同じ高ぶった気持ちでいるせいか、特典会でもテンション高いときが多い気もしています。ただ、正直どう見られているのか、自分で自分のことはよくわからないです(笑)。

──せれなさんの楽曲はどれもテンション高い曲調が多いように、観ている側のテンションを何時もアゲてくれますからね。

上月せれな わたし自身も、曲に感情を乗せてゆくタイプのように、ライブ中はアガりっぱなしです(笑)。

たまにジーッと見つめられていると「そんなにじーっとこっちを見ないで」と思っちゃいます(笑)。

──持ち歌に関しては、せれなさん自身の歌いたい曲調を中心に構成している形なの??

上月せれな その曲をライブに向けて歌うのか、アニメなどのタイアップに合わせて歌うのかでも曲調は変わっていくんですけど。「みんなが喜んでくれるだろうな」という曲調と、「自分で歌いたい」という曲調、運営サイドで「上月せれなに歌わせたい」と思っている曲調はマッチしていることがとても多いです。ときどき、作品の制作さん側から「この曲を歌っていただけますか」とリクエストが来る場合もあるように、何時もの自分にはない曲調をお願いされても、わたしはいい刺激をいただけたなという気持ちで、歌うことを楽しんでいます。

──せれなさん自身の好きな曲調、具体的に教えてください。

上月せれな ゆっくりとしたテンポよりは、アゲアゲなロック調の楽曲が個人的には好きですし、自分で歌いやすいし、ライブにも反映させやすいなと思っています。もちろん、ゆったりとしたテンポの柔らかい曲調も歌ってて楽しいですけど。ライブで歌っていると、なんか恥ずかしくなります。

──それはどうして?

上月せれな みんな歌っている姿をじっと観ているじゃないですか。その視線に、恥ずかしくなってしまいます。

──普段の熱い曲調の場合、みんな騒いでるし、ときには床を見て声を張り上げているように、ずっとステージを凝視しているわけじゃないもんなぁ。

上月せれな そうなんです。わたしは一緒に弾けながらライブを楽しんで欲しいと思ってしまう性格だから、たまにジーッと見つめられていると「そんなにじーっとこっちを見ないで」と思っちゃいます(笑)。

──今は、声出し禁止だし、互いに距離も取れば、ときには椅子席での観覧のように、以前のようなライブ環境ではないですよね。むしろ、みんな騒げないぶんステージを凝視しています。今の環境だと、かなり視線を感じてしまうんじゃないですか。

上月せれな そうなんです。今までは、みんなで一緒になって盛り上がってたから、視線がずーっとわたしばかりに注ぐことはありませんでした。だけど最近は入場出来る人数も制限されれば、声も出せないから、みなさんずっとステージ上を見ています。その熱い視線を感じるせいか、「ライブって、こんなにも見られているものだっけ??」という気持ちになり恥ずかしくなってしまうんだと思います。たまに、「照明、もっと落ちてくれないかな」とも思ってしまいます(笑)。

──せれなさん、そんなに恥ずかしがり屋だったんですね。

上月せれな もちろん、しっかり歌を聞いてもらえたり、ステージパフォーマンスを見てもらえるのは嬉しいことなんですけどね。だから自粛期間明け以降のライブからは、わたしもしっかりステージングを見てもらおうと思い、少しパフォーマンスを変えてもいます。そういう面にも注目してライブを見ていただけたら嬉しいです。

アイドルでもありたいし、アニソン歌手でもいたいから、その間にいる「アニソンアイドル」で居続けたいです。

──せれなさんの楽曲は、とてもポジティブな歌が多いですよね。けっして、ネガティブな歌や悲しい曲が苦手というわけでは…。

上月せれな ないです。「歌の持つ世界観を大事にして歌う姿勢」は、どんな楽曲でも一緒です。ただ、「大好き!!」みたいにキュンキュンとした歌は、なんか恥ずかしいです。

──せれなさんには、明るく弾けたポジティブなロックナンバーが似合いますからね。最新シングルの表題曲「Higher and Higher」は、まさしくせれなさんにぴったりの歌じゃない??

上月せれな 「Higher and Higher」は、すごくわたしに合っている楽曲だと思います。ファンのみんなもわたしに求めている曲調なのか、ライブで歌っていてもとても支持の高い楽曲。それが今回、アニメのタイアップ曲として選ばれたことがすごく嬉しいんです。今までもそうだったけど、ここからもっともっと愛される歌にしていきたいです。

──自分の歌声が、アニメ映像に載せて流れてくるって、どんな気分?

上月せれな 不思議ですよね。ライブで歌っているときとは違う感じで聞こえます。しかも今回のアニメ『爆丸アーマード アライアンス』のエンディングテーマ「Higher and Higher」は、アニメの中に出てくる言葉が書いてあるなど、歌詞も少しアニメ作品寄りに変えています。たとえば、『爆丸アーマード アライアンス』は小中学生の男の子中心に支持を集めている作品だから、「自分」を「ぼく」に変えるなど。そういう変化も、シングルへ収録した「Higher and Higher」のアニメEDサイズと聞き比べて楽しんでいただけたら嬉しいです。

──せれなさん自身、アニソンの持ち歌がどんどん増えていくことについて、どんな気持ちでいます?

上月せれな 最近嬉しかったのが、アイドルさんの友達に「せれちゅはアイドルなの?アニソン歌手なの??どっちなの???」と聞かれたこと。そのとき「わたし、アニソン系としても見られてるんだ」という気持ちになれたことが、すごく嬉しかったです。

──本人は、アイドル/アニソンシンガーどっちの視点で捉えてもらっても構わない姿勢??

上月せれな わたし、アニソン歌手もそうですけど、やっぱしアイドルとしての自分でもいたいんですね。アイドルでもありたいし、アニソン歌手でもいたいから、その間にいる存在で居続けたいです。その中間を現す言葉がないから、わたしは自分で自分のことを「アニソンアイドル」とも言ってるように、どっちの良いところも繋いでいける立場でありたいなと思っています。

──そこ、贅沢ですね(笑)。

上月せれな 欲張りですよね(笑)。

「Higher and Higher」をいただいたのは10代のときでしたけど、今の21歳のわたしの気持ちにもぴったりフィットする楽曲です。

──改めて、せれなさんが感じている「Higher and Higher」の魅力を教えていただけますか?

上月せれな 「Higher and Higher」は、わたしからみなさんへ向けて想いを届けてゆく楽曲ですけど。ライブで歌っていると、みんなから励まされてる歌としても感じてしまいます。「Higher and Higher」は、家族や友達などいろんな人の目線で想いを受け止められれば、いろんな人の心へ寄り添える応援ソングだとわたしは感じています。

──15歳から活動を始めたせれなさんも、今や21歳。10代と20代では、歌詞を受け止める心象が変わることもありません?

上月せれな 変わります。昨年と今年の自分を比べても、変わったなというのは自分でも感じています。とくに今年はみなさん大変なことを経験しているじゃないですか。それによって意識や捉え方が変わりました。それまでは、「人の気持ちは変わらない」と思っていたけど、変わりますよね(笑)。

──心の成長や経験の積み重ねによって、人の意識や考え方に変化が生まれるのは当たり前ですからね。

上月せれな 人によって、ときには性格も何も変わるように、気持ちに正解なんてないのかも知れません。ただ「Higher and Higher」に関しては、曲をいただいたのは10代のときでしたけど、21歳のわたしの気持ちにもぴったりフィットする楽曲だと思っています。

制服じゃなくて、恥ずかしいのはOLの格好です。

──C/Wに収録した「Re:voice」の印象も聴かせてください。

上月せれな 今年、自粛期間明けに初めて行なったライブが、わたしの生誕祭でした。「Re:voice」は、そのときに初めて披露した曲になります。本当はこの歌、4月に行なうはずだったワンマン公演で初披露するために準備をしていました。当時は、一番だけの状態で楽曲をいただいてたんですけど。それを聞いただけですごく気に入ったように、この曲を歌うことをとても楽しみにしていました。それが、コロナ禍によってワンマンライブが中止になり、「Re:voice」の制作も中止になりました。それもあって、とても心が沈んでいたんですけど。7月に生誕祭ライブをやることが決まり、それに合わせ「Re:voice」を歌おうということで制作も再開になりました。そういう経緯があって「Re:voice」は、誕生しています。

──自粛期間という歌えない時期を挟んだことで、この歌に込めた想いの受け止め方も変わったんじゃないですか?

上月せれな 変わったというよりも、深みを増しました。「ここで生きていくと決めた その日から 進むだけだよ」と記してあるように元々前向きな歌詞でしたが、今はその言葉へより強く想いを込めて歌えていますし、それを音源の中にも詰め込みました。

──改めて、完成したシングル「Higher and Higher」についてひと言お願いします。

上月せれな 「Higher and Higher」は、以前からずっと大好きな曲だったし、ライブでもすごい盛り上がりを作りあげる楽曲だから、「何時かタイアップがついたらいいよね」という話をみんなとしていたら、今回その夢が実現しました。しかも今の世の中的にも、この歌詞が今のわたしの気持ちを前に推してゆく力になっていれば、この曲で聞いた人の気持ちもアゲていけると思います。ぜひ、気持ちをポジティブにしてゆく歌として聞いてください。

──「Higher and Higher」のMVでは、新鮮なせれなさんの姿も見れますからね。

上月せれな ちょっと恥ずかしいんですけど(笑)。わたし、あの映像の中で「制服姿」「OL姿」「私服」と3パターンの姿で登場しています。

──やはり、制服はもう恥ずかしいですか。

上月せれな いえ、制服じゃなくて、恥ずかしいのはOLの格好です。わたし、今回のMVで初めてスーツを着ました。その姿がとても新鮮だったから、家族にもその姿を写真に撮って送ったほど(笑)。あの格好、またチャンスがあったら着てみたい気持ちはあります(笑)。

今のほうが高校生のときよりも顔が若いように、今のほうが制服は似合ってると思います。


──普段のせれなさんは、どんな格好が多いんですか?

上月せれな わたしも普段から黒系が多いんですけど、どちらかといえばストリート系のファッションが好きなので、パーカーにスニーカーというスタイルを好んで着ています。ただ最近、わたしもいろんな制作関係の打ち合わせに参加することが増えたんですね。大人の方々に会うときに、何時ものパーカーのスタイルよりは、見栄えよい印象のほうが良いのかなと思って、最近は綺麗系の服を着るようにもなりました。

──いわゆるTPOを意識してという形だ。

上月せれな そういう意識を持つようにもなりました。それをファンの方に言うと「いいじゃん、好きな服を着れば」とも言われるんですけど…。やはり、第一印象で最初のイメージが決まってしまうから、今は、打ち合わせでは綺麗系の服を着ています。

──せれなさんの場合、作品ごとにいろんなヴィジュアルを楽しめる面もありますよね。

上月せれな そのときに制作する楽曲に合わせた服を用意していただくことはよくあります。さっきも、「Higher and Higher」のMVで制服を着たことを言いましたが、高校を卒業してからは、制服を着る機会はこういうお仕事のときにしかないから、逆に嬉しかったです。

──制服を着ることへとくに抵抗は…。

上月せれな 制服に関してはまったくないです。たぶん、今のほうが高校生のときよりも顔が若いように、今のほうが制服は似合ってると思います。前作の「ともだちだから」のMVを作ったときも、マネージャーさんが「今回で制服は卒業かな」と言ってたから、真顔で「なんでですか?」って聞き返してたくらいですから(笑)。

──せれなさん自身は、いくつまで制服を身につけようと思っています?

上月せれな 顔がいけるまで(笑)。たぶん、25歳くらいまで顔が変わらない気がするので、その辺までは大丈夫かな…いや、24歳くらい…いえ、23歳くらいまでは着たいです(笑)。

──30歳でも「いける」と思ったら制服を着ちゃうわけだ。

上月せれな さすがにそれは無理(笑)。

TEXT:長澤智典

15thシングル「Higher and Higher」


15thシングル「Higher and Higher」
アニメ「爆丸アーマードアライアンス」エンディング・テーマ
2020年12月15日発売

2020年現在配信中のアニメ「爆丸アーマードアライアンス」の10月からのエンディングテーマに上月せれなの新曲「Higher and Higher」が決定!
「Higher and Higher」はライブでは実は長く歌われてきた楽曲。
長くCD化が望まれていた楽曲でもあり、今回のタイアップが決定し、まさに「満を持して」のリリースとなる。

1.Higher and Higher
2.Re:voice
3.Higher and Higher(アニメED サイズver.)
4.Higher and Higher(inst)
5.Re:voice(inst)

価格:1,000円(税抜価格)+税
品番:YOSO-0018 (youthsource records)

「Higher and Higher」リリースイベント


2020年12月14日(月)池袋リヴォイス
2020年12月15日(火)新星堂サンシャインシティアルタ店
2020年12月16日(水)HMV&BOOKS SHIBUYA 6F
2020年12月17日(木)タワーレコード錦糸町パルコ店
2020年12月18日(金)オンライン特典会
2020年12月19日(土)池袋リヴォイス
2020年12月20日(日)渋谷SOUND MUSEUM VISION

オンライン特典会詳細
https://limista.jp/projects/1342

ラジオFM FUJI「上月せれなのラジオモンスター」

FM FUJIにて毎週火曜23:30〜
ラジオ番組「上月せれなのラジオモンスター」
レギュラー出演中!

Official Site:https://www.fmfuji.jp
Twitter:@fmfujiggg

上月せれな


2014年4月デビュー。愛称は“せれちゅ”。
当初は長野を拠点とするローカルアイドルとして活動していた。
地元長野と東京を往復しながら、中学生にして海外公演を含む年間200本以上のライブに出演。
観客と一体になるそのライブパフォーマンスから「ライブモンスター」と呼ばれている。
テレビ東京系アニメ『デュエル・マスターズ』やアニメシリーズ『天地無用!』など、数々のアニメ主題歌を担当。アイドルフェスのみならず、アニソンフェスへも活躍の場を広げている。

Official Site:https://serechu.com
Twitter:@Serena_Kozuki / @SEREChu_staff
YouTube:REDNOSE上月せれなチャンネル

この記事を書いた人

長澤智典
音楽を中心に執筆中のライター。「あなたのため」に頑張ります。 twitter @nagasawatomonor Web http://vues.jp/

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