皆さんは「THE FIRST TAKE」をご覧になったことがありますか?
5月17日現在444万人の登録者数を誇り、YouTubeの音楽チャンネルとして他と一線を画すコンセプトが視聴者のみならず出演するアーティストからも高い支持を受けるTHE FIRST TAKE。
『白いスタジオに置かれた、一本のマイク。
ここでのルールは、ただ一つ。一発撮りのパフォーマンスをすること。
それ以外は、何をしてもいい。一度きりのテイクで、何をみせてくれるのだろうか。
一瞬に込められた想いを見逃すな。』
編集なし、ミスが許されない緊張感の高い無機質な部屋の中で1本のマイクに向かうアーティストの表情、流石プロと言わざるを得ない圧巻のパフォーマンス。
テレビで観てきた音楽番組や実際に足を運ぶライブとも違う距離感とライブ感が堪らない、真剣勝負の音楽が楽しめる番組がTHE FIRST TAKEなのです!
今回はそんなTHE FIRST TAKEの魅力を、登場されたアーティストさんをご紹介しながら紐解いていきたいと思います!
筆者の思い出補正が入った解説も挟みますが…そこはご愛嬌ということで(笑)
それでは早速解説していきましょう!
ここでしか聴けない音がある!
人気曲が違うアレンジで聴けるTHE FIRST TAKE仕様のライブの世界!
LiSA 「炎」
THE FIRST TAKEでも人気の高いLiSAさんのパフォーマンス。劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のエンディングソングとしてお馴染み、昨年のレコード大賞も獲得した爆発的人気曲「炎」を、ピアノアレンジVerでしっとりと、力強く歌い上げています。
映画の余韻をビシビシ感じられて、煉獄さんの最期を思いかして涙が止まらなくなった視聴者の方も多いはず(泣)
歌い終わった後でLiSAさんが感極まって涙するシーンがエモすぎて、こちらも涙腺が爆発してしまいます…。
マイクを伝わる息遣いも、表情もとにかく良い!
THE FIRST TAKE入門としても、鬼滅ファンの方にも是非ご覧いただきたい作品です!
LiSAさんはTHE FIRST TAKEへの出演も多く、たくさんの名曲で色々な表情を見せてくれますのでこちらも注目です!
YOASOBI「夜に駆ける」
再生回数破竹の1億回再生!
ほぼ全ての日本人が聴いたと言っても過言でないこの数字が示すように、2020年の音楽シーンでセンセーショナルを起こし、年末の紅白歌合戦出場でも話題になったYOASOBIの代表曲「夜に駆ける」!
原曲よりも少しスローに、しっかりと歌い上げたこちらの動画で「夜に駆ける」を始めて知ったという方も多いはず!
ikuraさんの切なく可愛いらしい声がこの曲の魅力と切なさを表現していますよね。
この動画が配信されてから、THE FIRST TAKEがメインカルチャーにのし上がったと言っても良い一曲。
YOASOBIを語る上でもTHE FIRST TAKEを語る上でも視聴必須です!
Cö shu Nie 「asphyxia」
「東京喰種:re」エンディングソングである「asphyxia」。
人気アニメで使われた一曲ですので、もちろん人気の名曲なのですが、この一本がすごかったのが圧倒的なパフォーマンス!
ピアノ弾き語り一本で、原曲よりリズムもさらに難しく変調されているにも関わらず、豊かな表現力と歌唱力でCö shu Nieさんが歌い上げてしまったこと…。
ファンからも伝説と呼ばれるほど完成度が高すぎる!
本当に一発撮りでここまで歌えるアーティストがいるなんて…。
アーティストの更なる可能性・才能・一面を見せつける、THE FIRST TAKEというチャンネルの末恐ろしさがこの一本に詰まっています!
Creepy Nuts「かつて天才だった俺たちへ」
R-指定さんとDJ松永さんの2人からなるユニットCreepy Nuts!
MCバトル日本一のラッパーのR-指定さんと、DJバトル世界一のDJ松永さんという鬼才の2人によるパフォーマンスが、現在のHIP―HOPブームを牽引しています。
メディアでの初披露がTHE FIRST TAKEだったというこの1曲、「かつて天才だった俺たちへ」を提げた初の武道館公演が記憶に新しいですよね!
オールナイトニッポンと勘違いしてる!?というラフな掛け合いが2人の仲の良さを表しています(笑)
和やかなスタートと裏腹に、流石の実力というべきか、CDかと錯覚してしまうほどのパフォーマンスは絶対素人には真似できない…。
Creepy Nutsのお二人の生き様に触れられるこちらの一本も見逃せません!
「Creepy Nuts – 生業 / THE FIRST TAKE」
「客の歓声 今はねえ 仕方ねえ ならばかます1度きりのTAKE」のアドリブに震えます…!
アイナ・ジ・エンド「オーケストラ」
楽器を持たないロックバンド「BiSH」のエース。
ハスキーかつ中毒的な歌唱力とカリスマ性で世代のトップを走り続ける彼女が、BiSHの代表曲でありライブなので一番盛り上がるファンにも人気のオーケストラを1人で披露してくたこちらの動画!
歌唱前にメンバーのみんなへの気持ちを伝えるところがエモいんです…。
時折カメラをちらっと向く目線がカッコいい!
普段はメンバーと歌詞割りをしているのですが、フルコーラスをアイナ・ジ・エンドで楽しめる(しかもオフィシャルで…)
この尊さたるや、もう聞くだけで鳥肌が止まりません!
もちろん全員揃ってBiSH派の方も、気持ちはもちろんわかります…!
でもこの動画から、BiSH全員で歌うオーケストラを知るきっかけになって、もっと全国に清掃員(BiSHのファンの総称)が増えてくれたら良いな…と感慨深くなってしまう作品です!
DISH//(北村匠海)「猫」
昨年大ブレイクした4人組ダンスロックバンド、DISH//の名曲「猫」
元々楽器を演奏しながらダンスパフォーマンスをすることで注目されていたグループですが、THE FIRST TAKEでヴォーカル兼ギターの北村匠海さんがアコースティックアレンジで歌われた「猫~THE FIRST TAKE Ver.~」で大きな話題を呼びました。
この動画の再生回数はなんと1億3千万回!!
この曲は元々2017年に発売された「僕たちがやりました」のカップリング曲。
そしてシンガーソングライターのあいみょんさんが作詞作曲していることでも有名です。
THE FIRST TAKE史上最大の再生回数を記録した名曲なだけあり、公開されて1年が経った今でもたくさんの人を魅了する1曲となっています!
発掘も楽しい!
若手アーティストの才能に惚れるTHE FIRST TAKEの世界!
yama「春を告げる」
顔半分を特徴的な白い目隠しで覆った姿に、青の髪の毛と白のパーカーがミステリアス。
ジャジーなメロディー、高音がどこまで伸びるか底が見えないyamaさんのパフォーマンスが耳から離れない、そんな夜を過ごしてしまった方も多いのではないでしょうか?
今話題沸騰のアーティストyamaさんの「春を告げる」もTHE FIRST TAKEを代表する一曲!
知れば知るほどその秘匿感の沼にはまって抜け出せないyamaファンも急増中!
知らないで済まされない世界線は直ぐそこまできていますので、絶対チェックですよ!
変態紳士クラブ「YOKAZE」
ここ最近のHIP-HOP界隈の話題を総なめにしている三人組ユニット変態紳士クラブ!
Mステ初出演などでメディアの露出これからどんどん増えていくでしょう!
そんな彼らをトップシーンに押し上げるきっかけになった一曲である「YOKAZA」。
動画公開から3日で150万回再生を記録。
現在までで400万回再生に迫る勢い!
キャッチーなのにちゃんと切なくてチルい。
なのに「変態紳士クラブ」という名前がギャップすぎる…(笑)
この先もまだまだ新しい発表が待っていそうな変態紳士クラブの今後に大注目です!
ずっと真夜中でいいのに「秒針を噛む」
アニメーションも用いたPV、ライブでもその全貌を決して明かさない。
先日幕張メッセでの2Days公演を大成功させた「ずっと真夜中でいいのに」の代表曲「秒針を噛む」もTHE FIRST TAKEにて700万回以上再生された人気楽曲となっております!
終始Vo.のACAねさんの顔が見えないように、世界観を守ったパフォーマンスですが、時折見せる口元の表情が逆にミステリアスを増幅しているんですよね…。
まつ毛が大変長いです…(笑)
確かな歌唱力とストーリ性豊かで中毒性の高い楽曲、そして謎に包まれた人間性。
一度ハマればどんどん“ずとまよ”ワールドに引き込まれること間違いありません!
思い出の名曲が復活!
時代を超えた名曲がエモすぎる!!
HY「366日」
たくさんの切ない恋愛に寄り添ったラブソングの代表曲。
この曲に救われた人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
沖縄県出身の4人組ミクスチャーバンドHYのたくさんの名曲の中でも特にファンの多い至極の名曲「366日」。
私も昔の苦い思い出が蘇って少し瞼が重くなります…。
バンド仲もいいんだろうなと感じるのほほんとした雰囲気の中、仲宗根さんのピアノの演奏と力強い歌声、バンドメンバーの演奏が切なくて切なくて…。
朝起きてこの歌がTHE FIRST TAKEで上がっていたのを知って直ぐ聴いてからしばらく動くことができませんでした(笑)
いい時代になったなぁ…としみじみ。
今の若い世代の方にも絶対刺さる一曲です!
Def Tech 「My Way」
これから夏に向けてこの歌の季節がやってきます!
全ての人に向けて「頑張れ!」と歌ってくれるDef Tech の「My Way」!
アカペラでの歌い出しを聴いた瞬間懐かしさと本当に一発撮りなの!?って驚きで鳥肌続出の方も多かったのではないでしょうか…(笑)
この曲が発表された時はまだ私も学生で、あまりにキャッチーで絶対難しいラップを歌詞カードが破れるまで練習したなぁと懐かしくなりました。
初めてレゲェというものがこの世にあることを知ったのもこの曲だったかも。
こんなかっこいい曲なのに月日が経ってだんだん聞かなくなって、こうして忙しなく大人になる過程でふと当時ことを思い出させてくれること。
いい時代になったなぁ(笑)
私と同じような人が2000万人近くいて、昨年11月の登場から今でもどんどん再生回数が伸びているのが嬉しくて、やっぱりいい音楽は死なないなって実感しました。
まずは聴いてほしい、オススメの一本です!
ゴスペラーズ「ひとり」
まさにTHE FIRST TAKEのために存在すると言っても過言ではない!!
声だけが楽器のアカペラ界の重鎮ゴスペラーズを一躍有名にした一曲が今回紹介する「ひとり」です!
…というかこの曲発表されて20年近く経つというのが怖すぎる(笑)
とにかく5人全員天才なんです!!
どんな状況で歌っても、どんなアングルで聴いても素晴らしすぎる!
ハーモニーという言葉の意味を私はゴスペラーズから学びました(笑)
まさにTHE FIRST TAKE、これぞプロ。
歌いだしから曲の終わりまでずっと感動、20年経った今聴いても全く色褪せていない、むしろ大人になって聴くこの曲の切なさと余韻が心地よすぎる…。
もうこの歌を知らない世代もたくさんいらっしゃると思いますが、そんなあなたに絶対知ってほしい一曲です!
アンオフィシャルも面白すぎる!!
THE FIRST TAKEをオマージュした芸人、YouTubeたちの挑戦!!
かまいたちチャンネル
テレビにも引っ張りだこの、実力派芸人かまいたち!
最近登録者数も100万人を超えて改めて人気を証明しました!
今回そんなかまいたちのチャンネルで公開された「かまいたち/THE FIRST TAKE」という動画が面白すぎる!!(笑)
白い部屋・マイク1本は本家と同じシュチュエーション、ただ1つ違うのは一発撮りで披露したのが歌ではなくてすべらない話…(笑)
話芸が生業の芸人にとってマイクの前は歌手と同じく真剣勝負の場!
すべらない話を真面目に話すシュールさと、終わった後に反省するところも含めてじわじわくる動画です(笑)
ちょっと滑ってる濱家さんがまたツボにハマる…。
芸人さんらしいオマージュに仕上がっています!(笑)
ゴージャス動画
泣く子も黙る宇宙海賊ゴー☆ジャスさんが自身のYouTubeチャンネルで披露したLiSAさんの大人気曲「紅蓮華」のTHE FIRST TAKE!
本家「紅蓮華」の再生回数は1億回を突破しましたが、こちらの動画は100万回。
まだまだ先は長いですが、もっとたくさんの人に伝わってほしい一心で、今回ご紹介させて頂きます(笑)
100万回も相当すごいですが…(笑)
ゲーム実況者としても大人気のゴー☆ジャスさんが今回は地球儀をマイクに変えて熱唱!!
歌い始めから笑いなし、真剣に歌うゴー☆ジャスさんが健気に見えてくる…。
しかも普通に上手いのがジワジワくる(笑)
一生懸命に歌う手がかわいい(笑)
あまり近くで顔を見たことがなかった人なら
「こんな感じでメイクしてるんだなぁ」
「鼻の形綺麗だなぁ」
という新たな発見に出会えることでしょう!(笑)
水溜りボンド
大人気YouTuberの水溜りボンド!
THE FIRST TAKEオマージュの動画をたくさんあげているYouTuberとしてもお馴染み。
この回では初めてスタジオを借りて、しっかりとTHE FIRST TAKEを再現!
トミーさんが話題の楽曲「うっせえわ」に挑戦します!
ただここで終わらないのが水溜りボンド!!
トミーさんが歌っている頭上から、1万個のスーパーボールを落としてみたら…。
水溜りボンドの有名企画とお家芸のドッキリの融合、スーパーボールが落ちてくる迫力がどんなものなのか、見ていてハラハラしてしまいます(笑)
ここまで再現度の高いTHE FIRST TAKEもなかなか凄いですが、果たしてトミーさんは最後まで歌い切ることができるのか…必見です!
THE FIRST TAKEを見逃せない!
いつかあなたのお気に入りのアーティストも参戦するかも!
これからのTHE FIRST TAKEも見逃せない!!
今回はTHE FIRST TAKEの魅力を伝えさせていただきました!!
皆さんのお家時間や通勤通学時間のお供にも、そして話題の新曲や懐かしのあの曲がこれからもたくさんアップされていくこと間違いなしのTHE FIRST TAKE!
THE FIRST TAKEでは一発撮りオーディションも絶賛開催中!
プロを目指す未来のアーティストたちの一生を変える戦いにも目が離せません!
今後も大注目のTHE FIRST TAKEの新たな発見と挑戦をお見逃しなく!
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