現代を生きる王子様達(プリンスたち)をコンセプトとするアイドル、9bic。
活動1周年では豊洲PIT、2周年ではぴあアリーナMMを決め、その勢いはとどまるところを知らない。
前編では、ひとりひとりのバックグラウンドや新曲「klaxon」について聞いてきたが、後編では駆け抜けてきた2年間や8月に開催される『2nd Anniversary Live -9BICARide-』についてクローズアップ!
がむしゃらに走ってきた2年間
──デビューから2年経ちましたが、振り返ってみていかがですか。
市川 慶一郎 アイドルって楽な仕事じゃないなって(笑)。キラキラしているから「キャーキャー言われてるだけじゃん」って思われがちなんですけど、想像していたよりずっと大変でした。
四季 涼雅 正直、しんどいときもあったよね。
市川 慶一郎 デビューライブが成功して「このまま波に乗るんだ!」と思っていたら、翌日からお客さんがすっからかんだったときは、ちょっと堪えたな…。
四季 涼雅 でも、嬉しいことのほうが大きいです。1周年で豊洲PITが決まったり、全国ツアーを制覇できたり。ただひたすらに頑張ってきて、気づいたら2年経っていたって感じかも。ありがたいことに忙しい2年間でしたね。
──具体的には、どのようなことが忙しかったのでしょうか。
市川 慶一郎 個人やグループでレッスンがあるし、9bic以外でソロの仕事もある。各々が挑戦したいこともあるので、結果的にスケジュールがみっちりになっちゃうんです(笑)。
──個人でもレッスンを受けているんですね。
椚 三波斗 僕はたまにダンスのレッスンを。向上心があるときに、集中して取り組んでいます。黄色の子(さつき)は、すごいですよ。ずーっと自主練やってますから。
仮屋瀬 さつき それ、内緒! こっそり練習を頑張ってるほうが、かっこいいじゃん。
双葉 小太郎 僕はピアノをやっています。朝から練習することが多いので、貴族みたいな生活をしてますね(笑)。
──先ほど「2年間があっという間だった」というお話がありましたが、活動のスピードは順調ですか。
市川 慶一郎 そうですね。横浜のぴあアリーナMMも決まっていますし、いい流れなんじゃないかな。9bicが始まるとき、プロデュースのふたりから「2年で結果を出す」と言われていたんです。2年間本気で頑張って地下アイドルの枠を越えられなかったら、続けていても意味がないと思っていたけど、今の俺らは“9bic”というジャンルを確立できてる。着実に進んでいるし、ちゃんと結果を出せてると思っています。
椚 三波斗 今思えば、周りの人がレールを敷いてくれていたんだよね。そのおかげですごいところに来ちゃった。これからは、もっと自発的に意見を出したり、行動したりしていきたいです。
個人で得たファンを9bicに!
──8月3日、4日には、いよいよ『2nd Anniversary Live -9BICARide-』ですね。会場がぴあアリーナだということは、いつごろ告げられたんですか。
双葉 小太郎 全国ツアー東京公演の豊洲PITでのライブ中です。びっくりしすぎて、全員が無言になりました。
椚 三波斗 “アリーナ”がピンとこなくて、リアクションもできなかったよね(笑)。
仮屋瀬 さつき 自分たちがアリーナクラスの会場のステージに立てるなんて、考えたこともなかったので。
──『2nd Anniversary Live -9BICARide-』に対する、今の心境を聞かせてください。
六花 清春 他のメンバーより後に加入したので、活動歴が1年半くらいなんですけど、こんなに早くアリーナに立つとは思ってもみませんでした。豊洲PITの時点でけっこうびっくりしたのに、ぴあアリーナはキャパがその4倍。こんな経験、滅多にできることではないので、本当に9bicへ入ってよかったです。
四季 涼雅 僕は「アイドルってすごいな」って思います。普通に生活していると、10人に「好き」って言ってもらえたら、すごいじゃないですか。でも、アイドルをやっていると何百人、何千人に「好き」って言ってもらえる。信じられないですよね! ぴあアリーナに、僕たちのことを好きな人が1万2千人も集まってくれると考えると、本当にありがたいです。
──すでに準備は始まっているんですか。
市川 慶一郎 テーマやセットリスト、新しくチャレンジすることは、もう決まっています。今はすべての最終段階の準備しています。コロナの影響でなくなってしまうかもしれない演出もあったのですが、結果的にできることになりました。
――新しくチャレンジすること、気になりますね。
市川 慶一郎 俺たち、節目ごとに新しいことへ挑戦しているんですよ。1周年の時は、俺と清春が殺陣、三波斗と涼雅がアクロバット、さつきが作曲、小太郎がピアノにチャレンジしました。今回はなんとバンド編成でのパフォーマンスです。本気で取り組んでいるので、良いものをお客さんに見せたいですね。
――2021年、9bicは3年目に突入するわけですが、どんな年にしていきたいですか。
六花 清春 2周年ライブをアリーナでやらせてもらえるので、3周年はもっと大きいところでやらせてもらえるようにしたいです。もっとみんなで頑張って、テレビにも出演したいですね。
市川 慶一郎 俺はZeppツアーしたいですね。あとは、横浜アリーナかな。
双葉 小太郎 個人の仕事も、もっと増やしたいよね。もっとたくさん雑誌に出たいし、ラジオのパーソナリティにもチャレンジしたい。仕事の幅を、もっと広げていきたいです。
四季 涼雅 たくさん外部のお仕事をいただいて、ひとりひとりがもっと有名になれたら嬉しいな…。
市川 慶一郎 そこで獲得したファンを、9bicに連れてこられたら理想的だね。
椚 三波斗 個人の仕事をみんなで頑張って、9bicの集客を増やしていこう。
仮屋瀬 さつき 勢いは落とさず、楽しく怪我無く。
椚 三波斗 たしかに(笑)。平和にやっていきたい!
仮屋瀬 さつき 安全第一で、3周年を迎えられたらいいですね。
真のイケメンは服を選ばぬ!?
――では、最後にHARAJUKU POP JAPANらしく、ファッションのこだわりを教えていただけますか。
六花 清春 きっちりしたのがあまり得意じゃないので、スエットみたいな動きやすい服装が好きです。ただ、僕と小太郎は9bicのなかでもファッションがダサいと言われているので…。
双葉 小太郎 本当にこだわりがなくて、着られればなんでもいいんですよ(笑)。変なTシャツでも、問題なし。衣装のときとのギャップを狙っていくみたいな。
椚 三波斗 僕も最近になって「着られればいいや」になりました(笑)。あまり服を買わないので、お仕事などで頂いた服ばかり着ています。
仮屋瀬 さつき そんなにセンスがないので、憧れているアーティストさんの私服を一式パクったりしますね。そしたら、間違いないので(笑)。あとは、涼雅がオシャレな店を知っているので、参考にしています。
四季 涼雅 手のこんだ洋服が好きなので、街では浮いちゃうんですけどね(笑)。糸がほつれていたり、生地と生地がドッキングされていたり、ちょっと変わったデザインの服が好きです。
市川 慶一郎 涼雅みたいに、誰が見てもオシャレな服装は憧れますよね。でも、そういう存在がグループに2人いたら、うるさいと思うので(笑)。俺はラフな格好が好きかな。夏だったら、Tシャツとデニムみたいな。誰の隣でも歩けそうな、品のあるファッションっていいですよね。
PHOTO:KURO
TEXT:坂井彩花
9bic
「現在(イマ)を生きる王子様(プリンス)達」をコンセプトに活動する、6人組のメンズアイドルグループ。アイドルとして活躍する傍ら、”ハコイリムスコ”名義でYouTuberとしても活動。現在を生きる若者らしく、TikTok、Twitter、Instagramなどを使いこなし、SNS総フォロワー数は150万人超。ティーンの間で人気急上昇中!
【Official Site】 https://9bicofficial.net/
【Twitter】 @9bic_official
【Instagram】 @9bic_official
【TikTok】@9bic_official
【YouTube】「ハコイリムスコ」で検索!
Digital Single “klaxon” Release!
ぴあアリーナMMでの2daysライブ「9bic 2nd Anniversary Live -9BICARide-」のテーマソングとなる「klaxon」は、未来へ進む人への応援ソング。大舞台への決意と”これからも一緒に走っていこう”というファンへの思いが、9bicの真骨頂である王道アイドルポップスで表現されている。
2021年6月1日 (火)
配信リリース
https://lnk.to/klaxon_9bicPR
Live Tour & Event Information
【9bic 2nd Anniversary Live -9BICARide-】
デビュー2周年を記念して、9bic史上初となる
“アリーナライブ”開催決定!
ぴあアリーナMM にて (最大収容人数 12,000人)
2021年8月3日(火)
<夜公演> OPEN 17:00 START 18:30
2021年8月4日(水)
<昼公演> OPEN 12:00 START 13:30
<夜公演> OPEN 17:00 START 18:30
誌面もチェックしてね!
2021年7月2日発行の原宿POP MAGAZINE vol.05にも9bicが登場!
この記事とは別カットが掲載されています!
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