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ダイナマイトな令和のアフロアイドル？？それがBANZAI JAPAN！！【原宿POP／PICK UP IDOL】

2022年02月15日｜インタビュー

原宿カルチャーと親和性の高い、原宿POP編集部が2022年気になるアイドルをピックアップする【PICK UP IDOL】コーナー。今回は2月22日に最新シングル『アフロダイナマイト/乙女心 c/w Love From Far East』を発売するBANZAI JAPANを紹介。まずは表題曲となった『アフロダイナマイト』のMVをぜひ見てもらいたい。
そこに映っているのは、金色スパンコールの服を身にまとったアフロヘアーの女性たち。かなり強烈なインパクトを放つ姿だ。このMVは、物語仕立てで作りあげられている。しかも、出演者は全員BANZAI JAPANのメンバーたち。この映像が生まれる背景について。加えて、『アフロダイナマイト』とは対極を成す新曲『乙女心』のMVの話についてなど、メンバーを代表し、安原めい・朝日珠莉愛・藤崎ふみ・春川愛美・藤崎しおり・花城沙耶・咲良める・七瀬あおいの8人に話を伺った。

みなさん、アフロヘアーになって何を感じました？

──みなさん、『アフロダイナマイト』のMVにアフロヘアーになって登場。まずは、アフロヘアーを体験しての感想から聞かせてください。

安原めい　「次のシングルのリード曲は『アフロダイナマイト』です。MVも撮影します」と楽曲をいただいたときから、うちのスタッフは奇抜なことをやらせるのが好きだから「これはアフロヘアーでのMV撮影になる!!」と覚悟はしていました(笑)。撮影自体はすごく楽しかったんですけど、さすがに20人を越すメンバー全員がアフロヘアー姿で歌い躍る姿を後ろから見ていたら、メンバーであってさえ誰が誰だかわかんなかったです(笑)。それくらい、インパクトのある姿やMVに仕上がったから「面白いな」と感じました。
わたし個人のアフロヘアーになっての感想ですが、その姿はまるで”大阪のおばちゃん”。顔の系統的に「確かにそう見えるな」とは納得していましたけど。だいぶアイドルからかけ離れてないか？？と心配にはなりましたし(笑)、日頃から髪の毛の印象でアイドルらしさを見せられているんだなとも感じました。

朝日珠莉愛　わたしも顔が人よりもちょっと濃いめだから、アフロヘアーをかぶる前から「きっと似合うんだろうなぁ」と予測はしていたんですけど。実際にかぶったらスタッフさんらに大好評(笑)。「顔の濃さにアフロヘアーが似合ってるよ」と口々に言われたから、MV撮影でもやる気が沸いてました(笑)。
わたしも最初に『アフロダイナマイト』の楽曲をいただいたときから、「アフロヘアーになるんだろうな」「素の自分を出せないな」と覚悟はしていましたけど。結果的に楽しかったから、良かったなと思います。

藤崎ふみ　アフロヘアーをかぶったら、みんなに「モンチッチーみたい」と言われてました。わたし、格好次第で「モンチッチーだ」「グレムリンだ」などモンスター系に似てると言われることが多いんですね。むしろ、それが嬉しいというか。今回も「モンチッチーだ」と言われたときに「つかんだな」「これは自分の時代が来たな」と思ったように、今回もしっかり(観る人を)つかめたなと思っています。

──確かにつかみは強いですけど。でも、アイドルですよね。

藤崎ふみ　BANZAI JAPANのMVはアイドルということを考えて作ってないから、そこはいいんです。『乙女心』のMVは可愛いアイドルしているんですけど。『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』も『BANZAI FIGHTER（バンザイファイター）』も、わたしに関しては変な役にしかなってないし、そもそもBANZAI JAPANのMVはどれも変で面白い内容ばかり。MVに関しては、アイドルらしくないほうが逆に楽しくて良いです。

春川愛美　ほんと、そうだね(笑)。じつは『アフロダイナマイト』の楽曲が送られる前に、プロデューサーからは「次の楽曲のMVでは、みんなに一休さんになってもらおうと思ってる」と聞いてたから、わたし、一休さんになる覚悟でいました。そうしたら、坊主頭とは真逆のアフロヘアーだったのは驚きでした。それにアフロヘアーになると、意外と小顔効果が出るんですね。わたし、「意外と盛れてていいんじゃない?!」と、撮影も楽しめました。
ただ、MV撮影の日は1日中アフロヘアーだったんですよ。撮影の途中にコンビニへ買い物に行くときも、町中をアフロヘアー姿で歩いてたんですけど。みんな驚いた表情で見たり、クスクス笑ってるんです。中には、遠目で写真を撮る人もいました。そのときは恥ずかしかったり、少し落ち込んだりもしましたけど。撮影場所に戻るとアフロヘアーの仲間がたくさんいるから、折れた心もすぐ元気になってました(笑)。

藤崎しおり　わたしも『アフロダイナマイト』をいただいたとき、「きっとアフロヘアーになるんだな」と思いました。ただし、過去のMVでも全員が同じ格好をすることがなかったから、「メンバー中の何人かがアフロヘアーになるんだろうな」と思っていたら、「全員アフロヘアーになります」と聞いて、正直驚きました。
わたし、いつもおでこを隠すヘアースタイルだし、絶対におでこは出さないから、かぶる前までは不安でしたけど。実際にかぶったら意外と似合ってたから、「あっ、わたしにアフロヘアーは合うんだ」と新たな自分の魅力の発見になりました。この撮影がなかったら、一生アフロヘアーになることはなかったと思うから、新たな出会いに感謝しています。

──ふたたび、アフロヘアーになる機会があったら喜んでアフロヘアーになる気持ちを持ってるということだ。

藤崎しおり　いや、「またやって」と言われても、そこはもう大丈夫です(笑)。

──次は、沙耶さんお願いします。

花城沙耶　わたし、変な髪形や格好が似合う自信があるから、アフロヘアーになる前から「きっと似合っちゃうんだろうな」と想像してました。実際にアフロヘアーをかぶったときにも、メンバーみんなに「似合う!!」と言われてたからちょっと嬉しくなりました。撮影中も、アフロヘアーのみんなが集まっている光景は圧巻と言いますか。モサモサの頭の人たちがいっぱいいるから、面白い光景として見えてました。

咲良める　わたしも『アフロダイナマイト』という楽曲を聞いた瞬間から、「MV撮影は絶対にアフロヘアーになる」と思って覚悟を決めてました。それでも、正直かぶるのに抵抗があったんですけど。実際にかぶってみたら、「あれ??似合うじゃん」「小顔効果出ていいかも」とわたしも思いました。
わたし不器用だから、凝ったヘアーアレンジが苦手なんです。だけどアフロヘアーになるだけで凝ったヘアースタイルに見えるから、今後、本当にアフロヘアーにしようかなとも考えています。゛

安原めい　まぁ、メンバーの中に一人いるくらいなら、逆にインパクトが出て良いかもね。

咲良める　そこなんですよ。BANZAI JAPANは人数の多いグループだから、埋もれてしまわないためにも個性を出すのはすごく大事なこと。それに、アフロヘアーのアイドルさんっていないですよね。だったらわたしが「令和のアフロアイドル」という道を切り開こうと思ってます。

安原めい　それ、宣言しちゃっていいの？記事に書かれるよ。

──記事に書きますよ。

咲良める　あっ……。

──最後は、あおいさんですね。

七瀬あおい　わたし、BANZAI JAPANのメンバーになって初めてのMV撮影が『アフロダイナマイト』でした。わたしも最初はアフロヘアーに抵抗を覚えてたんですけど。メンバー全員があの格好でアフロヘアーになると、誰が誰なのか瞬時には判別いかないから、いいかなと思いました(笑)。でも、MVをよーく見てると、関西のおばちゃんや、アニー、アフロヘアーの子供など、いろんな個性のあるアフロヘアーの人たちを発見できるから、そこがMVの見どころになっているなとも感じました。

『アフロダイナマイト』をきっかけにアフロヘアーアイドルが流行ればいいなぁと思ってます(笑)。

──BANZAI JAPANは、毎回、本当に印象深いMVを作ってきますよね。

安原めい　そうなり出したのは、前々作の『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』からですね。初MVとなった『十人十色』のときは、センターを春川愛美ちゃんが担当すれば、セットもBANZAI JAPANらしい和な雰囲気で、虹色に輝くキラキラとした照明も印象的な「これぞアイドルのMV」という内容だったんですね。メンバーの餅丸夢姫ちゃんは、そのMVを見て「こんな可愛いアイドルらしいMVを撮れるのなら」とBANZAI JAPANへ加入を決めた子なんですけど、彼女の初MV参加作品が『アフロダイナマイト』。初MV出演で、いきなりアフロヘアー姿ですからね(笑)。
でも、今の私たちにとっては、コミカルなMVも含めてのBANZAI JAPANかなと思っています。基本的にメンバーみんな、「これをやってください」と言われたら「はい!!」と答えれば、NG無しで何でもやってしまう人たち。むしろ、どんな状況下でも「いかに楽しめるか」を方針としてBANZAI JAPANは活動しています。その意識は、『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』『BANZAI FIGHTER（バンザイファイター）』『アフロダイナマイト』の三部作で、しっかり心に身につけられました。

──このMV、三部作なんですか？

安原めい　いえ、家族を描いた『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』、戦隊ヒーローになった『BANZAI FIGHTER（バンザイファイター）』、メンバーみんなアフロヘアーの『アフロダイナマイト』と、それぞれ内容は異なりますけど。私たちは、勝手に三部作と呼んでます(笑)。

藤崎ふみ　みんな、毎回配役は違うけど。ランナーと、おばあちゃん役は3作品ともずっと同じメンバーがやっているからね。

七瀬あおい　わたしは、『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』のMVを見て「楽しそうだなぁ」と思ってBANZAI JAPANへ加入したメンバーです。だから、『アフロダイナマイト』のMV撮影も楽しめました。それに、『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』や『BANZAI FIGHTER（バンザイファイター）』で見ていた、おばあちゃんやランナーを目の前にしたときも、「あっ、『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』のMVで見てた人たちだ」「本物を見れたー」となって感動してました(笑)。

安原めい　『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』『BANZAI FIGHTER（バンザイファイター）』『アフロダイナマイト』とも、全部同じ監督さんがMVの制作を手がけています。その監督さんも悪のりしたがると言いますか、『BANZAI FIGHTER（バンザイファイター）』のMVの中、3人のメンバーが全身タイツ姿から変身するシーンがあったんですけど。そのうちの一人が、あまりにも全身タイツ姿に抵抗がありすぎて号泣したんですね。その姿を見た監督がぼそっと呟いたのが、「もう全身タイツ姿はやめよう」ではなく「メンバー全員が全身タイツ姿だったらもっと面白そうだな」でしたからね。なんなら、ライブでもメンバー全員で全身タイツ姿は経験してますし、それを嫌がる人は、今やメンバーにはいませんからね。(もじもじする珠莉愛に気付いて)どうした??

朝日珠莉愛　わたし、布じゃなくエナメル質だったら全身タイツ姿になってもいいです。

──全身タイツ姿でライブをやるって、かなり度胸がありますよね。

安原めい　MVの衣装姿でライブをやったことは何度もありますし、メンバー全員ランナー姿でのライブも経験しています。

藤崎ふみ　『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』の衣装姿に短時間で着替えるのは、かなり大変だったけどね。変身の時間が3分間しかなくて、若干かつらから金髪が覗いてた経験もありました。

安原めい　その短時間の中でも、おじいちゃんおばあちゃんはクオリティーの高い姿に仕上げて出てくるからね。なんなら、短時間で顔の皺まで書いてたからね。今回の『アフロダイナマイト』のカツラや衣装もメンバー全員持っているから、いつか『アフロダイナマイト』の衣装姿でライブを行う可能性もあると思います。

──その姿を見たら、かなり壮観でしょうね。

藤崎ふみ　20人超えのモサモサ頭が揺れてる光景を見れるなんてなかなかないから、かなりインパクト出ますよ。

安原めい　さっきもアフロヘアーで買い物に行ってという話が出てましたけど。メンバーみんなで表参道のイルミネーションの綺麗な並木道やハイブランドのお店の前をアフロヘアーで歩いたときは、一緒に仲間がいたことで逆に楽しかったです。

春川愛美　撮影していたら、「このヘアースタイルは本物なんですか？」と聞かれたり、カメラを向けて撮影する人たちがいたり。その姿を見て、メンバーみんなでピースサインもしていたように、数人以上での外での撮影は逆にテンションが上がってたし、見ててもすごくインパクトがありました。

安原めい　自分たちがアフロヘアーを体験したせいか、この格好を初めて体験して以降から、街を歩いてても、ついアフロヘアーの人を探したり、そういう人を目に止めるようにもなりました。

──これからBANZAI JAPANの中にも、アフロヘアーアイドルが誕生しそうですしね(笑)。

咲良める　そうですね(笑)。今回の『アフロダイナマイト』をきっかけにアフロヘアーアイドルが流行ればいいなぁと思ってます(笑)。

──『アフロダイナマイト』は、楽曲も超ファンキーでノリノリですよね。

朝日珠莉愛　『アフロダイナマイト』でやっている振りはすごくキャッチーで、すぐに真似できるから、ぜひライブでみなさんにも真似してもらいたいです。できれば、幼稚園や保育園でも園児たちと一緒にこの振りをしながら楽しんでみたい。

藤崎ふみ　子供たちがあの振りをやって躍ったら、絶対に可愛いよ!!

安原めい　その前に、うちらがあの格好で園児たちの前にズラズラーッと出ていったら、逆に驚いて泣かれるかも知れないけど(笑)。

メンバーそれぞれのお勧めMV。その理由が…。　

──メンバーそれぞれのお勧めMVについても教えてください。

七瀬あおい　わたしは『乙女心』のMVです。あの映像は一本撮りでカメラまわしっぱなしで録った部分もあるんですけど。そこの場面の中、メンバーが急いで移動している姿もチラッと見えてきます。そこを見て、「このシーンは長尺で撮ってたんだな」と気付いてもらえたら嬉しいです。MV自体もすごく可愛い内容だし、メンバーみんなのキャピキャピしている姿も見てほしいです。
BANZAI JAPANを初めて知る方の場合、『乙女心』のほうが可愛い子をいっぱい見れるから入りやすいと思いますけど。BANZAI JAPANを見慣れた人たちなら、『アフロダイナマイト』くらいのインパクトがあったほうが楽しめると思います。

咲良める　わたしも『乙女心』のMVが好きなんですけど、わたしとしおりさんの2人でケーキにデコレーションをするシーンが中に出てきます。そこでは、自由にデレコーションしていいと言われ、2人で和気あいあいと飾りつけなどをしてました。その姿がめちゃめちゃアイドルのMVしているんですけど。完成したMVを見たら、ケーキシーンが少ししか使われていなかったんですね。すっごく可愛くデコレートしたのに、あまり使われていなかったから、ぜひ可愛い瞬間を一時停止し、デコレートした様も含め、じっくり見てほしいです。

花城沙耶　わたしは『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』がお勧めです。わたしは今23歳なんですけど、20歳の誕生日になぜか、プレゼントでランドセルをいただいきました。『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』の撮影のとき、「手元にランドセルあるよね」と言われ、わたしは『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』のMVの中でランドセルを背負って登場しています。中でも、終盤に出てくる、わたしがランドセルを背負いながらおっきな口を開けてお寿司を頬張るシーンは、本当にお腹が空いてたから本気で食べていました。すごく美味しそうに食べる顔をして映ってるから、そこにも注目してください。

藤崎しおり　『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』はめちゃ明るい曲だから、みんな笑顔で撮影をしていたんですけど。中に、外でメンバーみんなが笑顔で躍ってるシーンが出てきます。じつはその撮影前に雨が振ってて、足元がびちょびちょの状態で歌い躍ってました。しかも、途中、雨が降り出して撮影が止まったりもしていたんですけど。映像ではいい感じの空の色になっています。そのシーンを撮影したことが、わたしはすごく思い出に残っています。
他にも『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』の中、わたしは春川愛美ちゃんと姉妹役で登場しています。一緒にお風呂に入ったシーンはすごく反響があったから、ぜひ見てほしいなと思います。

春川愛美　わたしが紹介したいのは、『アフロダイナマイト』になります。わたし、このMVの中でアフロヘアーの占い師役で登場します。その撮影をしたのが、渋谷マークシティ前なんですけど。カメラは遠目からの撮影で、監督さんもその側にいれば、メンバーみんなも車の中で寝てたんですね。だから、わたし一人だけがポツンと取り残されている状態。でもカメラはまわってるから「占いはどうですかー」と、街行く人たちに声をかけていたんですけど。みんな不信がって、誰一人側に近づいてきませんでした。でも、あのシーンは見てほしいですね。
あと、『乙女心』のMVで、わたしと朝日珠莉愛ちゃんがベッドシーンを撮影してます。

安原めい　その言い方、勘違いされる(笑)。ただ、2人して布団の上でキャッキャしているだけですから。

春川愛美　そこはドキドキの設定だから、ぜひ注目してください(笑)

藤崎ふみ　わたし、『アフロダイナマイト』のMVを見て思ったのが、わたしの眉毛が濃いなってこと。『アフロダイナマイト』のMVでは最前のメインで歌い躍ってもいるから、そこに注目してください。
わたし、毎回印象深い役柄をいただくんですけど。『BANZAI FIGHTER（バンザイファイター）』ではセクシーな海賊役をいただきました。でも、なぜか口元がブルーベリーを食べた後のように、口のまわりを紫色の口紅で塗られています。そのメイクのせいで、わたしは正義のヒーローなのに悪役みたいになっちゃってます。
でも、『乙女心』では普通に可愛いアイドルとして映ってたから、メンバーみんなに笑われました。スタッフさんに「『乙女心』のMVはピンクが似合うメンバーばかりを選んだ」と言われたとき、「はぁ？？わたし、ピンクは似合わんがな」と思えば、撮影後にもスタッフさんに「可愛いMVも意外といけるやん」と言われたんですけど。「意外といけるって、選んだのはあんたやん」と心の中で突っ込んでました(笑)。

朝日珠莉愛　わたしのお勧めは『BANZAI FIGHTER（バンザイファイター）』になります。中に変身するシーンが出てきます。そこでは、選ばれた3人のメンバーが全身タイツの上にスクール水着を着て登場するんですね。最初に「あとでそこは抜き取って戦隊服を着せて格好よくするから安心して」と言われたから、その気持ちで撮影をしていました。でも、完成したMVを見たら、撮影したときと同じ姿。アイドルに変身すると聞いてたのに…。結果、全身タイツのままという、あの場面が見どころです。
あと、『アフロダイナマイト』ってBANZAI JAPANの衣装姿が一度も出てこない初のMVなんですよ。そこが見どころなのと、『BANZAI FIGHTER（バンザイファイター）』の中、散々奇抜な格好を見せていたのに、「さぁ戦う」となった瞬間に場面が変わり、メンバーみんなが衣装姿で草原の中で歌い躍る姿がすごくアイドルしてて格好よければ、あの切り換えの映像も嬉しい見どころだとわたしは思いました。

安原めい　BANZAI JAPANのメンバー一人一人のキャラクターがしっかり出ているMVが、『BANZAI FIGHTER（バンザイファイター）』なります。そのMVの中、わたしは、両スリットの深いチャイナ服姿で出ています。メンバーからも「際どい衣装」と言われれば，激しく躍っていたことから両スリットが破れだし、撮影中はたいへんなことになっていました。わたしは極心空手をやっていたこともあって、以前からゲームキャラクターの「チュン・リーに似てる」とも言われてたから、その気分でも演じてました。しかもわたしの武器が、メリケンサック(笑)。『BANZAI FIGHTER（バンザイファイター）』のMVには、それぞれが、なぜそのキャラクターになったかが描かれているから、そのストーリー性にも注目してください。
　『アフロダイナマイト』もストーリー性のある映像。中でわたしは、アフロヘアーの子たちをバカにするギャルとなって出てきます。でも、そのギャルたちも大人になった頃にはアフロヘアーなんですけど。登場人物一人一人が、なぜ最終的にみんなアフロヘアーになって躍るのか、その物語を描き出したMVでもあるから、それぞれに見ながら、その物語の背景を探ってみてください。
　『ジャンピン! なっぷ! JAPAN!』のMVは、全体的に温かい感じがしていて好きなMVです。『乙女心』のMVは可愛い映像だし、楽曲も可愛い王道アイドルEDM曲になりました。
今回のシングル盤に収録した3曲とも、BANZAI JAPANが魅力にしている和の要素ではない魅力でせまった曲たちになります。良い意味でBANZAI JAPANの印象を裏切る曲たちを詰め込んだから、「こういうBANZAI JAPANも魅力的だよ」と発信していける作品になれたら嬉しく思います。

TEXT:長澤智典

『アフロダイナマイト / 乙女心 c/w Love From Far East』

BANZAI JAPAN
4thシングルリリース!!
『アフロダイナマイト / 乙女心 c/w Love From Far East』
2022.02.22 On Sale

BANZAI JAPANメジャーリリース第4弾!
全員アフロで、超個性爆発のダンスナンバー「アフロダイナマイト」とBANZAI JAPANの新しい形に挑戦!ポップでカワイイEDMサウンド「乙女心」の2曲とc/w「Love From Far East」を加えた3曲収録のリリースです。

＜価格＞全4形態各タイプ¥1,250(税込)
＜品番＞ QARF60085〜88
＜発売元＞株式会社ロックフィールド<販売元>コロムビア・マーケティング株式会社

＜Type-A＞

＜Type-B＞

＜Type-C＞

＜Type-D＞

【収録曲】
・アフロダイナマイト
・乙女心
・Love From Far East
・アフロダイナマイト（instrumental）
・乙女心（instrumental）
・Love From Far East（instrumental）

BANZAI JAPAN

日本を元気に世界へ発信！47都道府県天下統一アイドル
もともと日本が持つ素晴らしい魅力である「山」「川」「建造物」「料理」「技術」「アニメ」「お・も・て・な・し」そして…「ヲタク」など！
日本がどや顔で誇れる文化を世界に向けて発信していくプロジェクトとして結成されたアイドルユニットです。
メンバーは、それぞれ日本の各都道府県を背負った伝道師として暗躍中だそうな。
47人揃うのは、いつの日や？
これから「BANZAI JAPAN（バンザイジャパン）」が、歌やダンスなどのパフォーマンスで、日本が世界に誇れるカルチャーを「見える化」して発信して参ります!

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