愛らしいチャイナドレス「小町娘」が日本上陸!現代向けにリデザインされたカジュアルさを楽しんで

2022年06月21日 | アパレル
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日本発のロリータ・ファッションは今では世界中に広がり、お隣の中国では大流行中。日本のブランド数が50位に対し、中国では200以上もブランドがあり、デザインの多様さからカジュアルに楽しむ層が多いです。近年は日本でも、逆輸入の形で中国ロリータ服を扱うセレクトショップが増えました。

ゴシック、クラシカル、甘ロリ、ミリタリー、和ロリ、華ロリ・・・と様々なテイストがあるロリータ服の中でも、中国伝統のチャイナドレスを取り入れた華ロリは日本でも人気が高いです。

今回紹介するのは、斬新なデザインと、イラストを使った宣伝など独自性の強さを感じさせる「清水社」始まりの1着「小町娘」。中国では再販されたばかりで、日本でも正規代理店のEpeticeにて近日中お取り扱いが開始されます。

追記:6月22日より、Epeticeにて取り扱いが始まりました(7月5日まで予約受注中)。

一足早く、甜(てん)ちゃんにお召し頂きましたので、ブランド代表インタビューと合わせてお届けします。

甜(てん)ちゃん/プロフィール


両親は中国人で日本育ち。キュートな笑顔とでナチュラルな動きのあるポージングが持ち味。

Twitter:@Ten__050628

清水社

Weibo:@清水社原创设计

2021年設立。同ブランドでは、商品梱包でカエデのラベルを貼っており、きっかけは代表が日本語の勉強をしていた時に、見た日本の清水寺の写真から。紅葉に包まれた清水寺の写真は大変雅な美しさで、強く心に残ったとのこと。

ロゴに関しては、日本の浮世絵師・葛飾北斎先生の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」にインスパイアされたそうです。

モデル起用にとどまらず、イラストで洋服の世界観を伝える宣伝に重きを置いている。

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現代向けにアレンジ♪可愛いらしい華ロリ「小町娘」


小町娘 チャイナワンピースエプロンセット【清水社】 13,980円(税込)
【内容】
ワンピース
エプロン

中国伝統のチャイナドレスを現代的にデザインしたワンピース「小町娘」。
エプロンは脱着可能で、チャイナドレスとしては丈が短く、オリエンタルなテイストも抑えめで、カジュアルなデザインになっています。生地はポリエステルなので耐久性に優れ、日常使いとしても着やすくなっています。キナリとピンクの2色展開です。

お洋服のテーマとデザインについて、「清水社」代表に制作秘話を訊きました。

――「小町娘」のテーマについて教えてください。

「小町娘」は中華風の厨房で働く少女をテーマに、チャイナドレスにアレンジを加えた衣装です。中国伝統のチャイナドレスは丈が長く、東方(オリエンタル)の要素が強いです。そこで、近年流行している西方(ヨーロッパ)の要素を加えた「改良型チャイナドレス」にすることで、日常的使いしやすく、若い人に好まれるデザインを意識しました。

イメージイラストでは、東方と西方の要素を多く取り入れています。

東方要素:伝統的なぱっつん前髪、中華式の長い三つ編み、お団子頭(『ストリートファイター』春麗からインスピレーションを受けました)。

西方要素:フリルがついたヨーロッパスタイルのメイドエプロン、ヨーロッパのお菓子とティーポット、車輪付きの可動式四脚テーブル。

これらの要素を結合させて、ティーポットを宙に浮かせ、遊び心を感じさせる東洋の少女を描いています。

――デザインのポイントを教えてください。

「小町娘」は日本語で美しい娘の意味です(小野小町のように美しい娘の意)。中国人がこの3文字の漢字を理解する上で、小柄で可愛らしい感覚を受けます。なので、チャイナドレスの袖と丈を短くし、エプロンも小さめにデザインしました。そして至る所にリボンで飾り付けて可愛らしさを増しています。

三角形のネックライン:胸元のネックラインは女性の肌が見えるようにしました。見た目があまりにも保守的なデザインにはしたくなかったですし、露出が高い印象も与えなかったので、範囲は狭めています。

プリーツ:胸部は生地を2重に折り返したプリーツというヨーロッパらしい表現手法を採りました。華麗な印象を増すことができ、胸部全体にデザイン性を与えます。

ベルベットベルト:私はベルベットベルトを応用したデザインがすごく好きで、得意としています。服全体の高級感を増しますし、ある種のレトロチックな印象を与えるからです。ベルト部分がちょうど胸元の下にくるのは、視覚効果としても良い位置です。もしベルベットベルトがなければ、この服はややもすれば平凡な印象になったと思います。

フライングスリープ付きエプロン:フライングスリープとエプロンは、非常に布面積を少なくし、可愛さに重きを置いて“小町娘”の小を突出できるように表現しました。

――「小町娘」はブランドの最初の1着です。当時、どのような心境でブランドを立ち上げたのですか?

「小町娘」は私たちのブランドの始まりであり代表的な作品です。私自身も非常に気に入っています。私は4年前からチャイナドレスの研究を始めたのですが、転機はテレビ番組のインタビューを見たことでした。ゼロからEコマースビジネスを始めたある障害者の方が、ものすごい努力をして結果的にオンラインショッピングモール「天猫Tmall」で売上1位を獲得したんです。当時の私は非常に感銘を受けて、大学生の間はチャイナドレスでどのような商売をするかを一生懸命学びました。

先生が教えてくれたのは、「利益は作品がもたらす一面に過ぎず、自身の作品が多くの人に好まれて期待されるようになれば、お客様がお金を払う価値があると思ってくれる」でした。

――最後に、「小町娘」のおすすめの着こなし方を教えてください。

おすすめの着こなし方はイメージイラストのようにです。私はいつも、髪型や靴、靴下など自分の中にある理想の組み合わせをイラストで形にしてもらっています。

撮影:乃木章(Twitter:Osefly
販売サイト:Epetice(Twitter:@Epetice

この記事を書いた人

「原宿POP」のライター・カメラマン。中国語が得意。2019年に中国ロリータ服に出会い、その多様性と華やかさに惹かれる。市場の成長が著しい中国ロリータブランドやモデルがカンフル剤となり、日本でもロリータファンが増えればと、中国ロリータの取材に注力している。Twitter:@Osefly

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