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RealRomanticの魅力は、K-POPに寄りすぎてないけど、ゴリゴリの日本のアイドルでもない、それぞれの良いところを取り入れ、進化させたハイブリッドな姿にあります。

2025年05月04日｜インタビュー

4月16日に、1stEP『BLOOMING』をCD/配信リリース。同日には、1st LIVE「A New Semester」をZepp Shinjukuでワンマン公演として開催。最高のスタートを切ったRealRomantic。1stEP『BLOOMING』に収録した『Uncupid』が、朝の情報番組「DayDay.」の5月度エンディングテーマに決定。5月25日には、飛行船シアターで「RealRomantic 1st Fan Meeting ”lily of the valley”」を開催。夏には、新たな音源として『ice cream LIVE LOVE』のリリースも決定している。破竹の勢いで駆け続けるRealRomanticの魅力をここにお伝えしたい。

メンバーが感じているRealRomanticの魅力とは…。

──まずは、メンバーそれぞれが今感じているRealRomanticの魅力について教えてください。

HINA　グループの場合、メンバーの系統が統一されていることもあると思いますが、RealRomanticには、いろんな系統の子たちが揃っています。メンバーそれぞれに持っている個性が違っているから、一つのグループを通していろんな楽しさを得られるところにわたしは魅力を感じています。しかも、メンバーがみんなめっちゃ仲良しのところも魅力です。

SORA　わたしも、メンバーの仲良さにRealRomanticの魅力を感じています。このメンバーは団結力があれば、決断力もあります。

KARIN　RealRomanticの魅力は、それぞれ性格が良いというか、本当に”いい子たち”ばかりなんです。わたしは、グループの中では最年長。みんな年下ですけど、わたしよりも大人っぽいというか、一人一人が自分の芯を持っているから「人間が出来ている子ばかり」だとわたしは感じています。

──KARINさん、メンバーそれぞれの魅力も教えていただけますか。

KARIN HINAとSORAは、誰に対しても人当たりの良い優しい子たち。2人は、グループの中の癒し担当です。YUIは、真面目でしっかりしているんですけど。いい意味でヲタク気質な部分があって、アニメが好きというギャップを持っています。RINは大人っぽくて、しっかりとしていて、ストイックでと、メンバーの中で一番最年長っぽい子。NANAも見た目はすごく大人っぽいんですけど、中身は一番子供っぽくて、幾つになっても童心を忘れない子です。RIKKIはまわりのことがすごく見えているから、一番気配りの出来る子です。

RIKKI そんなKARINちゃんは、何時も冷静で、頼りがいのある人。でも、一緒にお話をしながら悩み事を聞いてると、意外と弱い部分もあるのが見えてくるから、わたしはそこのギャップに「かわいいな」と感じています。

──続いては、YUIさんですね。

YUI RealRomanticの魅力は、メンバーそれぞれの個性もそうですが、グループのプロデューサーである中村彼方さんがしっかりとコンセプトを固めて下さっているいるところに、わたしは魅力を感じています。

──そのコンセプトを教えてください。

YUI RealRomanticは、「魔法学園」という世界観を根底に持っています。しかも、一人一人に魔法の設定があります。今は、そこを全面に押し出しているわけではないですが、『BLOOMING』のMVでそれを匂わせていれば、物語チックな展開を見せる楽曲もあるから、そういうところにコンセプトを反映もしています。しかもRealRomanticの場合、考察しがいのある曲がいろいろあるのも魅力です。

RIN わたしは、パフォーマンスリーダーを担当しています。メンバーみんなで振り付けを考えた曲もありますが、今は、主に振付師さんに付けていただいています。その振り付けを、メンバーみんなで「この振り付けをどう見せれば、より伝えやすくなるのか」と意見を交わしながら仕上げています。今でこそ、みんな思ったことや、メンバー個々も含めて改善点を忌憚なく言い合っていますけど。みんな優しい子たちだから、集まったばかりの頃は「なんか違うなぁ」「今、ちょっとズレてたよね」と感じても、みんな遠慮しあって言わなかったんですね。でも、お互いの仲が深まるにつれ、「見てくださる人たちに本当に良いパフォーマンスを届けないと、伝わるものも伝わらない」との思いから遠慮せず意見を伝えるようになったし、わたしもパフォーマンス面をまとめあげる上で厳しく言うようになりました。その言葉をみんな素直に受け止め、力にしてきたことで、今の自信を持ったパフォーマンスが出来ています。みんなの信頼が一つになったそのパフォーマンスこそRealRomanticの魅力だと、わたしは感じています。

──厳しい言葉を言っても素直に受け止めてくれるのも、強い信頼関係があるからなんでしょうね。

RIN それは、間違いないです。正直、厳しい言葉を言うのは心が痛いです。でも、グループとしてのレベルを上げるため、時には心を鬼にして伝えるのですが、その言葉をみんな素直に受け入れてくれて、そのうえで意見があれば、しっかりと自分の思いを伝えてくれる。その信頼が、短い期間の中でグループを成長させた要因であり、このメンバーの魅力だとわたしは受け止めています。

HINA わたしも、メンバーの個性に魅力を感じています。一人一人がアニメのキャラクターになり得るような全員が異なる力を持ってて、それぞれの個性をしっかりと光らせています。楽曲面でも、K-POP好きの人たちはもちろん。プロデューサーの中村彼方さんが、よくアニメソングの作詞も手掛けてるように、アニソンファンの方々からも支持を得ています。そういう幅広い層の支持を得られる楽曲にも、わたしはRealRomanticの魅力を感じています。

──NANAさん、ステージ上では凛々しい姿を見せていますけど、じつは乙女な方なんですよね。

NANA あっ…。

RIN 普段とステージ上の姿を比べた場合、一番ギャップのある子です(笑)。

NANA ステージの上ではイケメンキャラでやっていますけど…。最近は徐々に、自分の中の乙女心が滲み出てしまうこともあります(笑)。

──最後は、RIKKIさんですね。

RIKKI このメンバー、性格もみんなバラバラだし、年齢も、一番離れていて6歳差がありますけど、自然と役割分担化されてきたのか、いろんな現場で、それぞれの性格や個性を活かしながらグループを良い空気に導いてくれているなと、わたしは感じています。それこそ長丁場のお仕事でも、大事なポイントポイントをしっかりと引っ張ってくれるメンバーがいれば、つねに笑顔でみんなを癒してくれる子がいる。みんながちょっと疲れたなという雰囲気になると、元気な声を出してみんなの志気を高めてくれる子がいるなど、いろんな現場ごとに、メンバーそれぞれが空気を読んではお互いを高めあい、何時でも明るい空気にしてくれます。だから、どんなときでも楽しくお仕事が出来ていればて、その姿を見て、お仕事で接してゆくみなさんが褒めてくださいます。そうやって、お互いの足りない面や苦手な部分を自然と補いあっているところがこのメンバーだし、そこにわたしはRealRomanticの魅力を感じています。

──気になったのが、みなさんが伝える魔法についてなんです。それぞれ得意としている魔法を教えてください。

HINA メンバーみんな、担当カラーにも反映されていますけど。わたしは、「雷の魔法」を使えます。

SORA　わたしは、「光の魔法」を持っています。

KARIN　わたしは、「水の魔法」を使います。

YUI 　わたしは、「花と精霊」の魔法です。

RIN　わたしは、「重力の魔法」。『BLOOMING』のMVでは、地球を回しています。

NANA わたしは、「大地の魔法」を使えます。

RIKKI わたしは、「風の魔法」です。

メンバーそれぞれのRealRomanticのお勧め曲を紹介!!!!!!!

──現在、1stEP『 BLOOMING』に収録した4曲、配信中の『ROMANTIC SEVEN』。さらに、ライブで4曲の新曲を発表と、着実にオリジナル曲たちが増えています。ぜひ、それぞれのお勧め曲について聞かせてください。

HINA わたしは、1st LIVEで初披露した『AURA』をお勧めしたいです。「ずっといい子のままでは生きていけない」という曲のコンセプトも、強気の歌詞も大好きです。振り付けも格好いいので、ライブでパフォーマンスをしているとモチベーションが上がります。サビの始まりの振りをみんなで揃えるところがとくに格好いいので、ぜひ注目してください。この曲を歌っているときは、わたしも綺麗なオーラをたくさん出しています。

SORAわたしは、新曲の『Diamond』がお勧めです。RealRomanticと言えばハッピーな楽曲が多い中、『Diamond』はちょっとしっとりめの曲。全員が違う方向を向く振り付けも新鮮だし、3人しか踊らないパートが出てくれば、曲が進むにつれて表情が変化をするなど、これまでになかった構成もいろいろと出てきます。しかも、ストーリー性のある意味深な歌詞なので、その内容も考察しながら聴いてください。

KARIN わたしがお勧めしたいのが、こちらも新曲の『Candy Days』です。この楽曲の振り付けは、メンバー全員で考えました。振りの最後に、メンバーみんなで自撮りをするような振りが出てきます。じつはその並び順にも意味があって。私たちが初めて顔合わせをしたとき、記念にと初めて7人で自撮りをしたのですが、そのときと同じ並び順になっています。そこに、私たちの思いが込められています。歌詞に寄り添ったエモめな振り付けも楽しんでください。楽曲自体から青春を感じるくらい、私たちの明るくてフレッシュな面が一番に出ている楽曲です。

YUI わたしがお勧めしたいのが、夏にシングル発売が決定した『ice cream LOVE』です。RealRomanticにとって初めての”夏曲”。歌詞も、曲調も、振り付けも”夏”を感じさせる、RealRomanticのメンバーの等身大な魅力を、ポップに明るくハッピーに描きだした楽曲です。個人的に、ハッピーでかわいい曲が好きなんですね。歌詞や振り付けも覚えやすくてキャッチなので、わたしは『ice cream LOVE』をお勧めしたいです。夏に向けてこれからもどんどん歌っていくと思うので、たくさん聴いてください。

RIKKI わたしも『ice cream LOVE』をお勧めしたいです。わたし、活動する以上は”夏曲”を歌いたい思いがあったので、早くも念願だった夏曲を歌うことが出来ました。RealRomanticの代表曲の『BLOOMING』では、Roseic（ファン）のみんながコールを入れて盛り上がってくれるけど。『ice cream LOVE』は、そのノリに加えて、タオルを回したり、ジャンプをしたり、コール&レスポンスも出来る楽曲になりました。とても夏を感じられる曲なので、わたしたちのライブを通して夏を感じてほしいのはもちろん。夏にリリースされましたら、海などみんなで楽しめる場で『ice cream LOVE』を流して、夏の楽しさをさらに盛り上げてくれたら嬉しいです。

RIN わたしは、個人的にダークな曲調が好きなので、『Sleepless Lullaby』や『AURA』『Diamond』のように、ちょっと暗い雰囲気も持った楽曲がお気に入りなんですけど。ここでは、配信リリースになった『ROMANTIC SEVEN』をお勧めしたいなと思います。この曲は、1st LIVEで1曲目に披露しました。『ROMANTIC SEVEN』にはメンバーの自己紹介がラップになって出てきて、サビでは、みなさんと一緒に盛り上がれます。いわゆるRealRomanticの自己紹介ソングにもなっています。もう一つの特徴が、イントロが長めなこと。1st LIVEのときも、『ROMANTIC SEVEN』のイントロに乗せて一人一人ステージに登場し、どんどんパフォーマンスを膨らませていく姿をお見せしたように、ライブの冒頭を飾るに相応しい楽曲にもなっています。

HINAわたしがお勧めしたいのが『Diamond』です。『Diamond』はジャズ調の楽曲で、ダンスにもジャズのテイストを入れています。いわゆるアイドル曲とは一味違ったRealRomanticだからこその個性を詰め込めた曲にもなりました。歌詞も、起承転結と流れを持ったストーリー仕立てになっています。内容を簡潔に語るなら、等身大の姿で生きている6人の女の子と、RINちゃんが担う、等身大で生きる彼女たちになじめない子が最初に登場します。なかなか馴染めないネガティブな心模様を描きながら始まった物語が、どんな風に展開していくのか。その物語を楽しんでいただくのも、『Diamond』を聴くうえでの醍醐味になっています。個人的にも一押しの楽曲です。

──最初の顔となった『BLOOMING』も、RealRomanticには欠かせない楽曲ですよね。

RIKKIもちろんです。個人的なお話にはなりますが、『BLOOMING』の出だしをわたしが歌っています。この曲をいただいたとき、プロデューサーの中村彼方さんに「出だしはRIKKIちゃんに任せようと思う」と聞いたときは、嬉しい反面、わたしが歌声の先陣を切ることで、その曲の印象も決めてしまうので、最初はプレッシャーも感じていました。だけど今では、たくさんの方々が『BLOOMING』を支持してくださるように、今ではとくに思い入れの強い楽曲になりました。

音源とはまた違う、ライブだからこその表情で曲たちを楽しめると思うから、まずはCDをたくさん聴いていただき、そのうえでライブだからこその曲の魅力も感じてください。

──RealRomanticは現在、1stEP『BLOOMING』をCD/配信でリリース中です。こちらの作品の魅力も聞かせてください。

RIN1stEP『BLOOMING』に収録した『BLOOMING』『Sleepless Lullaby』『スパハニ』『Uncupid』の4曲は、私たちがライブで大切に育てあげてきた曲になります。しかもBlu-ray盤には、私たちが集まって間もない頃の初々しい姿から、ここへ至るまでに成長してきた姿を収録した映像も付いています。その映像も含めて楽しんでいただけたら嬉しいです。1stEP『BLOOMING』を聴くと、ライブに来たくなると思います。その期待を持ってライブに来たら、音源とはまた違う、ライブだからこその表情で曲たちを楽しめると思うので、まずはCDをたくさん聴いていただき、そのうえでライブにも足を運んで、ライブだからこその曲の魅力も感じてください。

──1stEP『BLOOMING』へ収録中の『Uncupid』が、朝の情報番組「DayDay.」の5月度エンディングテーマに決定しました。

YUI 　以前から観ていた情報番組「DayDay.」の5月度エンディング曲として私たちの楽曲を使用していただけることが決まったときには、驚きと嬉しさの両方がありました。しかも『Uncupid』は、爽やかさを持った朝にピッタリの楽曲です。ぜひ番組を通して『Uncupid』を聴いていただき、爽やかな気持ちで１日を迎えてください。

──5月25日には、飛行船シアターで、初のファンミーティング「RealRomantic 1st Fan Meeting ”lily of the valley”」も決定しています。

RIKKI　RealRomanticにとって初めてのファンミーティングになります。こちらも、どなたでも参加できます。この日は何時ものライブと違って、みなさんと近い距離で、いろんな企画やトークを楽しみながら、もっともっとお互いの距離を縮めて仲良くなっていけたらなと思います。もちろん、ライブも行うので、楽しみにしていてください。

──ありがとうございます。最後にメッセージをお願いします。

RIN 私たちは、1st LIVEの場に立ってデビューするまでは、一度もテレビ出演することもなく、本当にコツコツと、地道にライブ活動を続けてきました。コツコツと着実にやり続ける姿勢は、今後どんな風に取り巻く状況が変わろうと変える気はありません。もちろん、メディアへの露出も増やしたいし、ワンマンを行う会場の規模も大きくしていきたいけど。でも、7人とも心の中で誓っているのが、「どんなに存在が大きくなっても、謙虚な気持ちは絶対に忘れずにやっていこう」「感謝の思いは絶対に持ち続けよう」という思い。何より、ファンの方々を愛し、ファンの方々から愛せされる。それをずっと大切に育み続ける関係は、これからも変わらずに持ち続けます。

TEXT:長澤智典

RELEASE

RealRomantic 「BLOOMING」 Music Video

■New Single「ice cream LOVE」2025年夏発売決定！

■1st Fan Meeting「lily of the valley」開催決定！
詳細はこちら
https://realromantic-official.com/schedule/1st-fan-meeting-lily-of-the-valley/

■1st EP収録「Uncupid」が日本テレビ『DayDay.』5月度エンディングテーマに決定！

■RealRomantic 1st EP ＜BLOOMING> 4月16日(水)発売！

1st EP「BLOOMING」限定盤

1st EP「BLOOMING」_通常盤
詳細はこちら
https://realromantic-official.com/discography/realromantic-1st-ep-blooming/

RealRomantic Profile

いつか誰かが夢に描いたもの
そして誰かが実現したもの
空想の地続きに現実はあって
その先にまた空想がある
私たちは実在する
夢で終わらせない
RealRomantic

少女時代「Gee(Japanese Ver.) 」やPRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS「LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜」、TVアニメ「少女☆歌劇レヴュースタァライト」全楽曲作詞など数多くのアイドルや作品の作詞を手掛け、ヒット曲を世に送り出してきた作詞家・中村彼方をプロデューサーに迎えた7人組女性アイドルグループ「RealRomantic（リアルロマンティック）」。