BOYS AND MENの弟分的なグループとして誕生した、カラフルダイヤモンド。今やその人気は、名古屋どころか全国にまで広がっている。このたび、カラフルダイヤモンドが、11月27日(水)~12月1日(日) に、赤坂RED/THEATERで舞台「カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム2~」を全11公演行う。この舞台は、「TBS ドキュメンタリー映画祭2024」で観客賞を受賞した映画『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』を原作にした舞台「カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~」の第二弾作。今回も、「チームダイヤモンド」「チームカラフル」の2 チームに分かれて上演。今のカラフルダイヤモンドの魅力を交えながら、同作品について触れた「チームダイヤモンド」のメンバーによるインタビューをここに紹介したい。
みんなで一つの家で共同生活をしているから、もう家族みたいな関係です。
──カラフルダイヤモンドとして活動を始めたのが…。
古川流唯(以下、古川) 2023年5月にカラフルダイヤモンドとして活動を始めたので、ちょうど活動から1年半経ちました。ただし、僕らはその前にBOYS AND MENエリア研究生(以下、ボイメンエリア研究生)として、名古屋・東京・大阪・福岡など各地で活動をしていました(後に1つのクループに集約)。
ボイメンエリア研究生が誕生したのが、2018年。古川・関・小辻の3人は、5年半に渡りボイメンエリア研究生として活動をしたうえでカラフルダイヤモンドのメンバーになりました。
──5年半ですか…。
古川 数字だけを捉えたら長く思われますし、その月日の中でもいろんなことがありましたけど。振り返ってみたら、あっと言う間でした。ただ、ボイメンエリア研究生の時期は、何時デビューできるかまったくわからない状態でしたから、カラフルダイヤモンドのメンバーとして活動を始められたこともそうだし、2023年8月にシングル『あまキュン』を手にデビュー出来たときはめちゃめちゃ嬉しかったです。
──あっと言う間と言っていましたけど。それでも活動に不安を覚えることはありませんでした?
古川 メンバーそれぞれ不安はありました。それこそ、最初は三十数人の大所帯から始まり、最終的に現在の11名が残ったわけですが、活動初期からいたメンバーは、僅か6人。他のメンバーたちは途中から加入とはいえ、同じように卒業していく仲間たちを見送ってきましたし、その経験を重ねるごとに結束も強くしていきました。ここにいる「チームダイヤモンド」のメンバーで語るなら、ボイメンエリア研究生として5年半活動をしてきたのは、古川・岡・小辻になりますけど…。
岡大和(以下、岡) 今の事務所へ所属した年数だけを見たら、一番長くいるのがグループ最年少の永遠になります。
永遠 僕はBOYS AND MENに憧れ、小学4年生で事務所へ所属。BOYS AND MEN研究生ベイビーズのメンバーからのスタートで、今は18歳の高校3年生だから8年間所属しています。僕も「先輩方のようになりたい」と夢を描いて活動を続けてきたから、カラフルダイヤモンドのメンバーになれたことや、デビュー出来たのはすごく嬉しかったです。
──中下さんは、何年ボイメンエリア研究生としての活動を経験しました?
中下雄貴(以下、中下) 僕は2020年に加入しているので、みんなよりも2年ほどの差があります。僕がメンバーに入った頃はもう、ボイメンエリア研究生としての土台がしっかりと出来上がっていた時期。あの頃は、右も左もわからない状態で加入したから、歌やダンスを覚えるのに必死だったし、先に活動しているメンバーたちとのレベルの差も歴然とあったから、その環境へ追いつくことに必死でした。その後、技術や気持ちが追いつくことでメンバーとのコミュニケーションもスムーズに取れるようになったのも、いい思い出です。ボイメンエリア研究生の頃もそうですが、カラフルダイヤモンドも、年齢や経験の差に関係なく、互いにフラットに打ち溶け合っている雰囲気がすごくいいんですよ。とくにカラフルダイヤモンドは、みんなが同じスタートラインを切って始まっているから、本当にフラットな関係でいれます。
永遠 僕はまだ学生だし、実家から通っているから住んではいないけど。みんな一つの家で共同生活をしているから、もう家族みたいな関係なんです。
古川 永遠を含む学生2名は、学校や仕事も実家から通っていますが、他の9人は一軒家にみんなで住んでいます。だから、「おはよう」かち「おやすみ」まで、24時間365日ずーっと一緒です(笑)。
──永遠さんも、たまに泊まったりもしているのですか?
永遠 次の日の朝が早いときは泊まったりもしています。
古川 永遠は、活動が休みの日になると遊びに来たり、泊まっていくからね。メンバーの中で一番の年下というのもあるのか、とにかくうるさい(笑)
永遠 なんか、みんなでいると居心地がいいし、楽しいんですよ。
──11人のメンバー中、9人が共同生活。みんな同じ夢や意志を持って活動をしているとはいえ、9人での共同生活は大変じゃない?
岡 それが、しんどさはまったくないです。
古川 もともと仲良しだったけど、共同生活をしていることで、より関係が深くなったなと思ってる。みんな自由に過ごしていますけど、それぞれに夢を形にするため共に生活をしているわけだから、良い意味で気を張った生活をしています。たまに気持ちが緩くなったメンバーがいたり、全体的にだらけたり、士気が下がってきたときは、リーダーの國村(諒河)がみんなの気を引き締めてくれる。その空気を作ることによって、みんなの気持ちの士気もふたたび高まりだす。そうやって、みんなの士気を上げることは定期的にやっています。
岡 それによって、さらに結束も固まるからね。
──たまに、「これは辞めてほしい」と思うことはないの?
中下 自分の隣の部屋に住んでいるのが、設楽賢くん。彼はしょっちゅう僕の部屋に遊びに来るんですけど。よく、僕のベッドで寝落ちしちゃうんですよ。部屋は隣なんだから、寝落ちする前に自分の部屋のベッドで寝てほしいなと思うときもあります(笑)。
岡 僕らが住んでいる一軒家は3階まであって、僕は3階に部屋があるんですけど。1階に部屋のある(國村)諒河くんが、しょっちゅう遊びに来るんですね。一度、僕が帰ってきて部屋の扉を開けたら、パンツ一丁の諒河くんが寝ていたときには、ビックリどころか怖かったです(笑)。
中下 みんなもう家族なので、変な抵抗はないよね。
永遠 お風呂だって、みんなで一緒に入っているしね。
岡 そう。最初の頃こそ「お風呂入ってもいい??」と聴いてから入っていたけど、今じゃ、そう聞きながら服を脱ぎだしている状態(笑)。それどころか、お風呂の扉を開けたら、中で男3人がギュウギュウになってシャワーを浴びていたなんてこともあるくらい(笑)。それだけ、みんな信頼している関係ってことなんですよ。
物語の中では、”光の自分”と”闇の自分”を演じています。
──後に舞台化された、「TBS ドキュメンタリー映画祭2024」で観客賞を受賞した映画『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』は、カラフルダイヤモンドの活動の日々を追いかける中、一軒家での共同生活の模様も追いかけていましたよね。
古川 映画『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』は、グループが誕生してからの日々を追いかけた作品です。もちろん共同生活をしている家にもカメラが入り、僕らのプライベートな様子もいっぱい撮影してもらえば、映画の中にもいろいろと映し出されています。
──先に上演になった舞台『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』は、まさに映画『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』を原作にした内容でした。
小辻庵(以下、小辻) 映画もそうですが、舞台も、昔から僕たちのことを知っている人たちはより深く。最近、カラフルダイヤモンドのことを知ってくださった人たちには、「あっ、こんなこともあったんだ」と、ここへ至るまでの僕らの歩みがわかる物語になりました。とくにファンの方々には、この舞台を通してメンバーやグループ自体に、より親近感を感じてもらえたようです。
──11月27日より赤坂RED/THEATERで上演になる舞台『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム2~』は、前作からの続きを成す物語になるのでしょうか。
中下 舞台『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』は、映画の内容をベースにしていますが、自分たちが歩んできた実話を元に脚本にしていただきました。あの舞台では、アイドル活動をしているときには見せない、光の裏にある闇の部分までいろいろと見せました。
岡 光輝く姿の裏には、こんな悩み葛藤していく日々もあったんだという姿をね。それこそ舞台に出てきたメンバー同士が喧嘩をするシーンだって、実際にあったこと。けっして表には見せない姿を劇中に詳しく描きだしたから、僕らも演じながら、実話が元になっているからこそ、自分と重ね合わせて演じることが出来ました。
古川 実際に舞台を作る前にも、「ここへ至るまでに、じつはこんなこともあって」といろんなエピソードを語ったうえで、あの物語の台本や演出を作っていただきました。だからこそ、映画もそうだったけど、舞台を観たファンの方々も、「じつは、こういうことが背景にあったんだ」と知れたことで、より深く僕らのことを好きになってくださいました。
もちろん、今回の『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム2~』にも、前回の続きを成す部分はありますけど。今回は「アイドルの光と闇」をテーマに、フィクションを多めに作りあげています。セリフの中に「トゥルーフィクションストーリー」と出てきますが、まさにそんな感じの内容です。物語には、今の自分から、10年後の自分の姿なども登場。普段の自分を演じた前作とは異なり、今回は役柄に成りきって演じています。そこが見どころであり、演じる側としての難しさでもあるんですけど。
──アイドル活動を続けていく中で見えてくる”光と闇”の部分。みなさんも共感する面はありました?
小辻 物語の中では、”光の自分”と”闇の自分”を演じています。闇の自分を演じているときは、「いつかこうなってしまのか…」という不安を覚えることもあります。逆に光の自分を演じているときは、「今の自分っぽいなぁ」と思えれば、「闇の自分に落ちないように頑張らなきゃ」と考えさせられる面もありました。
みんなで目標を立てて一つのことに向かったことが、僕らを闇から光に変えた経験になりました。
──今へ至るまでの日々の中にも、闇へ落ちてしまいそうになった経験も実際にいろいろとあったのでしょうか
小辻 映画の中でも取り上げていただきましたけど、まだボイメンエリア研究生の時期、本当にデビュー出来るのかもわからない環境の中、メンバーが相次ぎグループから去っていき、「このまま本当に続けていけるのか」と、メンバーみんなの気持ちが落ちてしまった時期も正直ありました。でも、そこから「まだまだ頑張っていこう」という気持ちになったことで、今へ至るわけですけど。そのきっかけになったのが、「新たにリリースする作品を、リリースイベントなどを通して10万枚売り上げよう」 と目標を掲げ、必死に走り続けた結果、その目標を達成できたこと。あのときの達成感や自信が新たなモチベーションになれば、また次の作品でも同じようにも目標を掲げては達成を繰り返していく中、それが結果的にカラフルダイヤモンドの誕生やデビューへ繋がりましたし、そこからさらに、いろんな仕事の幅も広がりました。落ち込んだ環境の中、みんなで目標を立てて一つのことへ向かったことが、僕らの気持ちを闇から光にと変えていけた。それは、大きな経験だったなと思います。
岡 その頃からだよね、掲げた目標の大小はあれ、それを少しずつ達成出来るようになれば、それによって次第に光の部分が広がりだしたのは…。
──永遠さんが、活動していく中で感じてきた光と闇とは??
永遠 ここへ至るまでに、何回も「自分、向いてないのかなぁ」「もう辞めようかな」と考えたことがありました。だけど今では、「辞めなくて良かったな」と思っています。自分が挫けそうになっても辞めなかった理由が,憧れた先輩のようになりたいと思って頑張ってきたのに、それを途中で辞めたら絶対に後悔が残るだろうと思い続けてきたから。だから挫けそうになってもけっしてあきらめずに、ここまで頑張ってこれたんだと思います。
──岡さんが感じてきた光と闇についても聞かせてください。
岡 さっき話にも出てきた、メンバーみんな落ち込んでいた時期は、「もうちょっとだけ頑張ってみよう」と毎回気持ちを奮い立て、なんとか乗り越え続けていました。でも今は、何事も「本当に楽しいな」という気持ちで向き合えている。そうなれたのも、このメンバーがいるから。逆に言えば、このメンバーでなかったら、今、どうなっていたんだろうと思えるくらい。今は、変な闇を感じることなく光輝く気持ちだけで、しかも楽しんで活動が出来ている。だからこそ今、この11人がこんなにも輝けているんだと思います。それと、僕らはつねに”フレッシュ”という気持ちを持っています。初心となる気持ちを忘れずに頑張っていくことが、僕らを輝かせる力になっているのも間違いないです。
──心が折れそうになっていた時期は、どんな思いを胸に乗り越えていたのでしょうか
岡 それは今も変わらないことですが、応援してくれるみなさんのことを考えたら、「ここであきらめちゃいけない」となりますよ。さっき永遠も言ってたけど、僕も、ここで辞めたら絶対に後悔するなと思ったし、常に「負けたくない」気持ちが先にくることも力になってきたことだと思います。
──次は、古川さんかな。
古川 舞台『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』にも描いてもらいましたけど、僕たちも悩みを抱く人間なんで、落ちてしまうこともありました、そのたびに「辞めたい」と思うこともありました。それでも辞めなかったのは、このメンバーと一緒に一つの夢に向かいたかったし、共に掲げた夢を叶えたい。その思いが強くあったからです。「ここで辞めたら絶対に後悔するな」と何度も思い、そのたびに耐え抜けば、少しずつですが夢も叶え続けてこれました。今も、着実に光(夢)に近づいているなと感じています。
何よりこの11人は、ボイメンエリア研究生時代に次々とメンバーを失う経験を重ね、そこで悔しい気持ちを感じて落ちてしまいながらも、そこから這い上がってきた人たち。いろんな困難を乗り越える力を持った負けず嫌いな人たちの集まりだからこそ、みんな「絶対に長く続ける」気持ちを強く持っている。それも自分たちを前に突き動かすモチベーションになっているし、そこがカラフルダイヤモンドの魅力にも繋がっています。
──最後は、中下さんですね。
中下 光と闇は、毎日の中にあること。それこそ、自分が心の底から「楽しい」と思えるライブをやったときって、ものすごく笑顔になっているんですね。でも帰ってきて寝るとき、さっきまで「楽しい!!」と本気で思えていた空間にいたはずなのに、つい考えごとに更けるあまり不安に襲われてしまうこともあります。逆に、朝からアクシデントがあってナーバスで始まりながらも、あとですごく良いことが生まれ、笑顔で1日を終えるときもある。自分にとって光と闇は、何時だって表裏一体としてあるもの。「楽しい」と思える光の側には、いつだって不安に襲われる闇がある。それを繰り返しながら進んでいくのが、今の自分がいる環境なんだろうなと捉えています。それをわかったうえで毎日を楽しんでいますから。
同じ内容のお芝居なのに、ぜんぜん異なる表情として見えてくるからこそ、チームダイヤモンド」「チームカラフル」両方の舞台を見比べてほしいんです。
──11月27日より始まる舞台『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム2~』は、「チームダイヤモンド」(古川流唯/中下雄貴/小辻庵/岡大和/永遠)と、「チームカラフル」(内海太一/設楽賢/國村諒河/高垣博之/関優樹/加藤青空)に分かれてお芝居を行います。それぞれのチームごとの特色も教えてください。
小辻 2チームとも同じ台本、同じスタッフさんたちと、同じ環境でやっていますけど。チームが違うと、伝わる空気感がガラッと変わるんですね。同じセリフでも、「チームダイヤモンド」で演じると、割と感情が強くストレートに響いてくる。それが「チームカラフル」になると、その場の雰囲気が明るくカラフルに見えてゆく。同じ内容のお芝居なのに、ぜんぜん異なる表情として見えてくるからこそ、両方の舞台を見比べてほしいんです。
──「チームダイヤモンド」として見てほしいポイントも、お願いします。
小辻 前回の舞台は、これまでのカラフルダイヤモンドのエピソードを元にしていたから、それそれが”自分で自分の役柄”を演じてたというか、演じる形を通して自分自身を出しましたけど。今回は、架空の…異世界の役柄を演じるから、それぞれ前の舞台とは違う演技を見せている。2チームとも、そこが見どころになっています。
これは、「チームダイヤモンド」として稽古をしながら感じていることですけど。深刻なシーンのときは、その場の空気が一気に重くなるくらい、本当にその世界観に入りきっている。そこを見せれるのが「チームダイヤモンド」の強みです。逆に「チームカラフル」は、明るいシーンでは本当に明るさを発揮しているから、そこは僕らも負けないように頑張ります。
古川 舞台『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』のとき、僕は舞台に参加が難しかったことから映像のみで出演しました。ただ、舞台は観にいきました。そのときに感じたのが、たとえば永遠のセリフが飛んだとき、巧みに(小辻)庵がアドリブで繋いで上手く進行をするなど、誰かに何かしらハプニングが起きても、かならずメンバーの誰かがサポートしてくれること。もちろん、みんなでしっかり演じきる気持ちですけど。何かあったとき巧みに支えあうチームワークも、「チームダイヤモンド」の魅力です。
岡 すでに、シングルとして配信リリースしていますけど。舞台『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』のエンディングテーマ『Into the Light,to the Light』にも注目してください。この曲は、自分たちの心の中にある光と闇という感情にスポットを当てた、僕らの応援歌。自分たちの気持ちにもダイレクトに伝わる内容だし、舞台を観た後にこの曲を聴くことで、歌詞の内容が深く気持ちに刺さり、涙が出てくるような歌にもなりました。ほんと、めちゃめちゃいい曲だし、すでにサブスクで聴けるから、ぜひ聴いてみてください。
僕らは、自分たちの成長に似合うペースで着実に進み続けたいなと思っています。
──今もカラフルダイヤモンドは、掲げたいろんな夢を叶えようと走り続けています。カラフルダイヤモンドの今後についても教えてください。
岡 自分たちは日本武道館のステージに立つという大きな目標を掲げ、そこへ向けて頑張っています。そこへ向かうために、どんどん今の環境を広げていきたい。叶えられるのなら、大きなステージにはどんどん立ちたいですし、それを早く現実に出来るのならしていきたいですけど。僕ら自身は、進む速度が早いや遅いよりも、自分たちの成長に似合うペースで着実に進み続けたいなと思っています。それは個人でも、グループとしても、そう。何があっても、自分たちのペースを乱すことなく着実に進んでいく。それこそが大事だと思っています。
グループとしての目標があれば、一人一人自分なりの夢や憧れも持っています。その憧れを自分で手にするために、どう進んでいけば良いのかを考えていくと、その道のりも楽しくなるんですよね。その気持ちも僕らは大事にしながら、これからも歩み続けます。
──事務所の諸先輩方の道のりと比べてしまうこともありません?
岡 過去には、先輩方の歩んだ道を見ながら、自分たちもそうなりたいと思ったことはありました。でも今は、追いつきたいより、追い越したい。何事も、自分たちが先陣を切っていきたい気持ちが強いです。今は、カラフルダイヤモンドとしてどれだけ輝けるのか。かつて自分たちが先輩方に憧れたように、今の後輩たちや、まだ見ぬ未来の後輩たちが、カラフルダイヤモンドの歩む姿を見て、「カラフルダイヤモンドのようになりたい」と思える。僕らは、そういう存在になりたいんです。
古川 ほんと、そうだよね。こうやってグループとして活動をしている以上、一つ一つの夢に向かって、みんなが同じパワーを持って目指していかないと、その夢を叶えることは難しくなる。このメンバー、一人一人が夢に対する熱い気持ちを持っていれば、夢は絶対に叶うと思って活動をしています。その気持ちをけっして失くすことなく、これからもカラフルダイヤモンドは活動を続けていきます。
僕たちだって、まだまだ夢を叶えるために頑張っている途中だし、叶えられてない夢もたくさんあります。それが大きな夢であれ、小さな夢だろうと、あきらめずに、一つ一つの夢をしっかりと叶え、それを積み重ねていけば、何時か大きな夢にだって手が届くはず。僕らもそうだし、夢を持って頑張っている人たちも、掲げた自分の夢に向かってあきらめずに走り続けてください。
TEXT:長澤智典
カラフルダイヤモンド
「カラフルダイヤモンド」は、東海地区を中心に活動する11人のボーイズグループ。
「ボイメン」の愛称で知られる名古屋発のエンターテインメントグループ「BOYS AND MEN」の弟分である「ボイメンエリア研究生」が、5年間の活動を経て研究生を卒業し、2023年に新生グループとしてデビュー。1st シングル『あまキュン』が発売月のゴールドディスク(⼀般社団法⼈ 日本レコード協会)に認定、2ndシングル 「まるごと JELLY BE∀NS」 も販売数11万枚を突破し、再びゴールドディスクに認定となるまでに成長。
TBSにて9月22日(日)深夜1:28から放送される、ドキュメンタリー「解放区」では、これまでの彼らの苦悩や思い、激しいぶつかり合いを交えた全員で作り上げていく7月の舞台裏に密着している。また、メンバーたちが共同生活をする「夢見荘」や名古屋の街角で「チラシ配り」をしている彼らの姿などを描いていく。
Official Site:https://bak.boysandmen.jp/
X(Twitter):https://x.com/karadai_12
舞台『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』
「TBSドキュメンタリー映画祭2024」で観客賞を受賞するなど、注目を集めた映画『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』は、彼らの、情熱や想い、葛藤など、貴重な素顔を映した初の映画作品となった。
さらに、 2024年7月には、ドキュメンタリー映画を原作に据えながら、
フィクションとして再構築し、初の舞台化!本人が本人役を演じ、夢に向かうリアルな姿やその中で起こる葛藤や苦悩を抱えながらも、夢に向かって仲間と共に歩む姿が描かれた。
そして、 舞台化第2弾の本作は、カラフルダイヤモンド全11名の出演が決定! 「チームダイヤモンド」と「チームカラフル」の2チームに分かれて上演。前作と同様、映画の監督を務めた津村有紀が脚本。寺本晃輔が演出。大久保竜が総合演出をつとめ、7月の作品とはまた異なる視点からの「異世界」も描きます。
TBS DOCSが切り拓くドキュメンタリーから派生した新ジャンルの舞台シリーズ「True Fiction Story」をぜひお楽しみください。
出演者コメント
・チーム ダイヤモンド ・レッド担当 古川流唯
出演できることが決まりとても嬉しかったです!舞台上でカラフルダイヤモンドのメンバーとお芝居がしたい気持ちでうずうずしていました!(笑) 夏の公演を実際に客席から見させてもらったのですが、メンバーが良い意味で普段の自分を演じていて僕だったらこうするなぁだったり、このメンバーこんなお芝居するの!?っていう発見がたくさんありました!みなさんに楽しんでもらえるようにメンバーみんなで最高の作品を作り上げていきます!お楽しみに!!
・チーム カラフル ・グリーン担当 内海太一
夏の公演よりもさらに内容も、人としても進化した舞台になると思います。今回もアイドルとしての楽しい部分だけじゃなくて、それぞれの苦悩が描かれていたり、僕らが普段絶対に見せないような、また別の顔も見てもらえると思います。個人的には稽古場でもメンバーで沢山コミュニケーション取ってより良いものを、何か新しい感覚を味わってもらえるように頑張ります。ぜひ会場へ感じに来てくださいね!
公演情報
【公演名】 舞台「カラフルダイヤモンド ~君と僕のドリーム2~」
【公演スケジュール】2024年11月27日(水) ~ 12月1日(日)【全11公演】
11/27(水) 15:30(ダイヤモンド)/19:00(カラフル)
11/28(木) 14:00(カラフル)/19:00(ダイヤモンド)
11/29(金) 14:00(ダイヤモンド)/19:00(カラフル)
11/30(土) 12:00(ダイヤモンド)/15:30(カラフル)/19:00(ダイヤモンド)
12/01(日) 12:00(ダイヤモンド)/16:00(カラフル)
【劇場】東京・赤坂 RED/THEATER (東京都港区赤坂 3-10-9)
【チケット料金】全席指定 8,000円 (税込)
【チケット販売スケジュール】FC 先行販売9月22日(日・祝)~9月29日(日)23:59
一般販売 10月10日(木)~11月22日(金)23:59
■出演者
【チーム ダイヤモンド】
古川流唯・中下雄貴・小辻庵・岡大和・永遠
【チーム カラフル】
内海太一・設楽賢・國村諒河・高垣博之・関優樹・加藤青空
寺本晃輔(ファーベルとルーデンス)
福田ユミ(オフィスマハロ)
※國村諒河はダイヤモンド・カラフルの両公演に出演
■スタッフ
企画・総合演出:大久保竜
脚本・プロデュース:津村有紀
演出:寺本晃輔(ファーベルとルーデンス)
舞台制作協力:オフィスマハロ
特別協力:株式会社フォーチュンエンターテイメント
主催:TBS
コピーライト表記:@TBS
公式サイト : www.tbs.co.jp/TBS_DOCS