原宿POP編集より編集後記に変えて/コロナに負けない!「心が健康になる」エールソング特集

2020年06月01日 | ミュージック

「心が健康になる」エールソング特集

誰もが不要不急以外の外出を控え、この状況への不安やストレスから「コロナ疲れ」という言葉も飛び交うようになってきた昨今。
音楽界隈においても、ライブやイベントの中止、リリースの延期など、悲しいお知らせが続いてしまっている。
だがその一方で、この大変な時期こそ音楽の力で乗り越えようとする発信の数々が、社会現象と言えるほどに大きな話題を呼んでいる。
世代やジャンルを超えて繋がっていく音楽バトン企画「#うたつなぎ」、星野源が始めたリレーセッション企画「うちで踊ろう」など、音楽が持つ繋がりや力の大きさを実感させられるばかりだ。

今だからこそ、音楽が力になることを信じて、原宿POPでも「コロナに負けない」”心が健康になるエールソング特集”をお届けしようと思う。
この企画に賛同する数々のアーティストから、応援メッセージと共に、イチオシのエールソングを挙げていただいた。
明日への活力となる歌を未来へ繋いで、このコロナ禍をみんなで乗り切っていきたい。
そしてこの企画が、あなたの”新たな音楽に出会うきっかけ”の一つとなれば幸いである。

たくさんのアーティストさまのご参加ありがとうございました!


緊急事態宣言が発表されてから急遽立ち上げた当企画。
4月から毎日2アーティストさまからのオススメ楽曲をご紹介させていただき、
最終的には総勢68組/170名のアーティストさまにご参加いただいた超大型企画となりました。…圧巻です!!

聴くだけで励まされるような、元気が出る明るい歌。
明日を頑張るための応援歌。大切な人との絆を確かめ合う歌。
この状況に向き合って、真剣に未来を考える歌。
つい考えすぎてしまうこの時期、気分転換できるような癒しの歌。
この時期だからこそできる楽しみ方を提案してくれるようなハッピーな歌。
中にはコロナをぶち壊せ!と言わんばかりのパワー溢れる破壊的な歌まで。
様々な楽曲に触れる新たなきっかけとなり、編集としてもとても楽しい企画でした。

参加してくださったアーティストさま、ここまで読んでくださった読者のみなさま、本当にありがとうござました!
まだまだ不安な時期も続くかと思いますが、そんなときは是非この企画に立ち寄って、心の一休みをしてみてくださいね。

最後に編集後記に変えて
編集からもイチオシの楽曲と
編集作業中にお供にさせていただいていた楽曲を
僭越ながらオススメさせていただきたいと思います。

今こそ聴きたい!原宿POP編集のイチオシ曲


「桜歌/カルxピン」
YouTuberのヒカル&小嶌宣輝 (怪盗ピンキー)の2人から結成された音楽ユニット、カルxピンの17thシングル。思わず俯いてしまうような辛いこと、嫌なことがあったときも、そっと桜を見上げてほしい。桜花を見ながら人生を謳歌してほしい、という願いが込められた楽曲。ヒカルの切なくも背中を押してくれるような力強い声と、ピンキーの儚げながらそっと寄り添ってくれるような暖かい声の調和が美しく、ひとしきり感傷に浸った後、自然と前向きになれる楽曲です。


「祈 Prayer/Uttara-Kuru」
京田誠一と吉岡一政によるトランス系インストゥルメンタル・ユニット「Uttara-Kuru」のファーストアルバム。「お経」をテクノ・エレクトロサウンドにのせた”極楽浄土サウンド”という、発売当初も話題を読んだ衝撃のアルバムです。宇宙の広がりを感じるような深遠な音、その上に淡々と紡がれていく読経の声を聞いていると、なんだか無心の状態に…。瞑想世界にトリップしていたのかな…?自粛期間中、集中作業のお供として大変お世話になりました。


「YUME/tko stream」
「abingdon boys school」、「NUL.」、「JUNK FUNK PUNK」、「TWO TRIBES」、「ever-glee」などで活動するプログラマー岸利至のソロユニット「tko stream」の楽曲。2011年の震災時の想いをそのままに書いた曲ということもあって、感慨深く心が震えます。何か不安な気持ちになったとき、心がざわついて眠れないとき、当時からずっと寄り添ってもらっていた思い出の曲です。今回も眠れない夜に子守唄代わりにお世話になりました。

原宿POP編集部からメッセージ!

緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだそれぞれに自粛を続ける日々が続きそうですね。
そして生活様式もすっかり変わってしまって、元の生活に戻るにしても、また一苦労がありそうです。
編集の私は、仕事柄、引きこもり生活もそこそこ得意なのですが(笑)
家に篭り続けた結果、自律神経が普段以上に乱れがちという声も多く聞きます。

自粛といっても楽しむこと自体がNGということではないですし
暗いニュースの見過ぎや、リモートでの仕事のしすぎには気を付けて…!
家でも休息の時間を大事にしつつ、みなさま体にお気を付けてお過ごしくださいね。
そして一刻も早く、ライブ会場でいつものように音楽を楽しめる日々が戻ってきますように…!

他にもたくさんのアーティストが参加中!


▶︎コロナに負けない!「心が健康になる」エールソング特集 #今こそ聴きたい!

みなさまご参加ありがとうございました!
是非この機会に様々な音楽に触れてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

「原宿POP」の編集ライター。 柄もの・装飾過多・民族調が好きな個性派亜種ロリータ。 乗り鉄で旅好き。ロリータを広める旅、日々奔走中! Twitter:@raypsyca

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