ALI PROJECTが調理した、甘くて苦い人生を喰らい尽くす美味なるアルバム「人生美味礼讃」。

2020年07月27日 | インタビュー
長澤智典
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 人が生きてゆくうえで欠かせぬ、最も至福を覚える行為…それが、「食べる」こと。以前から「食」を題材に据えた楽曲を生み出しては、様々なアルバムへ詰め込んできたALI PROJECT。このたび、「美味シリーズ」として作り続けてきた「食歌」ばかりを集め、新たに新作メニュー(新曲)数品を加えた”食歌ベスト盤”こと「人生美味礼讃」を完成、7月29日に発売する。本作の魅力を、歌い手である宝野アリカにじっくりと伺った。

生肉を写真に撮り、それをプリントアウトしてドレスを作りたい。

──アリカさんは、けっこうお肉好きな方ですよね。

宝野 お肉は好きですね(笑)。食べることに関しては変に我慢をせず、食べたいものを自由に食べています。

──ALI PROJECTとしても、以前から「食」にまつわる楽曲をいろいろ作り続けています。「食」をテーマに書こうとしたのは、どんなきっかけからだったのでしょうか。

宝野 一番始めが、「Dilettante」(好事家)をテーマに据えたアルバムに収録した「人生美味礼讃」を作ったことからでした。きっかけは、好事家と呼ばれる人たちの中には美食家もいるだろうという想いから。ただし、普通に美食家を描くのではなく、それをどんな風に(皮肉を効かせて)表現するか…。どの楽曲もそうですけど、表現するうえでそこを大切にしています。

──最新アルバム「人生美味礼讃」に収録した楽曲の中では、人肉まで喰らっていません?

宝野 それっぽく見える表現の曲はありますけど。さすがに、人までは食べてないです(笑)。「食」をテーマに据えている以上は、確かにカニバリズム的なものもあっても良いとは思いますけど。それを歌の中に取り上げてしまうと内容があまりにも生々しくなりすぎるから、さすがにそれは書けませんでした。

──人肉を食べてしまっては、人としての常識を逸してしまいますからね。

宝野 そこまでいっちゃうとねぇ。いまさら佐川くん(81年に起きたパリ人肉事件)でもないし。もちろん、それ(カニバリズム)をテーマに表現するのも「食」の在り方かも知れないけど、この作品にそういう曲は入れてないです。

──そこは、自分が勘違いをしてしまっていたようです。でもそれくらい、人の「食」に対する欲求や探究心は深いということですよね。

宝野 深いと思いますよ。アルバムには、”和牛”をテーマにした「恋する和牛」という楽曲も収録していますけど。今の時代、食を追求した結果「お肉を食べるのはどうなのか?」みたいな意見も実際にあるわけじゃないですか。そういうことに対して、わたしは「どーでもいいんじゃない?」という気持ちはあります。「恋する和牛」は、それこそ”和牛礼讃”の歌ですからね。

──お肉は健康に良い食べ物ですからね。

宝野 お肉は食べたほうか良いと思いますよ。お肉を食べない人の肌ってカサカサしている気がする。健康を考えたら、お肉は食べたほうが良いです。それに、「恋する和牛」を作った理由の中には、国内の畜産農家の人たちを応援する気持ちも込めています。

──あえて”和牛”に絞ったところも、そこなんですね。

宝野 そうです。牛肉の歌にするとテーマが広すぎるから、和牛にしたほうがまとまりやすいなという理由もありました。この歌の始まりで、わたしが「神戸牛」と歌いだすのにも理由があれば、それも「恋する和牛」が生まれるきっかけの一つとしてあったことでした。

──それ、気になります。

宝野 うちのヴォイオリンを担当しているのが、神戸は芦屋に住むおぼっちゃんなんですね。彼は、いつもお庭で神戸牛を使ってバーベキューをするそうなんです。その話を聴くたびに、「何時か遊びに来てください」と誘われていたこともあって、頭の中に「何時か神戸牛の歌を作りたい」という構想がありました。そこから”和牛”というテーマへ絞った経緯も、じつはありました。

──アルバムの「初回限定盤」では、お肉のドレスを身につけていますよね。あれも、かなりのインパクトでした。

宝野 お肉をプリントしたドレスは前々からやろうとしていたことでした。だけど、もう10年以上前になっちゃうのかな、(レディー)ガガさまが、生肉を使ったドレス姿でMVを撮影し、発表をしたことから、先に形にされてしまったんですね。だから、その構想はずっと仕舞い込んだままでいたんですけど。あれから月日も流れたし、もともとあった「生肉を写真に撮り、それをプリントアウトして作ったドレスを作りたい」想いもこのアルバムのテーマとして映えることから、実践しました。ジャケットでは、頭にアスパラガスの簪も付け合わせとして載せたように、「わたしを食べてください」というテーマでも撮影をしています。

「食べ物」を題材にすると言っても、切り取り方にもいろんなバリエーションがありますからね。

──さっきのベジタリアンの話にも繋がりますが、「昭和B級下手喰い道」では、戦後の貧しい食の時代を乗り越え、高度経済成長時期にはB級グルメに舌鼓を打つなど、普通に生活できることに喜びを覚えていたはずなのに、何時しか飽食の時代を迎え贅沢を知り、ついには「命を食べるのは良くない」想いからベジタリアンが生まれたと、戦後からの昭和にかけた日本の食文化を皮肉っていますよね。

宝野 まさに、おっしゃる通りです。「食べ物」を題材にすると言っても、切り取り方にもいろんなバリエーションがありますからね。

──アリカさんは、何時もどんな視点から「食」の題材を選び取っているのでしょうか。

宝野 そのときの作品や、わたし自身の感情のモードが軸になっています。アルバム「Fantasia」でいうなら、タイトル通り「ファンタジア」をテーマにしていたことから、グリム童話のお菓子の家を題材に「Maison de Bonbonniere」を作りました。アルバム「A級戒厳令」では「えいきゅう」(永久・A級)を題材にしていたことから、それを皮肉り「昭和B級下手喰い道」を書きました。アルバム「快楽のススメ」に収録した「狩猟令嬢ジビエ日誌」や、アルバム「流行世界」に入れた「茸狂乱美味礼讃」は、わたしのビジエ好きや茸好きが反映したものでした。

──「狩猟令嬢ジビエ日誌」では、みずから食材を狩りで手に入れ、すべてを食らい尽くせば、そこまで食べてこそ初めて生き物を殺して食べることの供養にも繋がることを歌にしています。

宝野 わたし、「狩猟令嬢ジビエ日誌」の歌詞を書いた時期は、本当に狩猟の免許を取ろうと思ってました。ただし、免許を取るのが大変。狩猟の免許を取るには、警察署に行って申し込み用紙へ記入しなきゃいけないんですけど。1ヶ月に1日しか申し込む日がないことから、それでうやむやになってしまったのと。ハワイへ行ったときに本物のライフルを撃つ経験をしたことで満足を覚えたことから、狩猟の免許を取るのはあきらたんですけど。でも、本物の銃を撃ったことで、動物を殺して喰らうことにどういう意味を持つべきなのかも、改めていろいろと考えちゃって…。「狩猟令嬢ジビエ日誌」にも書いたように、狩った以上はすべてを食べ尽くしてこそ、その動物に対しての礼儀なんですよね。

──中にはお酒をテーマにした曲たちもあります。新曲の「La Fée Verte~アブサニストによる音楽的試み」では、芸術家たちが好んで呑むアブサンというお酒を題材にしていますよね。

宝野 アブサンというお酒は、呑みすぎると緑の妖精が見えるそうなんです。だから、歌詞にも「緑の翅 舞う妖精」と書いたんですけど。わたしは、その様が見えるまで呑んだことはないです(笑)。

──アリカさんは、一つ一つ食の題材について、深く深く追求しながら書いています。そこは、本当に敬服します。

宝野 だって、それをしっかり踏まえて書かないと、歌に真実味が出ないじゃない。「恋する和牛」にしても、日本で飼っている牛が全部和牛かと言えばそうじゃない。和牛と名乗れる牛は、ちゃんと決まってるんですよ。そういうのをしっかり踏まえて、どの歌も書いています。

食べることは生きること、生きることは食べること。


──ここからは、改めて新曲について聴かせてください。まずは、「毒味役」からお願いします。

宝野  「毒味役」は、アルバムタイトルにするか迷った楽曲でした。最近、黒アリ曲があまりないので、片倉さんに「「毒味役」というタイトルの曲を作りたいから、黒い曲を作って」とお願いをして書いてもらいました。「毒味役」というタイトルの曲を作りたい想いは、だいぶ前からありましたからね。「生きることは毒を食べていくこと」。「食べることは生きること、生きることは食べること」。まさに、このアルバムの根源となるテーマを歌にしています。

──先にもいろいろ語っていただきましたが、「恋する和牛」も新曲になります。

宝野 エスニックな曲調から幕を開けます。頭でわたしが歌っているメロディーは、片倉さんが不思議な言葉を繋ぎ合わせて持ってきたもの。そこへわたしが和牛の歌詞を載せたところ、ポップでインパクトのある表情になりました。

──「喰らう女」は、とても意外性を持った楽曲でした。

宝野 これは、ALI PROJECT流のパンクナンバーです。本当はYAPOOSの「肉屋のように」という楽曲をカバーしようと思ったのですが、わたしが歌うとオリジナルの戸川純と何も変わらないただの真似っ子になってしまうなと思ったことから、片倉さんに「ALI PROJECTとしてのパンクナンバーを作って欲しい」とお願いをしたところ、この楽曲が誕生しました。

──「恋愛分子ガストロノミー」を最初に聞いたとき、カニバリズムの歌と勘違いしてしまいました。

宝野 確かに、少しカニバリズム的な描写もこの歌詞には入っていますからね。”分子ガストロノミー”とは科学的な調理方法を用いた高級な料理であり、調理を物理的、化学的に解析した学問分野のこと。それを、恋愛に投影して書きました。分子ガストロノミーの中には、ビーカーを食器にした料理などもあるように、そこまでのものはわたしも食べたことはないんですけど、この料理のことを調べて聞いていただけると、より楽しめると思います。

<strong>──最後は、「La Fée Verte〜アブサニストによる音楽的試み」ですね。

宝野 わたしが、あまりにもアブサンというお酒にはまってしまいまして、アブサンの曲を書きたいという想いを今回形にしました。

──最初、アリカさん自身がアブサンを呑んで、幻想的な曲調のような酩酊状態へ陥り、ここに書いたような景色が見ていたのかと想像してしまいました。

宝野 同じ酔うにしても、綺麗な曲にしたいなということで、この曲調になりました。昔から芸術家の方がアブサンを呑むと、頭が冴えてきて創作意欲が沸くと言われ続けてきました。しかも、みんな、緑の翅を持った舞う妖精が見えると。そこを活かして歌を書いたわけですけど。アブサン好きな人がこの歌を聞いてどう思うのかはわかりませんが(笑)、わたしもまたアブサンに病み付きになっている一人です。

外へ食べに行くときは美味しいものを食べに行きますけど、家で食べるときはそういうことさえ気にせず食べているように、そこまでのこだわりはないですね。

──アルバムには、白アリと黒アリの世界観も巧みに描き分けていますよね。とくに白アリ系ナンバーの場合、スイーツを題材にしてゆくことが多くないですか?

宝野 「桃色天国」や「通常盤」に収録した「ストロベリーパイをお食べ~運命編」は、まさにそうですもんね。「ストロベリーパイをお食べ」も古い曲で、食べ物をテーマにしていたことから新録しました。大きく変わってはいませんが、中へ「運命」を加えたように新たな形で甦らせています。じつは「人生美味礼讃」よりも前に「ストロベリーパイをお食べ」が出来ていました。しかもこの楽曲、「緑山高校甲子園編」という熱血野球アニメの主題歌だったんですよね。

──熱血野球アニメと歌の内容はまったく重なっていませんよね。

宝野 そうなんです。このアニメのBGMを片倉さんが手がけていたこともあって、そこから、もともとあった「ストロベリーパイをお食べ」を「ぜひ主題歌に」というお話へ結びついたんですけど。おっしゃられたように、曲とアニメの内容はまったく結びついていません(笑)。でも、アニメ自体はとても面白い内容なので、観れる機会があったらぜひご覧になってください。

──完成したアルバム「人生美味礼讃」、アリカさんとしてはどんな風に受け止めています?

宝野 わたし、お相撲が好きだからちゃんこ鍋の歌を作ってみたいし、各地のご当地料理を歌にするなどなど、「美味シリーズ」に関しての題材はまだまだ尽きませんが、こうやって一度まとめあげれたのは、とても良かったなと思っています。

──アリカさん自身、食へのこだわりはとても強い方なのでしょうか。

宝野 外へ食べに行くときは美味しいものを食べに行きますけど、「いきなりステーキ」だって食べてますし、家で食べるときは、そういうことさえ気にせずに食べているように、そこまでのこだわりはないですね。

──でも、B級グルメはあまり食べなそうな印象です。

宝野 そんなこともないですよ。大阪にコンサートで行ったら、たこ焼きやお好み焼きも美味しく食べていますし。他にも、仙台の牛タンや、山口のアニソンイベントに出たときも美味しいフグをいただくなど、その土地の名物料理は何時も味わっています。個人的には、また福岡に行きたいです。あそこは、何を食べても美味しいですからね。

──アルバムの「初回限定版」のDISC.2には、2002年1月20日に行った「月光ソワレⅠ」のライブ音源を収録。これ、めっちゃ貴重な音源ですよね。

宝野 昔からずっとALI PROJECTはストリングスを用いたアルバムも作り続ければ、ストリングスと共演したコンサートも行ない続けています。その第一弾となったコンサートのときの音源になります。まさに幻の音源ですけど、中にMCも入ってるじゃないですか。わたし、それ恥ずかしくて聴きたくないから、MCは全部聞いてないです(笑)。

つねに緊張感を持ってないとダメ。あとで大きな差が生まれます。

──ここからは、アリカさんのファッション面について聴かせてください。自粛期間の中、読者の方にも、美容院やネイルサロンに行けず、普段のように自分を美しく磨くことが難しい人たちも多くいました。その期間、アリカさんはどのように過ごしていたのでしょうか。

宝野 わたしも、美容院やネイルサロンには行けなかったです。おかげで爪がすごく伸びたんですけど、結果的にネイルしやすくなったからそこは良かったけど。忙しいときほど爪が綺麗だとホッとするように、爪が綺麗ってすごく大事なことなんですよね。その気持ちを、わたしも改めて感じていました。髪の毛も、自粛時期はエクステを全部外していました。しかも美容院に行けないから、髪の毛の根本が黒く伸びていくんです。それが嫌で、ようやく美容院へ行けたときはほっとしました。でも、みんなもそうだったわけですよね。

──同じだったと思います。家でも綺麗にいたいけど、なかなかそれが出来ないジレンマが、みなさんの中にもあったと思います。

宝野 そこが、自分との戦いになりますよね。自分の心に負けたらおばさんになってしまうんだと思ったら、「それは絶対にいけないこと」と気持ちを奮い立たせていましたからね。あの時期は、お部屋にいる時間も長く、日に当たらないぶん肌が荒れる心配もないからこそ、よりスキンケアを重視していました。他にも、普段はなかなか時間がなくてやれない着物の着付けや帯の結び方の練習などもしては、その姿を写真に撮っていました。着付けや帯の結び方って、やらずにいると忘れてしまうから、ちょうど良い機会にもなっていましたね。
もちろん、あの時期は外へ買い物にも行けないから、いろいろとネットを通して買い物もしていました。わたし、PINK HOUSEの服が好きなんですけど。ヤフオクで、今や店頭に並んでない洋服を見つけては「可愛い!!」と興奮をしながら買ったりもしていました。

──アリカさんは、家ファッションも楽しんでいたんですね。

宝野 そこは楽しんでいましたね。

──夏に向けての準備などもしていますでしょうか?

宝野 この時期に欲しくなるのが、浴衣。今、ちょうど夏に向けて新しい浴衣を買おうとしているんだけど、同じ柄でもどの色にしようか迷ってて。迷うなら二つとも買っちゃえばという意見もあるけど、どうせ二着買うなら別の柄の浴衣にしたいじゃない。他にも、浴衣の帯はどれにしようとか、ちょっと良い浴衣なら夏着物として使えるなぁなど、この時期は浴衣のコーディネイトをいろいろ考えられるから、それが楽しいですね。

──早く、そういうお洒落をしながら、思いきり外でのファッションも楽しみたいです。

宝野 読者の方たちはロリータちゃんが多いんですよね。ロリータちゃんたちは、外に出て、いろんな人たちに観てもらってこそですもんね。早く、スカートをフワフワさせながら歩きたいなと思う気持ち、わたしもわかります。

──今年は春ファッションを楽しむことなく、夏ファッションや秋冬のファッションへ移行してしまいました。なので、春ファッションを楽しめずに悲しがっているロリータ好きな人たちも、じつはとても多いと話を聞いています。

宝野 夏にロリータで正装となると、けっこう暑くて大変だけど。春こそ、ロリータファッションとしては、すごくお洒落を楽しめる季節ですもんね。じつはわたしも自粛期間中、鈴木真理子さんと、もう一人の友達との3人で毎回テーマを決め、オンライン越しにその格好を見せあえば、撮った写真をシェアしあう「お家原宿」をよくしていました。そういうのも、あの時期ならではの楽しみ方としてやっていたことでしたね。

──これもぜひお聞きしたいのが、アリカさんの美の秘訣についてなんです。

宝野 一番は、あきらめちゃいけないこと。気持ちがだらけてしまったらダメだと思う。わたしも自粛期間中、ジムがお休みになっていたことから家でジッとしていた時期があったんですけど。ある日、これまで一度も付いたことのない場所に肉が付きだした感じを覚え、「こんなことあり得ないわ!!」となり、さっそく自宅でのトレーニングを始めました。
わたしが住んでいるのは、いわゆる高層マンションなんですけど。あえて15階分くらいの階段を登っては降りたりする階段トレーニングを行えば、自宅で出来る筋トレや、お風呂をサウナ変わりに使い、たくさんの汗を流すなどをやっていました。他にも、美容系のサプリをいろいろ取り寄せて飲んでいましたね。

──そういう心構えが大事なんですよね。

宝野 その通りです。家にいても出来るトレーニングや美容法はあるんです。たとえ美容院に行けないと嘆いてたとしても、いずれ美容院に行ける時期が訪れたように、それが永遠に続くわけではない。でも、その期間もしっかり自分磨きをしておかないと、あとで大きな差が生まれます。あと、つねに緊張感を持ってないとダメ。動かないのに、ついついお菓子に手を伸ばしてしまうと太ってしまうからこそ、日頃から「美しくあるべき」と心に言い聞かせながら緊張感を持ち続けることが大切だと、わたしはつねに思っています。

ALI PROJECTのオリジナル全アルバムの配信リリースが決定!

──最後に、改めて音楽活動の話になりますが。9月にコンサートを行うことが決定したと伺いました。

宝野 ホールのガイドラインに沿って、会場のキャパシティの半分くらいの人数での開催になりますが、ようやくコンサートを行えそうです。今回は観たくても観れなかった人たちのため、リモートでの配信も考えています。詳細が決まりましたら、そちらはまたお知らせします。
あと、アルバム「人生美味礼讃」の発売日である7月29日より、徳間ジャパンコミュニケーションズさんから発売したオリジナルアルバムをすべて配信リリースします。ただ、枚数がけっこうあることから、それを3ヶ月に分けて配信する形を取ります。
これまで、アニメのタイアップ曲は配信でもリリースしてきましたが、オリジナルアルバム曲はすべて初めてになります。これまでCDとして手に入れにくかった作品もあるように、昔の楽曲に触れたくても触れられなかった人たちは、ぜひ、この機会に聞いていただけたらなと思います。今回は配信やサブスクでも聞けるように、世界中の方たちに容易に触れてもらえる機会にもなります。ぜひ、海外のALI PROJECTファンの方々にも教えてあげてください。

TEXT:長澤智典
(ファッション面の取材:叶岡怜)

インフォメーション

2020.07.29 リリース


■人生美味礼讃【初回限定盤】TKCU-78112
¥3,818(税抜)2枚組CD

[CD1]全13曲収録〔書下ろし新曲5曲+ベスト・セレクト曲8曲〕
1.毒味役(新曲)
2.人生美味礼讃
3.恋する和牛(新曲)
4.昭和B級下手喰い道
5.茸狂乱美味礼讃
6.狩猟令嬢ジビエ日誌
7.喰らう女(新曲)
8.お毒味LADY
9.恋愛分子ガストロノミー(新曲)
10.桃色天国
11.Maison de Bonbonnière
12.或る修道士の告解
13.La Fée Verte〜アブサニストによる音楽的試み(新曲)

[CD2]月光ソワレI 2002.12.20
武蔵野市民会館小ホール より幻のレアなライブ音源収録!
1.月光ソワレ(instrumental)
2.紅い睡蓮の午後
3.ナルシス・ノワール
4.天使に寄す
5.Lolita in the Garret
6.楽園喪失〜Paradise Lost
7.コッペリアの柩
8.共月亭で逢いましょう


■人生美味礼讃【通常盤】TKCU-78113 ¥2,818(税抜)
[CD]全14曲収録

初回限定盤同内容13曲+「ストロベリーパイをお食べ〜運命編」(新録)

「人生美味礼讃」(2005年)という1曲から始まったALI PROJECT美味礼讃シリーズ。それ以降”食”をテーマにした楽曲を作りつづけ、ジビエ、茸料理、お菓子からB級グルメ、魔酒に至るまで、趣向を凝らした様々な料理を盛り付けてきました。今回それらの皿を集め、豪勢な晩餐として円卓に並べてみようと思います。 “筆舌尽くしがたき馳走”をぞんぶんに耳で味わっていただくために、いくつもの新皿(新曲)も加えました。ディレッタントな美食家(グルマンディーズ)たちに捧げる、大満足の2020年版スペシャル・フルコース! 
さあ、ご予約開始です。ゴブレットを並べ、純銀のカトラリー磨き、黄金の燭台を灯して、お待ち申し上げております。/宝野アリカ

オリジナルアルバム配信リリース

第一弾配信 7/29
①Aristocracy 2001年4月25日発売
②etoiles 2004年6月23日発売
③Dilettante 2005年6月22日発売
④神々の黄昏 2005年12月7日発売
⑤Romance 2006年12月6日発売
⑥Psychedelic Insanity 2007年8月22日発売

第二弾配信 8/29
⑦Grand Finale 2007年12月12日発売
⑧禁書 2008年8月27日発売
⑨Poison 2009年8月26日発売
⑩Gothic Opera 2010年3月17日発売
⑪汎新日本主義 2010年9月29日発売
⑫Les Papillons 2011年6月29日発売
⑬贋作師  2012年7月18日発売
㉒人生美味礼讃 2020年7月29日発売

第三弾配信 9/29
⑭令嬢薔薇図鑑 2013年9月11日発売
⑮絶対音楽 2014年3月5日発売
⑯流行世界 2014年8月27日発売
⑰Violetta Operetta 2015年1月21日発売
⑱快楽のススメ 2015年9月9日発売
⑲A級戒厳令 2016年8月24日発売
⑳芸術変態論 2018年7月25日発売
㉑Fantasia 2019年8月28日発売

プロフィール

ALI PROJECT
作詞ボーカル・宝野アリカと、作曲編曲・片倉三起也によるユニット。 独創的なメロディとアレンジ、文学的な歌詞、先鋭的なビジュアルで、幅広いファン層を魅了するALI PROJECT。 多数のアニメ主題歌を手掛け、毎年オリジナル・アルバムをリリース、全国TOURを行っている。2013年2月には活動を総覧する“20年に一度の総合芸術展“と称される豪華なシングルコレクションをリリースした。 音楽、映像、美術、デザイン、ポスターから衣裳、舞台アートにいたるまでの独特で多様な視聴覚芸術をつめ込んだALI PROJECTのすべてが手に取れる貴重なアイテムとなっている。そして2017年には活動25周年を迎え25周年記念シングル「卑弥呼外伝」、「25周年記念ベストアルバム「血と蜜~Anthology of Gothic Lolita & Horror」(Lantis)と、「愛と誠~YAMATO & LOVE×××」(FlyingDog)をリリース。次なる展開に向けて常に飛躍する、飽くことなき探究心を携えたアーティストユニットである。

ALI PROJECT Web
https://aliproject.jp/
ALI PROJECT 徳間ジャパンコミュニケーションズ Web
https://www.tkma.co.jp/jpop_top/ali.html                         
宝野アリカ BLOG
https://aliproject.jp/content4

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この記事を書いた人

長澤智典
音楽を中心に執筆中のライター。「あなたのため」に頑張ります。 twitter @nagasawatomonor Web http://vues.jp/

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