新体制で始動したBLACKNAZARENE、12月22日にニューシングル 『URGE』&DVD『dogmatism』をリリース / 飛び降りた先で掴みたい“武道館ライブ”の夢

2021年12月23日 | インタビュー
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12月22日にニューシングル『URGE』とDVD『dogmatism』をリリースするBLACKNAZARENE。“THUG×kawaii”をコンセプトとする彼女たちが、HARAJUKU POP WEBに初登場です! 他己紹介や新体制になった経緯を語ってもらうと共に、新曲「URGE」についても聞いてきました!

──『HARAJUKU POP WEB』初登場ということで、まずは他己紹介形式でそれぞれをご紹介いただけますか。

白坂 もあ(しろさか もあ)

いずみ:もあは「もうちょっと器用に生きてもいいのに」と思うくらい、めっちゃ真っすぐ。わかりやすいから御しやすいですね(笑)。あと、何をしても怒らない。

もあ:いずみちゃんのことは、甘やかしてます(笑)。よくも悪くも素直な性格なので、頑張ってることとかを注意されると、100%自分が悪いとわかっていても謝れなかったりしますね……。あと、ざっくり言ったら自分はBLACKNAZARENEで唯一のツッコミです!

いずみ:ちげえよ(笑)。

実果子:お前、それがボケでしょ(笑)。

乃上 楓(のがみ かえで)

──楓さんは、どのような方ですか。

もあ:顔が美人だからパッと見だとキレイ系に見えるんですけど、しゃべると赤ちゃんみたいで可愛いんですよ。BLACKNAZARENEの癒し担当です。それでいて、ステージ上のパフォーマンスは、めちゃくちゃかっこいい。物販とステージのギャップを楽しんでほしいなって。ちなみに、メンバーはサルって呼んでます(笑)。

楓:最初はチンパンちゃん(チンパンジー)って呼ばれてたんですよ。でも、気づいたらサルって。

いずみ:チンパンって長いんだもん(笑)。

南向 いずみ(なさき いずみ)

──いずみさんは、どのような方ですか。

楓:綺麗なお姉さん♡

いずみ:お前、バカかよ(笑)。

楓:いずみちゃんは、楓のなりたい女性像です! 見た目がかっこいい感じで強そうなんですけど、みんなでしゃべってる時とか誰よりもベイビー。この前も、絆創膏をつけていた肘を見せながら、「ねぇねぇ、子どもみたい」って言っててすごく可愛くて。でも、ライブ中はめっちゃかっこいい! 歌声とかすごく好きなので、「いつかこんなふうになりたい」って思ってます。

山田 さとり(やまだ さとり)

──さとりさんは、どのような方ですか。

実果子:めちゃくちゃ簡単にいうと“中野ブロードウェイ擬人化”って感じです。山田は100人中100人に好かれるタイプというより、100人中10人にめっちゃ刺さるタイプ。独特の感性がすごすぎて「何やってんの?」みたいなことも多いですね。そういう山田の魅力を知っちゃうと、ズブズブになるはず。

いずみ:あと、ひとりで勝手に面白くないことを面白くできる。

さとり:マニア向けですね。私のこと好きな人は、お目が高い! 見る目があると思う。

ひみこ:そういうとこだよ(笑)。

東出 ひみこ(ひがしで ひみこ)

──ひみこさんは、どのような方ですか。

さとり:面白いっす! なんつったって、関西の女なので。心臓まで刺さってくるくらい、ツッコミが激しいんすよ。それに、ひみこは話し上手で聞き上手。人と会話をしているときって、自分の望んだ反応が3割でも返ってくればいいほうですけど、ひみこは100で返してくれます。可愛い見た目ときつい関西弁のギャップ、そして一緒に話してるときの気持ちよさがいいっすね。

村田 実果子(むらた みかこ)

──実果子さんは、どのような方ですか。

ひみこ:顔が飛びぬけてお人形さん♡ こんなに可愛いのにしゃべったら面白くて、ほんまに度肝を抜かれます。半年間くらい実果子ちゃんちに居候させてもらってたんですけど、そのときも毎晩笑いが止まらんくて寝られへんこともいっぱいあった。あと、心が海より広いです。本当に何しても怒らんし、なんでも許してくれる。

もあ:実果子ちゃんちに初めて行ったとき、カーペットにスタバをこぼしちゃったんですよ。「やべえ」と思ってたら、実果子ちゃんは「全然いいよ。可哀想、中身が減っちゃって」って。そんくらい怒らないです。

もあ:あと、実果子ちゃんは物知り!

ひみこ:どんな話題を振っても、全部返ってきます。

実果子:気になったら全部調べるんですよ。昨日も前澤さんが宇宙へ行ったから、「どれくらいの時間で宇宙につくのかな」って気になって調べてました。そういうが、めっちゃ多いです。

いずみ:そういうことは調べるのに、「ISSってどこだよ。誰も知らねえだろ」って言ってたからね(笑)。「国際宇宙ステーションだよ」って伝えたら、「国際宇宙ステーションなら、KUSだろ!」って。(“Kokusai Uchu Station”を想定)

実果子:それは、興味がないからなんでもいいの♡ 勉強も興味が持てなくて、中1の夏にすべてを終わらせたくらいですから。

──本当にキャラクターが濃いメンバーが集結した感じがありますね。続いて、新メンバー加入の経緯についてもお伺いできますか。

実果子:BLACKNAZARENEが希子・いずみ・私の3人になった時点で、新メンバーを募集することは決まっていました。でも、なかなか話が進まなくて、どうこうしている間に体調を崩した希子が活動休止になってしまったんですよ。ふたりになったとき、会社の方に「今後の活動どうする?」と聞かれて「続けたいです」と答えたんですけど「もう何人も脱退してるし、この状況で続けたいと言われても……」と言われてしまって。「じゃあ、私たちで今月中に新メンバーを見つけてきます!」と動きだしたのが、今年の3月でした。

──啖呵を切った感じだったんですね。

実果子:もともと可愛い女の子をフォローしているアカウントがあったので、「村田実果子です」って連絡したらいけるかもと思って(笑)。

──メンバーは、どのように集めていったんですか。

いずみ:私はノータッチ。洗脳しかしてないです(笑)。

実果子:ひみこと楓と山田は、私が直接スカウトをした感じ。もあは人づてに紹介してもらいました。でも、めぼしをつけていたのは山田だけかな。BLACKNAZARENEが仲良く平和でいられたのは希子のおかげだったので、場を和ませてくれる新メンバーが欲しかったんです。山田はもともと友達だったし、いるだけで空気が変わる子だと知っていたし「いいな」って。

さとり:本当っすか?

実果子:だから誘ったんですよ、私。それに全体的なバランスを考えたときにも、どうしても山田には入って欲しかった。私は身長が150㎝だけど他のメンバーは160cmくらいあるから、もうひとり小さい子がいないとヤバいことになると思って。

──さとりさんは、加入に前向きだったんですか。

さとり:前に入っていたアイドルグループを辞めるとき、「もうアイドルはしない」って決めていたので、けっこう迷いました。でも、自分の人生を思い返してみると、まだまだやりきってないなって。ちょっと不謹慎なんですけど、私は自分が死んだとき周りの人に悲しんでもらいたいんですよ。「死んだ○○の後を追った」みたいなニュースを見ると、すごく「いいな」って思う。それくらい有名になりたくて、BLACKNAZARENEに入りました。

──ひみこさんは、どのような経緯で加入したのですか。

実果子:可愛い子がフォローしてる子は可愛いと思いめっちゃ探したら、ひみこを見つけました。私のことをフォローしてくれてたし絶対にいけると思って、“顔が可愛い”だけの情報でDMしたら、大阪から面談に来てくれることになったんですよ。「そんなの絶対にいい子じゃん!」って。

ひみこ:だって、大好きな村田実果子だから(笑)。レベチの音痴だし運動神経も悪いし、そもそも自分のなかには「アイドルになる」っていう思想がありませんでした。でも、人生を長い目で見たとき、向いてないことに挑戦していくのってすごく面白いかなって。当時は大阪で販売業をしていて成績もよかったんですけど、面談帰りの電車で「仕事を辞めよう!」と決めました。

──得意なことを捨てて、苦手なことの多い未来へ進むのは怖くなかったんですか。

ひみこ:「歌が下手なんですけど大丈夫ですか」と訊いたら、「練習もするし大丈夫」って言ってもらえましたし、何よりアイドルって“今しかできないこと”じゃないですか。面談終わり、いずみちゃんに「これからBLACKNAZARENEで、いっぱい楽しいことしていこうね」って声をかけてもらって、「はい!」って二つ返事でした(笑)。

いずみ:洗脳完了です!

実果子:楓は洗脳に時間がかかったよね。

楓:長時間にわたり、2回の洗脳をしていただき、サルはここにいます!

──加入に悩む理由があったんですか。

楓:そもそも人間に不信感を抱いてしまっていて。それに、以前いたアイドルグループを卒業したとき、「もう一生アイドルはやらん」って辞めたから、迷いがあったんですよ。一方で「またアイドルをやりたい」と、思っている自分がいたのも事実。

──その状態から「BLACKNAZARENEに入ろう」と思った決め手は何だったんですか。

楓:このふたり(いずみ・実果子)と一緒なら頑張れるかもしれないと思ったんです。“続けること”って、すごく難しいんですよ。それなのにふたりは、強い意志をもってBLACKNAZARENEを続けようとしている。アイドルを始めたときに持っていた「誰かの夢や希望、生きる理由になりたい」っていう夢を、ここなら叶えられるかもしれないなって。

いずみ:2回目の面談のときも「たぶん無理だろうな……」って思ってたんですよ。ダメ元で「BLACKNAZARENEに入ってくれる確率って何%ですかね?」って訊いたら、「100です!」って(笑)。

実果子:30%くらいの感じだすやん(笑)。

楓:本当に迷ってたんですよ~! 今はめっちゃ幸せです♡

いずみ:その点、もあは志願兵だったから洗脳が秒だったね。

もあ:最終的には「私が入りたいって言ったら、入れてもらえるんですか」って訊いたくらいですからね(笑)。

いずみ:「逆に入ってもらえると思っていいんですか」って返したわ。気合いれて、全身真っ黒で面談に来てたもんね(笑)。

もあ:BLACKNAZARENEだから。どうにかして「BLACKNAZARENEに入りたい!」ってアピールしたかったんですよ。

──もあさんは、なぜそこまでしてBLACKNAZARENEに入りたかったんですか。

もあ:希子ちゃんがお休みでも、BLACKNAZARENEを続けようとしている実果子ちゃんといずみちゃんを見て、かっこいいなって思ったんです。メンバーが減るって不安なことだし、これからどうなるかわからないのに、必死にグループを守ろうとしてたから。もともとは私もアイドルをやっていたんですけど、たくさんの人と関わるなかで周りの人を信じられなくなっちゃって、「もうアイドルはやらない」と決めてたんです。でも、このふたりなら信じられるなって。ひそかに「またアイドルをやりたい。ステージに立ちたい」と思ってたし、面談で話をしてピンと来たんですよ。今でも自分の選択は、間違ってなかったと思ってます。

──みなさんのお話を聞けば聞くほど、今作の『URGE』は満を持してのリリースといった感じですね。レコーディングが終わったのは、いつ頃ですか。

いずみ:10月だったっけな。新体制でデビューしてから2カ月くらいは、結構順調にいってたんですけど、作曲者の方が亡くなったり、プロデューサーがコロナで死にかけたりして。コロナに翻弄された結果、急にレコーディングして急にリリースする感じになりました。

──全曲ともニンドリさんが作詞作曲を手掛けられているのですか。

いずみ:作曲は全部ニンドリさんで、作詞も基本的にはニンドリさんで、「Throne」の英語部分と「PARADOX」の2番以降を私が担当しています。「PARADOX」は1番までしか歌詞がなかったから、ニンドリさんが書いていたことを汲みとって、「私ならこう書く」という内容で続けています。正解かどうかは、もうわからないんですけど。

──リード曲の「URGE」は、どのような作品ですか。

いずみ:“ふたりになっちゃって「どうしようヤバイ!」っていう私たちを助けてくれる4人が現れた”みたいに捉えてます。2番には私たちへの戒めの言葉が書き連ねられているので、新しく入ったメンバーに歌割りを振りました。自分で歌ってもつまらないし、人に言われて耳が痛くなっている私たちを想像してほしいので。「もっとさげずんで。こいつらバカだなと思って歌って」ってお願いしました。

──まさしく今のみなさんとリンクする歌詞が多いですよね。

いずみ:びっくりしました。デモをいただいたのが1年以上前なんですけど、その時にニンドリさんが仮でつけてくれた歌詞を全く変えていないんです。楽曲を受け取ったときは、この6人になるとは誰も想像してなかったけど、「繋がっちゃう」みたいなことがあるんだなって。

──リリースに先駆けて公開されたMVも想像をかきたてる内容でしたね。

いずみ:実果子が「何回も見てもらえるMVを作りたい」って。

実果子:監督さんには「見た人が考察できるようなMVにしてほしいです」と伝えました。例えば、AKB48「10年桜」のMVって、パッと見では普通のストーリーなんですけど、実は裏設定があってYouTubeのコメント欄でめっちゃ考察されているんです。そういう作品だったら、何度でも「もう1回見よう」となりますよね。

──みなさんには、監督の方から詳しいネタ晴らしがされているんですか。

いずみ:細部までは説明されていません。いただいたコンテを見て、私たちも「そういうことだろうな」って察しています。「これで終わりじゃないよ」って感じのラストシーンなので、いろいろなことが想像できる。飛び降りた視点で終わるの、けっこう衝撃的じゃないですか。

実果子:詳しくは触れてないけど、何か理由があるから飛び降りたんですよね。「なんだと思う? 考えてみ」って。

いずみ:少なくとも、マイナスな感じではないです。

実果子:「死にたい! もう嫌だ、無理!」じゃなくて、「行くよ(イケボ)」って感じ。

いずみ:解釈を言いたいくらいなんですけどね(笑)。ぜひたくさん考察してほしい!

──では最後に、今後の展望を聞かせてください。

いずみ:2年以内に、Zeppでワンマンをソールドさせる。

実果子:とか言って、7年くらいかかるかもしれないですけどね(笑)。

いずみ:その後は、最低でも武道館。いつかはアリーナツアーもしてみたいな。本当はBLACKNAZARENEって名前が、ずっと残ったらいいなって思うんですけど、そのためにはすっごくでっかくならないといけないので。まずは、でっかくなることを考えます。

ひみこ:いつかムービングステージとトロッコのあるところでライブしたいです!

楓:じゃあ、私は空を飛びたい!

──ライブとは別のベクトルで挑戦したこととかありますか。

実果子:マクドナルドのCMに出たい! 15歳の頃から、ずっと言ってるんですよ。

いずみ:CMだったら、雪肌精出たい!

ひみこ:私はサロンパスのCMキャラクターがやりたいです。全然BLACKNAZARENEっぽくないけど、心斎橋にあるグリコ横の看板になりたくて。「毎日のリリイベで疲れた体に!」って、よくないですか。

さとり:ポップアップもやりたいな~。K-POPアイドルさんがやっているように、ぜひBLACKNAZARENEも!

いずみ:いろいろ言いましたが、なんでもやらせていただきます……!

New Single『URGE』

■商品情報
New Single『URGE』
12月22日(水)発売
¥1,500(税込)

■収録曲
<BLACKNAZARENE ver./AMPL-1001>
01.URGE
02.Throne
03.タイトル未定

<村田実果子 ver./AMPL-1002>
01.URGE
02.Throne
03.アクアマリン

<南向いずみ ver./AMPL-1003>
01.URGE
02.Throne
03.The beginning

<東出ひみこ ver./AMPL-1004>
01.URGE
02.Throne
03.Hearts

<白坂もあ ver./AMPL-1005>
01.URGE
02.Throne
03.BAD END

<山田さとり ver./AMPL-1006>
01.URGE
02.Throne
03.夜の彼方

<乃上楓 ver./AMPL-1007>
01.URGE
02.Throne
03.未完成

2021年8月新型コロナウィルスの感染症により急逝した
BLACKNAZARENEのサウンドを支えてきたニンドリ氏が生前に書き下ろした
魂の未発表ラストソングを収録。

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LIVE DVD『dogmatism』

■商品情報
LIVE DVD『dogmatism』
12月22日(水)発売
価格:3,500円(税込)
AMPL-2001

■収録内容
01.The beginning
02.Hearts
03.未完成
04.アクアマリン
05.夜の彼方
06.BAD END

BLACKNAZARENEのサウンドを支えたニンドリ氏の燦爛たる作品に敬意を表して、
今回新たに編曲されたトラックで歌唱されたライブの模様を収めたレクイエム・ミュージックビデオ。

この記事を書いた人

Music Worder。音楽とお酒と人が好き。 Twitter:@ayach___

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