オーディションでグランプリ獲得♡メンズルックから病みかわプリンセスまで幅広く表現する凪原せいらちゃんインタビュー

2023年01月23日 | インタビュー


Z世代で流行するトレンド「病みかわいいカルチャー」を深く愛するプリンセス&プリンスを探せ!

「原宿POP」 と「Amilige」のタイアップで開催された
オーディション「病みかわいいプリンセス&プリンスを探せ!」にて
見事1位を獲得した凪原せいらちゃん。

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オーディション結果発表!夢への切符をつかんだ”病みかわいいプリンセス&プリンス”たちを紹介します♡

今回は夢への切符をつかんだ、凪原せいらちゃんの魅力を探るべく、インタビューに応えてもらいました♡

凪原せいら


舞台やレースクイーンなど幼い頃から芸能の分野で活躍し、ウィッグやハンドメイドアクセサリーを駆使して色々なファッションをSNSで発信。
ピンクメッシュがトレードマークの病みかわガール姿で「病みかわいいプリンセス&プリンスを探せ!」モデルオーディションに挑戦!見事グランプリを獲得し、Amiligeのブランドページに出演。

Twitter:@seira_nagihara
Instagram:@seira_nagihara

15才から芸能界へ。推しのように活力になりたくて


──HARAJUKU POP WEBでしっかりとインタビューに答えてもらうのは初めてですよね。今までの芸能活動やオーディション挑戦前のことからお聞きしてもいいですか?

凪原せいら はい。凪原せいら(なぎはらせいら)と申します。
2000年12月4日生まれで、先月、22才になりました。
芸能活動に関しては実は15才からやっていまして。15才の12月から始めたので、8年目に突入しています。

──8年目の節目で「病みかわいいプリンセス&プリンスを探せ!」オーディションに参加してくれたんですね。

凪原せいら 15歳……中学3年生から高校3年生までの3~4年間ぐらいは、養成所に通いつつ、学業もしつつで、ドラマのエキストラやバラエティ番組にも出演させていただいていました。基本的に映像で見るお仕事がメインでしたね。

あ、でもダンスは3才の頃からずっと何かしらやっていて、多分18年間ぐらいずっと踊り続けてたのかなっていう感じはありますね(笑)。

──小さい頃から芸能活動を続けていたんですね。

凪原せいら はい、高校卒業後は事務所に入らせてもらって、TOKYO MOTOR SHOW 2019 というイベントに出演させてもらって……ぎりぎりコロナ前ですね。あの時に、初めてたくさんの方に囲まれるっていう体験をさせてもらいました。


引用元:Instagram @seira_nagihara

凪原せいら 2020年にはSUPER GT 2020という車のレースがありまして。
そこで、ユニットで1年間、GAINERというチームさんをたくさん応援させていただきました。

2021年から2022年の前半はミュージカルにも出演させてもらったり、おぶちゃという演劇団体にすごくお世話になったり、もう、歌って踊って芝居してというすごい楽しい時間を過ごしていました。

──コロナのタイミングだったのに、どんどん新しいことに挑戦してすごいですね!

凪原せいら 逆にコロナだったからこそできたのかなって今となっては感じています。
やっぱり芸能のお仕事もすごく減ってしまったので、だからこそいろんなご縁が繋がって、新しく受け入れてくれるところもすごく多かったような印象です。

──なるほど、そのやる気というか、気力はどこから湧いてくるんでしょう……?

凪原せいら ……あの、私自身がすごくヲタクなんですよ(笑)。
もうAAAが大好きすぎて、特に宇野実彩子さんっていう女性メンバーの方が好きなんです。

こう、自分自身がヲタク……というか、なんだろう。
推しの笑顔が「自分も学校がんばろう」とか、オーディションに落ちても「いや、きっと宇野ちゃんにもうまくいかない時期はあったはずだ。だから、がんばろう」とか、そういう自分の活力にすごく変わっていたので。

やっぱり人間って落ち込んじゃったり、どうしてもこう立ち止まっちゃったり、苦しくなっちゃったりって、色々たくさん悩みがあると思うんですよ。

いろんな悩みが毎日ある中で、私の活動だったり舞台、モデルのお仕事を見てもらうことで、1人でも元気になってほしいというか、元気にならなくても「明日も凪原の投稿があるなら頑張ってみるか」とか、そういうちょっとした活力になりたいなっていう思いがずっとありましたね。

かつ、自分もファンの皆さんにすごく支えていただいているので、今回1位獲得できたのももちろんそうですし。
なので、いろんなジャンルを体験しつつ、自分にはどんな形が1番あっていて、どうやったらみんなに笑顔が届けられるだろうっていうのを考えながら、コロナの時期は挑戦していましたね。

──芸能活動が長いので、もうずっとついてきてくれているファンの方もいますよね?

凪原せいら そうですね、長い方だとTOKYO MOTOR SHOW 2019からずっと応援してくれています。
そんな、いわゆる古参って呼ばれるようなファンの方にはもう本当に感謝しきれないです。様々ジャンルに挑戦しても変わらず応援していただいてます。お芝居もちょっと遠方で来れなくても配信で見てくださったりとか、感謝してもしきれないですね。

活動休止中に見つけた「病みかわいいプリンセス&プリンスを探せ!」オーディション


──今回、「病みかわいいプリンセス&プリンスを探せ!」オーディションで1位を獲得されましたが、ファンの方もすごく嬉しかったでしょうね。

はい、ファンの方も喜んでくれました。
それに高校の同期はすごく応援してくれるんですよね。
なので、結果はいつなんだっていう催促が……(笑)。

──色々な準備の都合で公開を待っていただいていましたもんね(笑)。本当にお待たせしました!ちなみに、自分が1位だって聞いた時は、どうでしたか?

凪原せいら ちょうど、駅で乗り換えをしてる時だったんですよ。
LINEでポコンって通知がきて、「うわこれ、絶対、結果やん!うわ、やばいやばい!」とか思いながら、ライブチケットの当落を見るぐらい焦って(笑)。

そしたら、見事1位獲得おめでとうございますって……。

もうマジで申し訳なかったんですけど、駅で膝から崩れ落ちました。
もう涙があふれてきちゃって、マスクしていてよかったって。

乗り換えしなきゃとか、ハンカチ出さなきゃとか、マスクぐちゃぐちゃだやばいとか……。

──多分、これからいろんなお仕事が増えて忙しくなっちゃうとは思うんですけど、今はぜひ喜んでもらいたいので、本当によかったです!

凪原せいら 忙しくなる分には、めちゃくちゃ嬉しいです!

実は7月から、「病みかわいいプリンセス&プリンスを探せ!」オーディションまでは活動休止をしていたんです。
心身ともに、こう……多分、15才から積み重なってきたものの限界がきてしまって。

──いやそうですよね、長くがんばってきたんですもん。

凪原せいら 確かに、思い返せば長いなって思っちゃったんですね。

──がんばっている時には「がんばってる!」って思わないタイプですか?

凪原せいら そうです。
がんばっている時はがむしゃらというか、とにかく目の前にあることを必死に、誰かに届けるためにも自分のためにもやりきるってタイプなので。
それで、メンタルから体にきたのか、10kgちかく痩せちゃったんですよ。

──過去のお写真でも細いのに、そこから10kgですか?!

凪原せいら 今は元気です(笑)。
でも、体重は戻りきっていないですね。逆に細くなってよかったなと今は思っているんですけど、当時は本当に食事ができなくて。
こう落ち込んで……たぶん、体がもう限界だったんでしょうね。

──どうして芸能活動を再開しようと思えたんでしょうか?

凪原せいら 家族が1番のファンでい続けてくれたからですね。
とくに母に関しては、産んだ瞬間からファンって言ってくれているので。

一瞬、辞める方針も考えたんですけど、家族っていう心強いファンが支えてくれたのと、やっぱり続けたいって思いと……。
じゃあ、この「病みかわいいプリンセス&プリンスを探せ!」オーディションで1位を取れなかったらやめてもいいんじゃないかって。
それぐらい、実は思いをかけていました。

──それはSNSなどでファンの方には伝えて……?

凪原せいら いえ(笑)。

──インタビューで伝える形になっちゃって大丈夫ですか?!

凪原せいら 大丈夫です! 逆に、あの時これぐらいの思いでやってましたっていうのを、伝えてもらえたら嬉しいです。
自分から言うのもおこがましいので!(笑)

病んだからこそ叶えられる「お人形さんにみたいにいろんなものになりたい」という思い


──病みかわいいファッションは元々お好きだったんでしょうか?

凪原せいら いえ、病みかわいいって単語自体もオーディションをきっかけに知りました。

これで、この病みかわいいプリンセスになれたらすごくいいなって思って、即応募させていただきました。

──オーディションを知ってくれたのはきっかけは……?

凪原せいら それが、母なんですよ。
自分の方でも色々探して、オーディション系のサイトをあさっていたんですけど、母が「え、これ絶対あんたじゃん!」ってURLを送ってきてくれて。

それで、このオーディションって高嶺ヒナさんがイメージモデルを務めてくださっているじゃないですか。
高嶺ヒナさんがtwitterで『168cm/43kg/W53cm 色んな意見はありますが、これが「自身が思い描く少女体型」の最適解です👶』ってつぶやいていたことがあって。

https://twitter.com/tknhn1234_tknhn/status/1560598421752676352?s=20&t=klR2LtZzRQl3dL8UqGwyVw

それを見た瞬間、私が奥底でやりたかった「お人形さんみたいにいろんなものになりたい」っていう欲が、こういうことで叶えられるのかもしれないって思って。

その後、Amiligeさんのお洋服をネットで見させていただいて、やったことないジャンルだし、個性的かつ可愛いって思いました。
女の子としてもメンズルックとしても魅力が引き立つお洋服のジャンルなんだなって知った時に、やりたいって思って、応募しました。

──お母様、さすが産んだ時からのファンですね!

凪原せいら はい、見つけてくれた母にはもう感謝です。

──ちなみに、他のご家族も応援してくれている感じでしょうか?

凪原せいら はい、母と姉と父の4人家族なんですけど、とくに姉に「どや~!」ってするのが楽しみです。

──どういう反応をしてくれそうですか?

凪原せいら たぶん、当然だろって言われます。

実は、私が自己肯定感低めで。

例えば自分自身、体重に現れているから細いとはわかるんですけど、こう……綺麗だったり、細いって言われたりすることに、いまいち共感はできないというか……、「あ、ありがとうございます」って。
嬉しいって思うんですけど、自分自身がこう「自分、可愛い!」って、あんまり思ったことがなくって。

でも姉は「いや、あんた可愛いけん、よかよ!」って博多弁を交えつつ言ってくれるので、多分「1位だった」って伝えたら「当たり前やん!他の子にならせるわけないやろ~!」って(笑)。

──仲良し姉妹でいいですね!お母様が最高のファンだし、お姉様が最高のマネージャーみたいな。

凪原せいら 本当にそんな感じでした!

やりたいことに全力なせいらちゃんの今後

──凪原せいらちゃんの今後は、モデルのお仕事をがんばりたいって形でしょうか?

凪原せいら そうですね。
まず、この2023年のスタートとして原宿POPさんに掲載させていただいたのがすごく嬉しいです。

今年はモデルやお洋服に関することをやりたい気持ちがすごくあります。
私、実はショートカットなんですよ。

──オーディションに参加したピンクメッシュのロングヘアはウィッグなんですね。

凪原せいら はい、それこそInstagramにはメンズルックの凪原もいるので、ぜひ見てみてください。


引用元:Instagram @seira_nagihara

凪原せいら ファッションの系統としては結構いろんなものを取り入れていきたい感じで、それこそギャルっぽいファッションも好きですし、もうすごい清楚系の綺麗なOLさん系のも好きですし、全部好きですね。
韓国系も、ストリート系も、スーツでバシって決めるのも好きです。

その中で“病みかわ”は、元気をくれたというか、一旦落ち込んだからこそ出会えたジャンルですね。

──今回、病みかわファッションに挑戦するにあたって、Amiligeでお買い物してくれたんですよね。

凪原せいら 横浜店に買いに行きました。
そしたらたまたまAmiligeラフォーレ原宿店の店長をされている、まさきんぐさんが横浜店になぜかいらっしゃって。
「初めて着るんですけど、どういうのが可愛いですかね」って聞いて、新作のセーラーカラーのセットアップを勧めていただいて。

──すごくお似合いでした!小物もかなりこだわっていた気がするんですが……!

凪原せいら 結構こだわりが強いタイプで、融通がきくようできかないタイプなので、自分の中で完璧にしたいんですよ……。
なので、あの服をベースにネイルチップを手作りして、ニーハイも選んで。
猫のチャームが付いたガーターベルトをAmiligeさんで買わせていただいたので、それにあうように、チョーカーをレジンとかで可愛くして腰用の細めのベルトを切って手作りしました。

──オーダーメイドですね!

凪原せいら なんでも「やりたがり」なんですよ。

それこそ体力が戻ってきつつあるので、また踊りたいなとも思っています。
今はNiziUの縄跳びダンスを1人で全員分の振り付けを厳選して踊ってみたっていうのがInstagramに残っているだけなんですけど、踊ってみたとか、アイドルさんのコピーさせていただくのも元々すごく好きなんです。

──多才ですね。

凪原せいら 広く浅くっていう感じですけど……(笑)。なんでも手を出します。
自分ができることはなんでもしたいって思っちゃうので。

なので凪原せいらとしては、例えば“病みかわいい”をこれから発信するとか、原宿POPさんでお世話になれるとしたら、原宿系ファッション……あのカラフルな感じもプライベートで着たことはないので、その世界観にあわせてアイテムを作る様子から自分で撮影して、編集して、『こんな風に実は作ってましたよ』みたいなアイテムの裏側を発信できたら嬉しいです。

いろんな人にこう……こんなのもできるよ、あんなのもできるよ、意外と簡単だよっていうのを発信できたらなっていう思いも込めて、自分自身のオリジナリティな部分を発信したいですね。

──その発信や、せいらちゃんの挑戦する姿勢に勇気づけられる人も多そうです!

凪原せいらちゃんがAmiligeのブランドページに出演中


凪原せいらちゃんは、現在配布中の原宿POP MAGAZINE vol.10の、Amiligeブランドページに出演中!
さっそく”病みかわ”モデルとして活躍しています♡
追ってWEB記事でもオフショットが掲載される予定ですのでお楽しみに♪

原宿POP MAGAZINE

TAKE FREE&全国配布なので、こちらも是非チェックしてみてね☆


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Amilige


「可愛いと病み」。
相対する2つの要素がコラボレーションする、原宿から世界に向けて放つジェンダーレスブランド。

Z世代で流⾏するファッション4⼤トレンドのうちの⼀つである
「地雷系ファッション」を牽引する存在。

ラフォーレ原宿B1Fに店舗を構え
明治通り沿いの⼤型看板への露出も多数。

https://a-am-studio.jp
Twitter:@officialamilige
Instagram:@amilige_official

この記事を書いた人

編集・ライター。東京(ド田舎)出身なので、学生時代は原宿や渋谷に憧れて、放課後は片道1時間半かけて遊びに通っていました。今ではヨーロッパ古着とレザー育成が大好きな旅ヲタク。

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