2.5次元アイドルFenomenoの物語。このメンバーとなら、その夢を「信じられる」からね。

2023年06月02日 | インタビュー


アイドルと声優の原石を発掘し、マルチに活躍する次世代アイドルの発掘プロジェクト「DRAWS A DREAM」が立ち上げた、2.5次元アイドル”Fenomeno“の物語。メンバーは、双葉美詩(cv:藤本樹)・城ケ崎紬(cv:古月結羽衣)・静原踊花(cv:山岡亜珠紗)・小桜奏音(cv:青木りほ)・冴島歌莉(cv:アーチェニカ)。オーディションを勝ち抜き選ばれた5人が、物語の軸となるFenomenoのメンバーとしての活動をスタートさせた。ウマ娘3期の総作画監督などで知られる仁井学さんが書き下ろしたキャラクターでのボイスドラマ&音楽朗読劇でデビュー。そして劇中から派生したアイドルグループとしての活動を行なっていく。
Fenomenoは、3月より毎月主催公演を開催。6月には1stシングルをリリース。7月からは朗読劇もスタートする。まだまだ動き出したばかりのFenomeno。そのメンバーたちの、今の思いをここへ記したい。

「DRAWS A DREAM」 PRODECTに惹かれたのが、「夢を追い続けることを、否定しないでください」のコメントでした。


──まずは、「DRAWS A DREAM」のオーディションを受けようとしたきっかけからそれぞれ教えてください。

藤本樹


双葉美詩役
Twitter:@dad_itsuki

藤本樹 昔からお芝居をやってはいましたけど、わたしはコロナ禍に入った頃に一度辞めています。ただ、一度離れたことで、ふたたび演じる欲求が高まり、「もう一度役者に挑戦したい」と思い始めた時期に今回のオーディションを目にし、応募しました。「DRAWS A DREAM」 PRODECTに惹かれたのが、「夢を追い続けることを、否定しないでください」のコメント。それを読んだときに「ここで頑張ってみたい」と思ったことが、夢を追い続ける今へとわたしは繋がりました。

古月結羽衣


城ヶ崎紬役
Twitter:@dad_yuui

古月結羽衣 わたしは、中学生の頃から声優になるのが夢でした。ただ、声優って人気の職業だし、そんな簡単になれるほど甘い世界じゃないと考えたとき、「やっぱし、わたしには難しいかなぁ」と遠慮する気持ちが強くなり、声優に挑戦することなく高校時代まで過ごしていました。でも、専門学校へ進学し、新たな環境に接していく中で自分の夢や将来のことを考えたときに、「挑戦することなく後で後悔するのは嫌だな」という気持ちが強くなれば、そう思いを巡らせている時期にこのオーディションを知り、思いきって応募。今、ここにいます。一歩踏み出したら、こうやって夢だった姿へ近づけました。その経験を通して、「思いを行動へ移すことって大事だな」と思ったし、今は、とにかく頑張りたい気持ちでいます。

青木りほ


小桜奏音役
Twitter:@dad_riho

青木りほ  わたし、小学生の頃「プリティーリズム」というアニメが大好きでした。この作品は、声優さんが歌い踊れば、舞台に立っていたりもする内容なんですけど。その姿を観て、わたしも声優という職業に憧れました。でも、わたしが「声優になりたい」と強く思った一番のきっかけになったのが、中学生のときに観た「ラブライブ!」でした。作品に出ていた声優さんたちが、アニメを飛び出し、テレビの世界で活動をすれば、コンサートを行っている姿を観たときに、「わたしもこうなりたい」思いがより強くなりました。わたしの中で「ラブライブ!」は、声優さんの表現の道をより幅広く切り開いた作品という印象があります。その姿に憧れを強く持ちながら過ごす中、今回のオーディションを発見。「ここには、わたしが夢見た世界が現実として広がってる」と思い、それで応募しました。

アーチェニカ


冴島歌莉役
Twitter:@dad_archenika

アーチェニカ わたし、もともと表現をするお仕事にずっと憧れていました。中学2年生のときにオーディションを受け始め、高校3年生の時期まで、40社のオーディションを受ければ、ことごとく落ち続けてきました。わたしがこのオーディションを発見したのが、高校3年生の進路を決めなきゃいけない時期。「ここまでの落選の数字が今のわたしの実力を物語っているし、高校卒業後のことも真剣に考えなきゃいけない。だから今回を最後のチャンスにして区切りをつけよう」との思いで応募。ようやく、夢のチャンスをつかむことが出来ました。

山岡亜珠紗


静原踊花役
Twitter:@dad_azusa

山岡亜珠紗 わたしは3歳からクラシックバレエを習えば、舞台にも立ち続けてきました。小学校時代からはダンスも習えば、高校時代はバンド活動もやればと、スタイルは異なれ、スタージに立って自分を表現することをずっとやり続けてきました。そんな中、お芝居にも興味を持ち、舞台などを軸にしたお芝居の勉強もしたい気持ちから芸術大学の舞台化に進学。大学時代は舞台役者として学び続けてきました。だけど、大学卒業をきっかけに、わたしはアイドルグループへ所属し、アイドルとして活動を始めました。でも、活動をしていく中、「自分はアイドルには向いてないかも」と思い、ふたたび舞台の世界へと戻り、その後、舞台役者を続けてきました。役者を続けてゆく中、自分の中に、歌もダンスも、もっと生かせたらという気持ちが高まりだしたのが大きかったんでしょうね。そこで声優アイドルという存在を知れば、そのときに出会ったのが今回のオーディションだったことから応募したという経緯があります。

みんなで集まってのレッスン期間は、毎週末だから、与えられた役柄を覚える期間は実質3週間強でした。


──樹さんと亜珠紗さんは役者経験者ですが、3人は今回が…。

3人 初めてです。

古月結羽衣 役者経験はありませんが、今回のオーディション中も、自分なりに声優になりきって漫画のセリフを読んだりと、独学で学んでいました。

青木りほ  わたしも、そう。いろんなアニメに、わたしなりに声を当てて練習をしてきました。

アーチェニカ わたしは、オーディションのときからが初めての演技体験になりました。オーディション中、プロデューサーの方に役柄を指定され、その役柄を毎回のオーディションごとに演じてきました。そのときに心がけたのが、自分と、演じるキャラクターとの共通点を見いだすこと。オーディション期間中、候補生として選ばれたみんなと週末ごとに集まっては練習を重ねてゆく中、その経験を通してみんなの演じるキャラクターと掛け合いしてゆくことに楽しさを覚えれば、そこからどんどんお芝居が好きになりました。わたしは今も、「上手くなりたい」と頑張って練習している最中です。

──オーディション中は、どの役を演じたいかなど、自由に選べたのでしょうか?

山岡亜珠紗 いえ、そこは毎回監督さんから「今回、あなたはこの役柄を担当してください」と指名され、その期間中は、指定された役柄を演じてゆく形でした。

青木りほ  メンバーによっては、今、担当している役柄をその期間中にも演じていましたけど。わたしは、オーディション期間中、一度も小桜奏音を演じることはありませんでした。だから、結果発表の日に受かった喜びがありながら、「わたしが小桜奏音役を演じるんだ」と嬉しい衝撃も覚えていました。

──オーディション中、一つの役柄を身につける期間は、どれくらいあったのでしょうか?

山岡亜珠紗 1か月に1回のペースで公開審査があり、それを計3回繰り返しました。みんなで集まってのレッスン期間は、毎週末だから、与えられた役柄を覚える期間は実質3週間強でした。

藤本樹 普段は一人で練習をしながら、週末にみんなで集まったときに掛け合いの練習をしてきたわけですけど。あの時期は、わたしや結羽衣ちゃんは関西出身で、毎週のように上京していたし、当時選ばれていたメンバー11人みんなが関東出身ではないから、自主的に集まろうとなっても物理的に難しかったんですね。なので、GROUP LINEを作り、そこで自主練習を積み重ねることもやっていました。

そこへ至るまでにあったいろんなことが、後に私たちが演じる朗読劇になるんですけど…。

──それぞれ、演じているキャラクターの魅力についても聞かせてください。

藤本樹 わたしが演じている双葉美詩は、Fenomenoのリーダーで、彼女が「アイドルグループを作ります」と宣言したことから、今のメンバーに声をかけて結成まで至りました。そこへ至るまでにあったいろんなことが、後に私たちが演じる朗読劇になるんですけど…。
美詩は、グループのリーダーのように、とにかく元気で行動的だし、みんなをまとめあげてゆくパワフルなキャラクター。わたし自身はリーダー向きではないし、美詩ほどのパワフルさを持っていないから、そこは、美詩を演じながら吸収しているところです。でも、美詩の真っ直ぐな性格はわたしと共通するところ。そこは自分と重ねやすい面です。わたし自身、自分とは異なる魅力を持ったキャラクターだからこそ、今は、役柄からいろんな刺激を感じれば、美詩自身に成りきろうと演じています。

──樹さんは、現実面でもFenomenoのリーダーですよね。

藤本樹 一応、リーダーをやっています。そうなったのも、キャラクターがリーダーだったから現実にも…という形なんですけど。Fenomenoのリーダーを任されたことで、ネガティブ趣向だった面をポジティブな性格に変えられたところはあるけど。ただ、みんなをまとめあげるのは……ね。

青木りほ  いわゆる、ザ・リーダーというタイプではないけど。でも、みんな信頼しているし。何より、その天然さがね。

古月結羽衣 良い意味でほわっーとした性格だから、みんなで「支えたい」と思えるリーダーです。

藤本樹 互いに支え合っています(笑)。それまでのわたしって、日頃から「しっかりしてなきゃ」と気持ちを持つように心がけていましたけど。みんなに「天然」と言われ、自分でそれを知ったことから、「出来ないことを無理にやるのではなく、そこは出来る人に任せよう」となれたように、Fenomenoで活動を始めたことで、自然体の自分で活動できるようになれました。

古月結羽衣 次は、わたしかな。わたしが演じている城ケ崎紬ちゃんは、服飾系の専門学校に通いながら、普段はモデル活動もしている19歳のお嬢さま。けっこう高飛車なキャラクターで、そこはわたしとは完全に真逆なところ。だから、紬ちゃんを演じると決まったときはビックリしたけど。普段のわたしとは間逆だからこそ出せるギャップを、みなさんに楽しんでもらえたらなと思っています。実際、普段のわたしなら言わない言葉を紬はたくさん口にしているから、演じながらそれを言葉にしていくのを、わたし自身が楽しんでいます。

青木りほ  わたしが演じている小桜奏音は、Fenomenoの楽曲の作曲担当の子で、グループへ加入する前から、ネット上に自分の楽曲をアップしていたヲタクです。わたし、5人のキャラクターを初めて見たときからズッと奏音推しでした。ただし、自分で演じたいではなく、わたしの中では「結羽衣ちゃんが奏音を演じてくれたらすっごく似合いそうだし、さらに推すなぁ」と思っていたから、まさか、自分が演じることになってビックリしています。最初こそ、推しを演じることに驚きや戸惑いもありましたけど。でも、推しだからこそ、「奏音のことを一番理解してあげられるのはわたしだ」という気持ちでいますし、わたし自身が奏音にとっても唯一無二の存在になれるようにと、今は演じることを頑張っています。

アーチェニカ わたしが演じている冴島歌莉は、19歳の一匹狼ギャル。わたしも19歳になったから、年齢は歌莉と一緒になりました。わたしはダンスが得意で、歌や演技は未経験でした。でも、歌莉は「歌の上手い子」ということで、歌の勉強をしていく中、いつしかわたしも歌うことが好きになっていました。歌莉は、いわゆるギャルと呼ばれる子。わたしはギャルとは無縁な性格……だと思っていたんですけど。ファンの方々から「ギャルっぽいところが似てるよね」とよく言われるから、じゃあ、わたしも普段からギャルっぽさを心がけようと思うようになりました。

古月結羽衣 最初からギャルだったよ(笑)

アーチェニカ あれっ?!(笑)。

山岡亜珠紗 わたしが演じる静原踊花は、ダンスを得意とするクールな孤高キャラ。物語の中、美詩にグループへの加入を誘われ一度断ったのに、結果的にメンバーになりました。その理由は朗読劇の中で明かされるから、そこは楽しみにしていてください。踊花はFenomenoの振り付けを担当している子、わたしもダンスが得意だし、今後発表になる楽曲でも初めて振り付けを担当したように、そこは、わたしと踊花の共通している面。今も、静原踊花というキャラクターに近づこうと頑張っている最中ですけど、ダンスの面など、これまでの経験を演じるうえで生かせているのも嬉しいなぁと思っています。

──みなさん、役柄が決まり、そのキャラクターを演じ続けることで、どんどん役柄に染まりだしている感じでしょうか。

藤本樹 みんな、演じるキャラクターのことを知れば知るほど、「合致してきたなぁ」という印象はあります。わたし自身、美詩のことを深く考えることが多くなった理由もあるのか、今では、自然と頭の中で双葉美詩自身が動けるようになったと言いますか、お芝居に合わせて、彼女の動きやしゃべる表情が見えてくるようになったから、どんどん演じやすくなっています。

今後、演じる朗読劇を通し、その中で展開してゆく物語とリンクしながら聴いていただけたら、記した想いの理由がより深く見えてくると思います。

──3月より、Fenomenoとして本格的に動き出しました。今も、毎月のように主催公演を行っているんですよね。

山岡亜珠紗 主催公演を行うたびに、演じてる各自のキャラクターもそうだし、メンバー個々の魅力や個性の面でも新しい発見や驚きの連続だから、毎回すごく刺激を受けています。一人一人では表現が難しいことも、「この5人だからこそ」出来ることも増えれば、いろんな発見もあります。

──主催公演では、どんなことをやっているのでしょうか。

アーチェニカ ちょっとしたお芝居を見せれば,それそれがキャラクターに成りきったライブや、「実験室」と題して、毎回、趣向を変えたゲーム企画もやっています。

藤本樹 これまでに3回「実験室」のコーナーをやりました。メンバーの誕生月とも重なっていたことから、誕生日の子が、他のメンバーが持ってきたプレゼントの中身を当てるクイズをやれば、お互いの気持ちがどこまで繋がってるのかを図る以心伝心の企画もあったし、わたしが涙もろいことから、誰が一番早くわたしを泣かせるかを競いあうこともやりました。「実験室」に関しては、演じているキャラクターではなく、私たち5人の素顔がいろいろ見えてくるから、そこを毎回楽しんでもらえたらなと思っています。

──主催企画の中の楽しさの一つが、訪れた人たちと一緒にはしゃげるライブコーナー。Fenomenoは、6月に1stシングルをリリースします。収録曲たちの魅力も教えてください。まずは『Overray』からお願いします。

古月結羽衣 『Overray』は私たちが初めていただいた曲という理由もあって、とくに思い入れも深い楽曲です。歌い踊っていますけど。ダンス曲というよりも、互いに役を演じるように歌ってゆく様がライブでの見どころになっています。『Overray』は、みんなの気持ちが一つになって夢を追いかけるという、今のFenomenoになる前の、まだ出会って間もない頃のお互いの関係性を歌にしています。今後、演じる朗読劇を通し、その中で展開してゆく物語とリンクしながら聴いていただけたら、『Overray』に記した想いの理由がより深く見えてくると思います。

藤本樹 『Overray』は、わたしの演じている双葉美詩が作詞を担当しています。メロディー自体は、とても柔らかい魅力を持っていますが、歌詞にはすごく前向きな思いが記されています。物語や歌詞に合わせた振りをしながら歌う楽曲だから、Fenomenoの物語を知れば知るほど深く楽しめる曲。『Overray』自体が夢を持って頑張る人の背中を押す歌だから、そこにもわたしは魅力を感じています。

青木りほ  続いて『SING A DREAM!』は私たちFenomenoの歌ですけど、「DRAWS A DREAM」というプロジェクト自体の主題歌のような楽曲です。『SING A DREAM!』には、夢を追いかける想いを歌詞へ記していれば、夢をあきらめない強い意志も書いているから、歌うたびにすごく元気をもらえます。わたし自身、『SING A DREAM!』を歌うたびに、「夢をあきらめないでいて良かったな」と思えるように、夢に向かって頑張っている人には、ぜひ聴いてほしい歌です。きっと背中を推してくれますし、それくらい、わたしの中では”神曲”になっています。

アーチェニカ 『SING A DREAM!』は、一度あきらめかけた夢をまた追いかける内容なんですけど。わたし自身が、一度夢をあきらめかけた人だから、初めてこの曲をライブで歌ったとき、本当に涙が零れそうになったのを覚えています。夢をあきらめかけた経験は私たちだけじゃなくて、演じているキャラクターたちにも共通すること。だから、この曲も物語と重ね合わせて楽しんでほしいなと思います。私たち自身も、この曲を歌うたびに夢に向かって駆けだしてゆく気持ちになれるから、そこも好きなところです。

山岡亜珠紗 『SING A DREAM!』は、これから私たちが演じてゆく朗読劇のオープニングを彩る楽曲になります。同時に、Fenomenoの物語の始まりの楽曲にもなっています。
そして、もう1曲の『My Selfish』も、双葉美詩が作詞を担当。この歌詞からは、美詩がFenomenoを結成しようとしていた当時、こういう気持ちだったんだろうなというのが見えてくるから、この曲も、これから始まる物語とリンクして聴いていただけると、より深く歌詞の内容を楽しめると思います。中に書いてある「きっと一人より二人で きっとみんなで見る夢が 私たちを強くなる」という歌詞こそ、まさに美詩の、みんなを集めてグループを作りたいという思いの元になっている気持ちだなと思えて、わたしの胸にグサッと刺さりました。もちろん、私たち自身もこの気持ちを胸に活動していこうという気持ちにもしてくれる歌です。

藤本樹 『My Selfish』は、美詩らしさが一番出ている楽曲かも知れない。美詩は自分勝手な性格。だけど、その強さがみんなを引っ張りあげているんですね。そんな美詩の持つリーダーとしての力強さや意志を、わたしも『My Selfish』には感じていました。

それぞれに自分の人生を歩んでいた5人が、なぜFenomenoのメンバーになり、一緒に気持ちを一つに夢を追いかけるようになったのか。まずは、そこへ至るまでの展開を、何回かに分けてお届けします。

──もしや、収録したすべての楽曲が、7月より始まる朗読劇と…。

藤本樹 繋がりを持っています。朗読劇も、胸に夢を抱きながらも、それぞれに自分の人生を歩んでいた5人が、なぜFenomenoのメンバーになり、一緒に気持ちを一つに夢を追いかけるようになったのか。まずは、そこへ至るまでの展開を、何回かに分けてお届けします。

山岡亜珠紗 いきなり本筋から入るのではなく、メンバー個々をフィーチャーしながら、それぞれの物語と、Fenomenoの結成へ向けた物語とがリンクしながら語が展開していくから、どのお話も聴き逃せないです。

青木りほ  とくに聴きどころになるのが、「一度はメンバー入りを断った踊花が、なぜメンバーになったのか」「一匹狼のギャルの歌莉が、なぜグループに加入したのか」「高飛車なお嬢さまの紬が、どうしてグループ活動しようとしたのか」「自宅でパソコンに向かっていた奏音が、どうしてFenomenoに参加したのか」。言ってしまえば、みんな”一人でいることの多い子”で、”一人でいることに自分の居場所”を見つけていた子たちなんです。なのに、どうしてその子たちが美詩の誘いにのったのか。そもそも、なぜ美詩が、この4人に声をかけたのか。劇中で流れる曲たちに書いてある思いも含め、5人が気持ちを一つに夢に向かって突き進むFenomenoになるまでの物語を、まずは楽しんでいただけたらなと思います。

古月結羽衣 7月から始まる朗読劇は、まさに「Fenomeno結成の物語」だからね。

──朗読劇が楽しみになってきました。その物語を紐解くヒントにもなる曲を収録したCDも聞き逃せないですね。最後に、未来のFenomenoについて聞かせてください。

青木りほ  私たちの大きな目標は、この物語がアニメ化になり、Fenomenoとしても、背景にキャラクターたちのMVを映しながら大きな会場でコンサートをすることです。そこまでの道のりはまだまだ遠いと思いますけど。そうなることを目標に、これから夢に向かって駆け続けます。

藤本樹 このメンバーとなら、その夢を「信じられる」からね。

TEXT:長澤智典

1st シングル

<収録内容>
「Overlay」
「SING A DREAM! 」
「My Selfish」

価格 1,500円(税込)

Fenomeno

2023年3月デビューの新人声優アイドルグループ。
「Fenomeno」(フェノメノ)とは現象、あるいは得意な能力に恵まれた人、超常現象などの意味。
朗読劇や音楽活動などマルチに活動を行う、2.5次元アイドルユニット。

Twitter:@FenomenoInfo

DRAWS A DREAM

アイドルと声優の原石を発掘し、マルチに活躍する次世代アイドルの発掘プロジェクト。
アニメキャラクターと音楽で物語を描き、ボイスドラマ&音楽朗読劇、そして、劇中から派生したアイドルグループとして活動。
SEASON1では、人気監督・仁井学さんが書き下ろしたキャラクターでのボイスドラマ&音楽朗読劇を担当する形で、アイドルグループ「Fenomeno」として2023年3月にデビュー。
現在は、声優の宍戸留美さんがプロデュース、舞台「はじまりの物語」キャスト募集中!:詳細はこちら

Official Site:https://drawsadream.amebaownd.com
Twitter:@dad_staff
YouTube:DRAWS A DREAM

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期限:6月10日(土)23:59まで

この記事を書いた人

"音楽を中心に執筆中のライター。「あなたのため」に頑張ります。 twitter @nagasawatomonor Web http://vues.jp/"

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